Windows 11「22H2」にアップデートできない場合の解決方法

2022年9月21日にリリースされたWindows 11の最新バージョン「22H2」は、重要なアップデートで、不具合の修正や様々な新機能の追加が行われています。そのため、多くの人々が早く試してみたいと考えています。ただし、自分のパソコンにいつ22H2のアップデートが提供されるかは分かりませんので、この記事では、手動でWindows 11の「22H2」にアップデートする方法を紹介します。また、Windows 11の「22H2」へのアップデートができない場合についても解決策を説明します。

投稿者 @ゆき 2024年04月30日 @ゆき 最後の更新 2023年07月04日
 

Windows11 22H2のダウンロードができない

おはようございます。

表題の件で質問です。

Windows11のアップデートをしようとしても、

Version22H2のインストールができません。

できないというよりも、アップデートに出てきません。

どうしたらインストールできるのでしょうか?

わかる方おられましたら、ご教授お願いします。

-価格.comパソコンからの質問

Windows 11の最新版「22H2」について

2022年9月21日には、Windows 11のメジャーアップデートである「22H2」がリリースされ、不具合の解消や様々な新機能が追加されました。これまでの月次品質アップデートではいくつかの変更が行われてきましたが、今回の22H2は文字通りWindowsのバージョン番号が変更され、またサポート期限も変更される大きな節目となります。

新たなWindows 11 22H2の特徴を一言で表すならば、UIのブラッシュアップです。一部の機能は10月のアップデートに先送りされましたが、今回の更新でも多くの機能が追加されています。デスクトップ、スタートメニュー、タスクバー、設定など、比較的細かな部分に手が加えられ、使いやすさが重視されたバージョンとなっています。具体的には、Windows 11「22H2」の変更点まとめを参考にしてください。

もちろん、リリース直後にはバグなどが見つかる可能性もありますが、これまで使いづらいと感じていた部分が改善され、利用すると安定して動作しているため、アップデートして損することはないと言えるでしょう!((o(。>ω<。)o))

手動でWindows 11「22H2」にアップデートする方法

手動でWindows 11「22H2」にアップデートするには、以下の3つの方法があります:更新プログラムのチェック、アップデートツールの使用、およびISOファイルからのアップデートです。

方法1:更新プログラムのチェック

手順 1. 「スタート(Win)」ボタン⇒「設定」⇒「Windows Update」をクリックします。

手順 2. アップデートを確認:「Windows 11 version 22H2が利用可能です」と表示される場合は、ここから「22H2」にバージョンアップデートすることが可能です。

もし表示されていない場合は、「更新プログラムのチェック」をクリックしてみてください。
他の更新プログラムが表示される場合は、まずダウンロードしてインストールしておきます。その後、「Windows Update」を再度開き、「Windows 11 version 22H2が利用可能です」と表示されるかを確認します。
他の更新プログラムのインストールが完了しても「Windows 11 version 22H2が利用可能です」と表示されていない場合は、アップデートの提供がまだ行われていない可能性があります。具体的なアップデートの時期は不明です。ただちに22H2にバージョンアップデートしたい場合は、別の2つの方法で実行することもできます。

手順 3. 「ダウンロードとインストール」をクリックしたら、「ソフトウェアライセンス条項」が表示されますので、「同意してインストール」クリックします。

手順 4. ダウンロードが開始されます。ダウンロードが完了すると、Ver.22H2のインストールが自動的に開始されますので、そのままお待ちください。アップデートには再起動が必要になりますので、インストール完了後「今すぐ再起動する」をクリックしましょう。

※ダウンロード・インストールには、30分程度の時間がかかります。

手順 5. 再起動後、「更新が進行中です」と表示され、22H2の「更新プログラムの構成」が開始されますので、そのままお待ちください。

パソコンの環境によっては、この過程にはかなりの時間がかかる場合があります。
インストールの進行状況やメッセージが表示され、数回自動的に再起動が行われることもあります。
画面が停止しているように感じられる場合でも、明らかな問題がない限り、「強制終了」しないでください。安定した状態で更新プログラムの構成が完了するまでお待ちください。

手順 6. プログラムの構成が完了したら、Windows 11にサインインして、デスクトップが正常に表示されるかを確認します。

手順 7. Windows 11のバージョンを確認:スタートメニューの検索ボックスに 「winver」と入力・実行しましょう。「バージョン22H2」になっていれば、最新バージョンへのアップデートは完了です。

方法2:アップデートツールの使用

さっそく22H2にアップデートして新機能を試そうと思いましたが、なかなかWindows Updateに22H2が届きませんか?
方法1を利用してWindows 11 22H2へアップデートしようとしましたが、「更新が失敗しました」と表示され、「トラブルシューティング」を実行しても解決できず、「再試行」の無限ループ地獄に陥ってしまいますか?

22H2のアップデートが届くのを待たないとき、方法1でWindows 11の最新版22H2にアップデートできないとき、Microsoftの公式サイトから直接「22H2」を入手し、手動でアップデートすることができます。

Microsoft公式のアップデートツール(インストールアシスタント)を使用して22H2へのバージョンアップデートを行う手順は次の通りです。

手順 1. Microsoft公式サイトの「Windows 11をダウンロードする」ページを開き、「Windows 11インストールアシスタント」の「今すぐダウンロード」をクリックします。そうすることで、ツール(Windows11InstallationAssistant)が保存されます。

手順 2. ダウンロードしたインストールアシスタント「Windows11InstallationAssistant」をダブルクリックします。

※Chromeの場合、ダウンロードしたファイルは画面の左下に表示されますので、「フォルダを開く」をクリックします。ダウンロードフォルダ内に「Windows11installationassistant.exe」というファイルが見つかるはずです。

手順 3. 次に同意する内容が表示されたら「同意してインストール」をクリックします。

※Windows11のクリーンインストールや新規購入したPC、レジストリの編集などで、要件を満たしているかのチェックが完了していない場合、同意画面が表示されず「PC 正常性チェックのアプリのダウンロード」が表示され、アプリのダウンロードと実行が必要になります。先に要件のチェックを終了してから、再度ツールを実行すれば、ライセンス条項が表示されるようになります。

手順 4. ダウンロードが開始されますので、そのまま待ちます。「PCをチェックしています」「準備をしています」などが表示された後、「更新プログラムをダウンロードしています」と表示されますので、そのまま待ちます。「Windows をインストールしています」と表示され、何回か自動で再起動する場合があります。

※このあたりのタイミングでバージョンアップデートが失敗する場合は、空き容量が不足している可能性があります。

手順 5. インストールの準備が完了したら、「Windows 11 をインストールするには、PCを再起動する必要があります」が表示されますので、「今すぐ再起動」をクリックします。

手順 6. 何もしなくとも「30分」後には、自動で再起動が実行されます。「サインアウトしようとしています」表示されたら、「閉じる」をクリックします。また、クリックしなくとも強制的に再起動します。

手順 7. 再起動後、起動画面の後に「更新プログラムを構成しています」と表示されますので、そのまま待ちます。バージョンアップデートが問題なく進めば、サインイン画面が表示されますので、サインインします。バージョンアップデートの最終構成が始まりますので、そのまま待ちます。最後は、Windows 11のバージョンを確認します。

方法3:ISOファイルからのアップデート

Windows11 22H2のバージョンアップデートは、22H2のISOファイルをダウンロードして実行することで行うことができます。この方法は上書きバージョンアップデート方式と呼ばれ、通常のバージョンアップデートとほとんど変わりありません。

手順 1. Ver.22H2のISOファイルをダウンロード:Windows11のダウンロードページにアクセスし、「Windows 11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする」選択ボックスをクリックします。そこで「Windows11」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

「製品の言語の選択」が表示されますので、そこで「1つ選択」をクリックして言語を選択し、「確認」をクリックします。
その後、「ダウンロード」が表示されますので、「64-bitダウンロード」をクリックすることでダウンロードが可能です。

手順 2. 22H2のISOファイルを実行:ISOファイルをダブルクリックします。ダブルクリックすると、Windows11の仮想DVDが作成され、ファイルの中身が表示されます。ファイルが表示されたら、「Setup」をダブルクリックして実行します。

※「ユーザーアカウント制御」の警告が表示された場合は、「はい」をクリックします。

手順 3. 準備中の表示の後に、「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックします。

手順 4. 修復を目的としている「更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手」が表示されたら、「今は実行しない」を選択し、「次へ」をクリックします。その後、「PCをチェックしています」と表示されますので、そのままお待ちください。

手順 5. 「ライセンス条項」が表示されたら、「同意する」をクリックします。「インストールに必要な作業を確認しています」と表示されたら、そのままお待ちください。

手順 6. PCの状態を変更せずにバージョンアップデートを行うため、この時点ではまだ「インストール」をクリックしないでください。「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」と表示されていることを確認したら、「インストール」をクリックしてください。

「個人用ファイルとアプリを引継ぐ」が表示されて、チェックマークが付いていることを確認してください。
もし「個人用ファイルとアプリを引継ぐ」が表示されていない場合は、「引き継ぐものを変更」をクリックしてください。
「引き継ぐものを変更」をクリックした場合は、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択し、「次へ」をクリックします。

手順 7. 「Windows 11をインストールしています」と表示されます。環境によっては時間がかかる場合もありますが、そのままお待ちください。

※「Windows 11をインストールしています」の画面では、最終の準備段階です。キャンセルはこの画面が終了するとできなくなります。

手順 8. 最終の準備が終了すると、「間もなくPCが再起動されます」というメッセージが表示され、しばらくすると再起動が行われます。

手順 9. 再起動後、起動画面の後に「更新プログラムを構成しています」と表示されますので、そのままお待ちください。

パソコンの環境によっては、かなりの時間がかかる場合もあります。
インストールの進行状況やメッセージが表示され、数回自動で再起動することもあります。
画面が停止しているように感じても、明らかな問題がない限り「強制終了」しないでください。

手順 10. バージョンアップデートが問題なく進行すると、サインイン画面が表示されますので、サインインしてください。22H2バージョンアップデートの最終的な構成が開始されますので、そのままお待ちください。最後は、Windows 11のバージョンを確認します。

「これには数分かかる場合があります」と表示され、その後別のメッセージが表示された場合は、「もう少しで完了です」というメッセージが表示されるまでしばらくお待ちください。
環境によっては、自動的に再起動が行われることもあります。また、進行が遅く感じられる場合でも、強制終了などの操作は避けてください。
ホーム画面が表示されたら、バージョンアップデートは完了です。
アップデート後にバージョンを確認するには、「設定」→「システム」に進み、「バージョン情報」をクリックすることで確認することもできます。

Windows 11「22H2」にアップデートできない理由

Windows 11 22H2更新プログラムのインストールに失敗する一般的な理由としては、記憶域の不足、インターネット接続の問題、システムファイルの破損、以前のバージョンのバグ、セキュリティソフトウェアがWindows 11のアップデートを妨げていることが考えられます。

Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行したり、更新サービスを再起動したり、Windows Updateキャッシュをリセットしたり、アンチウイルスを一時的に無効にしたり、DISMとSFCコマンドを使用して破損したシステムファイルを修復したりすることで、ほとんどのWindows Updateの問題が解決し、エラーなくWindows 11バージョン22H2にアップグレードできるでしょう。

Windows 11「22H2」にアップデートできないときの対処法

次は、22H2のアップデートが失敗するときのいくつかの対処法を詳しく解説します。

一般的に、コンピューターを再起動してオペレーティングシステムを更新すると、Windows 11 22H2アップグレードを妨げる可能性のある一時的な不具合が解消されることがあります。次に、外部デバイスを取り外すことも検討してください。プリンターやスキャナーなど(キーボードとマウスを除く)を一時的に削除し、PCを再起動します。その後、Windows 11 2022のインストールを試みてください。特に、ハードウェアやドライバーの競合がWindows 11 22H2へのアップグレードを妨げている場合、これによって問題が解決する可能性があります。

対処法1:空き容量を増やす

バージョンアップデートの進行中に「0xC190020E」というエラーコードが表示された場合、お使いのシステムドライブ(通常Cドライブ)の空き容量が不足している可能性があります。一部の大きなファイルを外付けHDDなどに移動したり、未使用のプログラムやファイルを削除したりすることでストレージ容量を解放することをお勧めします。もちろん、それだけでは足りない場合もあります。

PCの環境によりますが、私たちの検証結果では、データやアプリが一切入っていなくても、最低でも26GB以上の空き容量が必要であることがわかりました。
更新プログラムのチェックで、バージョンアップデートが失敗する場合、IOSファイルからアップデートすることで成功することがあります。

AOMEI Partition Assistant Professionalでシステムドライブの空き容量を増やして、ストレージ不足の問題を解決することもできます。以下に詳しい手順を説明します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

▶別のパーティションから空き容量を取得してパーティションを拡張する

手順 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、割り当てるパーティションを右クリックして「空き領域を割り当てる」を選択します。 

手順 2. パーティションからカットする空き領域のサイズを入力すると、この空き領域がターゲットパーティションに直接追加されます。

手順 3. 結果をプレビューし、問題なければ「適用」をクリックしてください。

▶2つのパーティションを1つの大きなパーティションに結合する

手順 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。ターゲットドライブを右クリックして、「詳細処理」⇒「パーティションを結合」を選択します。

手順 2. ターゲットドライブに追加したい未割り当て領域やパーティションにチェックを入れて、「はい」をクリックします。

手順 3. メイン画面に戻ると、未割り当て領域やパーティションを既にターゲットドライブに移動したことがわかります。ツールバーの「適用」をクリックして、操作を実行します。

▶そのはかの方法

「パーティションを拡張」、「パーティションをリサイズ/移動」「大容量ファイルを削除」などの機能を利用して、ドライブの空き容量を増やすことができます。また、「アプリ引っ越し」機能では、プログラムを別のパーティションに移行して、ディスク容量不足の問題を解決することもできます。

対処法2:インターネット接続を確認する

インターネット接続を確認することは、Windows Updateのダウンロードが中断されたり、様々なエラーによってインストールが失敗したりする場合に非常に重要です。Windows 11 22H2のアップデートファイルをMicrosoftサーバーからダウンロードするためには、安定したインターネット接続が必要です。

https://www.speedtest.net/では、インターネットのダウンロードやアップロードの速度を確認することができます。

Windowsキー+Rキーを押して、「ping google.com -t」と入力し、[OK]をクリックしてください。これにより、Google.comから継続的にリプライを受け取ることができるかどうかを確認します。

もしデバイスが仮想プライベートネットワーク(VPN)に接続されている場合、まずそれを切断し、一時的にサードパーティのウイルス対策ソフトウェアを無効化またはアンインストールしてください。その後、Windows Updateを開き、Windows 11バージョン22H2の横にある「ダウンロードとインストール」ボタンをクリックしてください。

対処法3:トラブルシューティングツールを使用する

Windows 11には、アップデートやネット接続、プリンターなど指定し、問題の検出をして問題が見つかれば、自動で修復してくれる機能(トラブルシューティングツール)が組み込まれています。これを実行することで、更新プログラムのダウンロードやインストールに関する問題を解決できるようにします。

手順 1. まず、Windowsキー+Xキーを押して「設定」を選択し、「システム」に移動してから「トラブルシューティング」を行います。

手順 2. その後、「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。そうすることで、利用可能なトラブルシューティングツールのリストが表示され、Windows Updateを見つけてその横にある「実行する」をクリックします。

これにより、問題の検出と修正が開始され、Windows 11のバージョン22H2へのアップグレードが妨げられているかどうかが判断されます。このプロセスは完了するまで忍耐強く待つ必要があります。

トラブルシューティングプロセスが完了したら、PCを再起動し、Windows 11の22H2に再度アップグレードしてみてください。

※より詳しい情報については、トラブルシューティングツールの使い方を参考にしてください。

対処法4:Windows Updateコンポーネントを修復する

Windows Updateのトラブルシューティング ツールで問題を解決できず、それでもWindows 11 22H2の更新プログラムのダウンロードが停止するか、別のエラーでインストールに失敗する場合は、破損したWindows Updateコンポーネントを手動で修復すると問題が解決する可能性があります。

これを行うには、まずWindows Updateとその関連サービスを停止し、次にWindows Updateキャッシュ ファイルをクリアして、Windows Updateに強制的にMicrosoftサーバーから新しいファイルをダウンロードさせる必要があります。

手順 1. Windows Updateサービスを停止:Windowsキー+Rキーを押して、「services.msc」と入力し、Enterキーを押してください。これにより、Windowsサービスコンソールが開きます。下にスクロールして、Windows Updateサービスを見つけ、右クリックして「停止」を選択します。

手順 2. Windows Updateキャッシュをクリア:Windowsキー+Eキーを押してファイルエクスプローラーを開き、C:\Windows\SoftwareDistribution\Downloadに移動します。ここで、ダウンロードフォルダー内のすべてのファイルとフォルダーを削除します。これを行うには、Windowsキー+Aキーを押してすべてを選択し、Delキーを押します。これらのファイルについて心配する必要はありません。次に更新プログラムを確認するときに、Microsoftサーバーから新しいファイルがダウンロードされます。

※重要なデータのバックアップを取ることをおすすめします。

手順 3. Windows Updateサービスを再起動:「services.msc」を使用してサービスを再度開きます。Windows Updateを見つけて右クリックし、「開始」を選択します。再び設定を開き、Windows Updateを開き、Windows 11 22H2のアップデートが利用可能である場合には、「ダウンロードとインストール」をクリックします。これにより、更新プログラムがダウンロードされ、正常にインストールされるかどうかを確認します。作業が完了したら、PCを再起動して変更を適用します。

対処法5:システムファイルチェッカーを実行する

Windows 11の場合、システムファイルが破損・紛失したりその他の不具合がある場合、バージョンアップデートが正常に行われないことがあります。このような問題を解決するために、以下の手順でDISMコマンドとSFCコマンドを実行し、破損したシステムファイルを修復するか、不足(欠落)しているシステム ファイルを回復し、アップデートが可能かどうかを試してみることをおすすめします。

手順 1. Windows 11コンピューターで管理者としてコマンドプロンプトを開きます。

Windowsキー+Sキーを押して、「cmd」と入力します。
「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
ユーザーアカウント制御(UAC)で許可を求めるプロンプトが表示された場合は、「はい」をクリックします。

手順 2. 次に、以下のコマンドを実行します。

DISMコマンドの実行:「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」により、システムイメージが修復され、スキャンプロセスを 100% 完了させます
SFCコマンドの実行:システムファイルチェッカーコマンド「sfc /scannow」により、破損したシステムファイルがスキャンされ、修復または復元されます。
※上記のスキャンプロセスに時間がかかる場合があります。100%完了したら、パソコンを再起動してください。

再起動後、設定を開き、Windows Updateを開き、Windows 11バージョン22H2へのアップグレードを再試行してください。

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対処法6:Google DNSに切り替える

一部のユーザーは、Windows 11バージョン22H2のアップデートができない場合、コンピューターのDNSサーバーアドレスを変更することは非常に有効なソリューションとなることを報告しています。以下の手順で、Google DNSに切り替えてみてください。

手順 1. Windowsキー+Rキーを押して、「ncpa.cpl」と入力し、「OK」をクリックして「ネットワーク接続」を開きます。

手順 2. 有効なネットワークアダプター(WiFiまたはイーサネット)を見つけ、右クリックして「プロパティ」を選択します。

手順 3. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。

手順 4. ここで「次のDNSサーバーのアドレスを使う」ラジオボタンを選択し、優先DNSサーバーに「8.8.8.8」、代替DNSサーバーに「8.8.4.4」を設定します。

手順 5. 「OK」「適用」「OK」の順にクリックして変更を保存します。その後、Windowsの更新プログラムを再確認してみてください。

これにより、Windows Updateの問題が解決する可能性があります。

対処法7:不要なユーザーキーを削除する

エラーコード「0x8007001f」でアップデートが失敗する場合、原因としてはレジストリのユーザーリストに不要なユーザーキーが登録されている可能性が高いです。この問題に対処する方法としては、以下の手順で不要なユーザーキーを削除することです。

手順 1. Windowsキー+Rキーを押して、「regedit」と入力し、「OK」をクリックして「レジストリエディター」を開きます。

手順 2. レジストリエディターの左側のツリービューで、次のパスに移動します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList

手順 3. ProfileListの下には、異なるSID(セキュリティ識別子)を持つ複数のユーザーキーが表示されます。

手順 4. 不要なユーザーキーを特定し、それを削除します。削除が完了したら、レジストリエディターを閉じます。

これにより、不要なユーザーキーが削除され、エラーコード「0x8007001f」によるアップデートの失敗が解決する可能性があります。ただし、レジストリの編集は慎重に行ってください。誤った操作や削除がシステムに悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。必要に応じて、変更前にシステムのバックアップを取ることをおすすめします。

Windows 11 0x8007001fでアップグレード失敗の対処方法

22H2のアップデート後に問題が出たときの対処法

■動作に問題がある場合の対処法

Windows 11のバージョンアップデート(Ver.22H2)後に、システムが重くなったり不安定になったりするなどの問題が発生することがあります。これは、システムファイルの破損や不具合が原因として考えられます。この場合、コマンドプロンプトを使用してシステムのチェックと自動修復を行うことで問題が改善される場合があります。システムのチェックの方法については、上の対処法5をご参照ください。

■起動できなくなった場合の対処法

Windows 11のバージョンアップデート(Ver.22H2)後に、起動できなくなった場合は、修復機能を利用して機能更新プログラム Ver.22H2を削除し、以前のバージョンでWindows 11を起動することで問題を解決できるかもしれません。詳細な手順については、以下のページをご参照ください。

Windows 11のバージョンアップデート後に起動できない場合の対処法

■不具合が発生した場合の対処法

Windows 11のバージョンアップデート(Ver.22H2)後に、パフォーマンスの低下やアプリケーションや周辺機器の使用に問題が生じた場合は、最大10日以内であれば、アップデート前のバージョンにシステムを復元することができます。具体的な手順については、以下のページをご参照ください。

Windows 11のアップデート前のバージョンに戻す方法

結語

Windows 11において、初めての大規模なアップデートである「22H2」がリリースされました。今回の22H2では、ユーザーインターフェース(UI)を中心に、さまざまな細かな改善が行われており、初めは地味に見えるかもしれませんが、実際に使ってみると非常に使いやすく進化しています。

この記事では、Windows 11「22H2」に手動アップデートする3つの方法(更新プログラムのチェック、アップデートツールの使用、ISOファイルからのアップデート)を解説しました。また、Windows 11「22H2」にアップデートできない場合の原因と対処方法(7つ)も詳しく紹介しました。さらに、Windows 11「22H2」へのアップデート後に問題が発生した場合の対処方法も提供しています。

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、以下のコメント欄に入力するか、またはsupport@aomeitech.comまでご連絡ください。よろしくお願いします。