2TBを超える大容量HDDが広く使用されるので、2TBファイルシステムの制限を破るのはますます重要になっていきます。ディスクの管理またはAOMEI Partition Assistantを使用してそれを解決できます。
コンピューターに新しいディスクを接続する時、Windowsはユーザーにそれを初期化させます。MBR(マスターブートレコード)またはGPT(GUIDパーティションテーブル)をそのパーティションスタイルとして選択できます。
Windowsに使用される最も一般的なファイルシステムはNTFSとFAT32です。
2TBファイルシステムの制限を破るためにディスクをGPTディスクに変換してそれをNTFSとしてフォーマットできます。
「ディスクの管理」はディスクとパーティションを管理するWindowsの内蔵ツールです。「ディスクの管理」は完全な空のディスクだけをGPTディスクに変換できるので変換の前にディスクをバックアップしたほうがいいです。ディスクの管理を起動するために検索ボックスに「diskmgmt.msc」を入力してEnterを押すことができます。具体的な方法は以下のとおりです。
手順 1. 変換したいディスク上のすべてのパーティションを削除します。
手順 2. 空のディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。
手順 3. 未割り当て領域を右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選択します。そしてウィザードに従って2TBを超えるボリュームを作成します。それはデフォルトでNTFSファイルシステムを選択します。
▶注意:GPTディスクにWindowsを再インストールしたいなら、マザーボードはUEFIブートモードをサポートしなければなりません。それに変換後UEFIブートモードを有効にしないといけません。
そのディスク上のすべてのデータを消去したくない場合は、専門的なディスクパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistantを使用できます。これは、Windows 11/10/8.1/8/7で動作するフリーウェアであり、データを失うことなくディスクをGPTに変換します。
手順 1. このソフトウェアをインストールして起動します。ディスクを右クリックして、「GPTディスクに変換」を選択します。
手順 2. 「はい」をクリックして操作を確認します。
手順 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。
手順 4. 既存パーティションを右クリックして「パーティションをリサイズ」を選択します。未割り当て領域を使用してパーティションを拡張します。そして指示に従って既存パーティションを拡張します。操作を終えた後、「適用」をクリックすることを忘れないでください。
これは、Windows 10で2TBファイルシステムの制限を破る方法についてです。パーティションはFAT32でフォーマットされた場合、「NTFS to FAT32変換器」をクリックしてパーティション上のデータに影響を与えずにFAT32をNTFSに変換できます。
またAOMEI Partition Assistantを使用すると2TBファイルシステムの制限を破るだけでなく、SSDにOSを移行、ディスクをコピー、ブータブルメディアを作成、Windows to Goディスクを作成することもできます。
Windows Serverユーザーの場合は、AOMEI Partition Assistant Serverを使用して2TBファイルシステムの制限を破る必要があります。