Windows 10にアップグレードした後、Cドライブの空き領域を増やす方法

Windows 7、8、8.1からWindows 10にアップグレードした後、Cドライブが容量不足で新しいアプリをインストールできないことあがりますか?この記事ではWindows 10で「Cドライブディスク領域不足」みたいな警告に対して、解決方法を説明します。最も効果的で簡単な方法である方法7をお勧めします。

投稿者 @Comnena 2024年05月29日 @Comnena 最後の更新 2023年05月15日

一般的に、WindowsとアプリケーションはシステムパーティションとしてのCドライブにインストールしています。Windows 7/8からWindows 10にアップグレードするユーザーははじめて新しいOSに入る時、Cドライブの空き領域が前より著しく減少することに気づいた事が多いです。この記事ではWindows 10でCドライブがいっぱいになった原因と空き容量を増やす方法を説明します。

Cドライブがいっぱいになる!

マイクロソフト社によるWindows 7のサポートが2020年をもって終了する予定です。最近はついにPCのWindows 7をWindows 10へ無償アップグレードしました。ただし、Windows 10に入った後、「ディスク領域不足」という警告メッセージが表示されます。確認すると、Cドライブの空き領域がほとんどなくなっています。

Cドライブはシステムファイルを格納する場所であり、空き領域がないと、パフォーマンスが低下し、一部の操作ができなくなるから、とてもまずい状態です。アップグレード前にCドライブのスペースが十分であるため、作業につれ、何かのファイルが作成されてここに保存される可能性が大きいです。実にCドライブの空き領域が少ないという問題はよくあるが、解決するには2つの方面からの検討が必要です。まずはもちろん不要なファイルを全部削除して空き領域を増やします。もう一つはディスクのパーティションレイアウトを変更してCドライブの容量を拡張します。

対策をとってシステムパーティションの空き領域を増やす前、Cドライブのスペースを吸い上げる元凶を突き止めるのは必要です。一般に、Cドライブはシステムだけでなく、ページングファイル、一時ファイル、キャッシュデータや他のシステムファイルで占められています。さらに、そこにインストールされたアプリケーションも知らず知らず沢山のスペースを占めます。

対策 1. ディスクを大掃除する

ディスク クリーンアップ」は不要なシステムファイル、一時ファイル、ダウンロードされたファイルやゴミ箱の中身を削除してディスク領域を解放するのに役立つ組み込みユーティリティーです。まずはこのツールでCドライブをクリーンアップしてみます。

手順 1. Windowsエクスプローラーを開いて、Cドライブに右クリックしてポップアップメニューに「プロパティ」をクリックします。

手順 2. ポップアップウインドウに「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。Windowsはクリーンアップで作成できる空き領域を計算してから削除できるファイルをリストアップします。削除したいファイルをチェックして「OK」をクリックしてクリーンアップを行います。

Cドライブをもっと徹底的に掃除するには「システムファイルのクリーン アップ」をクリックします。ここではWindows アップデートの一時ファイルと他のシステムファイルを削除できます。

これで、20GB弱の空き領域を無事に増やしました!続けて他の方法を使用してシステムファイルを掃除します。

対策 2. 要らないアプリをアンインストールする

一部のアプリケーションは一度インストールして使った後、二度と使うことなし、そのままCドライブの領域を沢山占めています。再度に使用する見込みがなければ、それらのアプリケーションをアンインストールした方がいいです。

手順 1. スタートボタンを右クリックして、ポップアップメニューに「アプリと機能」を選択します。

手順 2. 「アプリと機能」で要らないアプリケーションをアンインストールして空き領域を作成します。

対策 3. 休止状態を無効にする

「休止状態」機能はWindowsでデフォルトで有効になっており、パソコンの物理メモリ(RAM)容量の75%に相当するサイズのファイル(hiberfil.sysファイル)がCドライブに作成されます(8GBのRAMを搭載している場合、hiberfil.sysファイルは6GBのCドライブ領域を占有します)。この機能はとても便利ですが、利用しないユーザーはそれを無効にして多くのスペースを空けられます。

手順 1. タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、検索候補にある「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

手順 2. 「コマンド プロンプト」で「powercfg.exe /hibernate off」と入力して、Enterを押します。

対策 4. ページングファイルを他のパーティションに移行する

ページングファイルは仮想メモリによる作成するシステムファイルです。一般に、ページングファイルの容量は物理メモリの1.5-2倍が必要です。デフォルトでCドライブにあるページングファイルを他のパーティションに移して沢山の空き領域を作成できます。

手順 1. デスクトップにある「PC」を右クリックしてポップアップメニューに「プロパティ」を選択します。

手順 2. 「システムの詳細設定」をクリックしてパフォーマンスの「設定」ボタンをクリックします。

手順 3. ポップアップウインドウに「詳細設定」タブをクリックして下にある仮想メモリの「設定」ボタンをクリックします。ここでCドライブのページングファイルをなしにして、代わりにDドライブなど他のパーティションにページングファイルを設定します。

対策 5. ブラウザのキャッシュデータをクリーンアップする

ウェブサイトにアクセスするとき、ページとその上の画像、動画や音楽がダウンロードされます。長時間につれて、閲覧履歴、ダウンロードファイル、Cookieやキャッシュデータなどが驚くほど巨大なサイズになります。それらのファイルを削除して、さらに多くの空き領域を作成できます。

上記の作業によって、Cドライブの空き領域が大幅に増やしたはずです。ただし、最初Cドライブを作るときに容量を特に大きめに割り当てていなかったユーザーにとって、Cドライブが不足する問題はよくあります。こういう場合は上記の掃除を繰り返しがちで、非常に不便です。一方、他のパーティションには沢山の空き領域が有り余るほどあります。根本的に解決するにはCドライブの容量を増やして、つまりパーティションを拡張することです。

Cドライブを拡張するソフト

Cドライブの総容量はパーティションを割り当てるときに定着しました。Cドライブを拡張したいなら、ディスク上の他の利用可能な領域をCドライブと合併して済みます。ただし、システムパーティションとして、Windowsの組み込みユーティリティーでCドライブを編集するのは多くの制限があります。ここでは最高のディスク管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを強くお勧めします。このソフトウェアを利用してCドライブを簡単に拡張できます。

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対策 6. アプリをCドライブから別のドライブに移動する

一部のアプリケーションをCドライブから別のドライブに移行して、Cドライブの容量不足問題を修正することもできます。AOMEI Partition Assistant Proの「アプリ引っ越し」を使用すると、1つまたは複数のアプリをCドライブから別のドライブに安全かつ簡単に移行できます。次に、アプリをCドライブから別のドライブに移動する方法を確認します。

手順 1. アプリムーバーをインストールして実行し、「空間を解放」>「アプリ引っ越し」をクリックします。

手順 2. 「アプリを移動」と「フォルダを移動」2つのオプションがあります。ここでは「アプリを移動」を選択します。

手順 3. ポップアップウィンドウで、Cドライブを選択し、「次へ」をクリックします。

手順 4. ここにCドライブ上のすべての可動アプリが一覧表示されます。移行したい1つまたは複数のアプリとターゲットパーティションを選択します(ここではDドライブを選択します)。次に、「移行」をクリックします。

手順 5. CドライブからDドライブに移動するアプリを閉じたことを確認します。次に、「OK」をクリックします。

手順 6. 移行プロセスが完了するのを待ちます。 次に、「完了」をクリックします。

アプリを移行した後、大きなファイルを削除すると、PCのC ドライブの空き容量を増やすことができます。

対策 7. Cドライブを他の領域と合併する

AOMEI Partition Assistant Professionalの「パーティションを結合」機能は隣接している2つのパーティションを合併させます。また、あるパーティションをディスク上の未割り当て領域と結合してパーティションを拡張させます。

手順 1. AOMEI Partition Assistantを起動させ、全てのパーティションがメインインタフェースに表示されます。Cドライブを右クリックして「パーティションを結合」を選択します。

手順 2. ポップアップウインドウでCドライブと結合する領域を選択します。Cドライブと隣接しているDドライブまたは未割り当て領域を選択して(両方共チェックして全部合併してもよい)「はい」をクリックします。

手順 3. メインインタフェースに仮想結果が見えます。左上にある「適用」ボタンをクリックします。作業を確認して「続行」をクリックします。AOMEI Partition Assistant ProfessionalはPCを再起動してパーティションの結合を行います。

これで、Cドライブは他の領域と結合しました。しかし、DドライブをCドライブと合併したくない、または未割り当て領域がない場合はこの機能が役立たません。

対策 8. 空き領域を割り当てる

空き領域を割り当てる」機能とはあるパーティションの空き領域から未割り当て領域を割り当てて、その未割り当て領域をもう一つのパーティションと合併して二番目のパーティションを拡張するごく便利な機能です。今回はEドライブから20GBの空き領域をCドライブと合併する作業を例にとて説明します。

手順 1. Eドライブを右クリックしてポップアップメニューから「空き領域を割り当てる」を選択します。

手順 2. ポップアップウインドウで割り当てる空き領域のサイズ20GBを入力して、ターゲットドライブをCドライブと指定します。

手順 3. 仮想結果が見えます。「適用」をクリックして作業を実行します。

まとめ

今回の記事はWindows 10にアップデートした後Cドライブをクリーンアップする方法とパーティションを拡張する方法を説明しました。Cドライブが容量不足になル場合はぜひ上記の方法を試してみます。大容量ディスクに換装する以外に、AOMEI Partition Assistant Professionalを利用してCドライブを拡張するのは最高な解決策です。実にこの多機能のソフトは「OSをSSDに移行」、「ディスクをMBRとGPTの間で変換」、「パーティションを復元」、「Windows To Goドライブを作成 」など高度な機能を備えています。手頃な値段で購入して、これから無期限無償アップグレード付きのAOMEI Partition Assistantを利用してディスクの管理を楽々に行いましょう。