この記事では、書き込み禁止があるかどうかにかかわらず、microSDカード(マイクロSDカード)またはSDカードをフォーマットする方法についてご紹介します。
WindowsでSDカードをフォーマットする最も簡単な方法はファイルエクスプローラーを利用することです。次の手順に従えば、Windows 11/10/8/7でSDカード、microSDカード(マイクロSDカード)をフォーマットすることができます。
1. フォーマットの必要があるSDカードをパソコンに接続します。
2. Windows 7/8の場合は「スタート」→「コンピューター」の順にクリックし、エクスプローラーを起動します。Windows 10/11の場合は「PC」をクリックし、エクスプローラーを起動します。或いは、「Windowsキー」と「Eキー」を同時に押し、エクスプローラーを起動します。
3. SDカードが表示されるので、それを右クリックし、ドロップダウンメニューから「フォーマット」を選択します。
4. フォーマットのウィンドウで、SDカードのファイルシステムを選択します。SDカードは32GBを超える場合、NTFSまたはEXFATファイルシステムを選択したほうがいいと思います。他の場合、FAT32またはNTFSを選択することをお勧めします。
5. 「クイックフォーマット」はデフォルトで選択されます。「開始」をクリックすると、SDフォーマットが始まります。
通常、数秒後にフォーマットが完了します。そしてSDカードをデータ保存に使用することができます。
しかし、時には「このディスクは書き込み禁止になっています。」というエラーメッセージが表示されるかもしれません。こういう場合、SDをフォーマットする前に書き込み禁止を解除する必要があります。
SDカードが書き込み禁止になってしまうことは大した問題ではありません。次は4つの方法を提供して、好みや必要に応じて、その中の1つを選んでSDカード(microSDカード)書き込み禁止を解除しましょう。
まず、SDメモリーカードはロック状態かどうかを確認してください。SDカードにはロック機能がついており、カード側面のツマミをロック位置に移動させると、データの削除/上書きを禁止することができます。だから、この原因なら、ロックスイッチを上(アンロックの位置)にあげて、書き込み保護を解除してからSDカードのフォーマットを再試行してください。
ウイルス対策ソフトウェアを使用してSDカードを全面的にスキャンします。ウイルスに感染すると、書き込み禁止エラーが発生する可能性もあります。
Diskpartユーティリティーを使用してSDカードの書き込み禁止を解除します。Windows OSでは、「diskpart」というコマンドを使うことで、コマンドラインでディスクのパーティションやボリュームを操作することができます。自動処理やWindows回復環境、Windows PE、Server Coreなどで大いに役立つコマンドです。
👉詳しい手順は次のとおりです。
1. 「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」に「diskpart.exe」と入力し、Enterキーを押し、管理者としてDiskpartを起動します。
2. 「list disk」と入力し、Enterキーを押し、パソコンに接続されたすべてのディスク(ディスク番号)が表示されます。
3. 「select disk n」と入力し、Enterを押し、SDカードを指定します。「n」はSDカードのディスク番号です。
4. 「attributes disk clear readonly」と入力し、Enterキーを押します。
このプロセスが完了した後、SDカードをフォーマットできるはずです。
レジストリの編集を行うことでSDカードの書き込み禁止を解除します。レジストリに不適切な変更を加えると、システムの起動ができなくなるなどの深刻な影響を与える場合があります。手順を十分にご理解の上作業を行ってください。
1. 「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力し、Enterキーを押し、管理者権限でレジストリエディターを起動します。
2. 以下のパスを見つけます:
3. 「StorageDevicePolicies」の「WriteProtect(書き込み禁止)」の値を「0」にするか、又は「WriteProtect」というDWORD値を削除すればいいです。
そして、SDカードの書き込みやフォーマットを実行できるはずです。
Windowsに標準搭載されているツールを使用する他に、サードパーティ製のソフトウェアを使用してSDカードを直接フォーマットすることができます。例えば、AOMEI Partition Assistant Professionalを使うと、書き込み禁止があるかどうかにかかわらず、SDカードをフォーマットすることができます。この使いやすいHDDフォーマットソフトは直感的にわかりやすいインタフェースがあるので、パソコン初心者でも書き込み禁止があるSDカードを迅速かつ簡単にフォーマットすることができます。
👉メモリカードをフォーマットする詳細な手順は次のとおりです。
1. AOMEI Partition Assistant 無料ダウンロードをダウンロードし、インストールし、起動します。
2. SDカードを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。
3. フォーマット画面でファイルシステムを選択し、必要ならばパーティションラベルを入力できます。クラスターのサイズを確認し、問題なければ、「はい」をクリックします。
4. 最後は「適用」をクリックし、フォーマット操作を実行します。
SDカードのフォーマットだけでなく、AOMEI Partition Assistant ProfessionalはSDカードのコピー(クローン)、エラーチェック、パーティションのサイズ変更などの便利な機能を沢山持っています。また、データを失うことなく、連続していない未割り当て領域をパーティションと結合、OSをSSDまたはHDDへ移行、MBR形式とGPT形式の間でディスクを変換することもできます。
Q:SDカードの書き込み禁止とは何を意味しますか?
A:SDカードが書き込み禁止になるということは、データをSDカードに書き込むことができない状態を指します。これは通常、SDカードの物理的なスライドスイッチまたはデータ保護機能によって制御されます。
Q:書き込み禁止のSDカードをフォーマットできますか?
A:はい、AOMEI Partition Assistantのようなサードパーティ製ソフトウェアで書き込み禁止のSDカードをフォーマットできます。フォーマットにより、SDカード上のデータが消去され、カードが初期化されます。
Q:書き込み禁止の原因は何ですか?
A:書き込み禁止の原因には以下があります。
Q:書き込み禁止の解除方法はありますか?
A:書き込み禁止の解除方法には以下があります。
Q:フォーマット前にデータのバックアップが必要ですか?
A:はい、フォーマット前に重要なデータのバックアップを取ることをお勧めします。フォーマットによりデータが永久に削除されるため、バックアップが重要です。
Q:SDカードのフォーマット方法は何ですか?
A:SDカードのフォーマット方法は、使用しているデバイスやオペレーティングシステムによって異なります。一般的には、コンピューターにSDカードを挿入し、フォーマットオプションを選択するか、カードリーダーを使用してフォーマットします。
Q:フォーマット中にエラーが発生した場合、どうすればよいですか?
A:フォーマット中にエラーが発生した場合、以下のステップを試してみてください。
一般的な方法(エクスプローラー)でSDカードをフォーマットできず、「このディスクは書き込み禁止になっています。」というエラーメッセージが表示される場合があるでしょう。この記事では、SDカードの書き込み禁止を解除し、書き込み禁止があるSDカードをフォーマットする方法を解説しました。AOMEI Partition Assistantを使えば、書き込み禁止があるかどうかにかかわらず、microSDカード(マイクロSDカード)またはSDカードを簡単かつ高速にフォーマットすることができます。
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