Windows11/10/8/7でDiskpartとサードパーティーソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを利用して、ディスクをMBRまたはGPTに初期化する三つの方法について紹介します。
Windows PCに新しいHDDを追加する時、どのメーカーの製品もMBRまたはGPTに初期化し、NTFSやFAT32などのファイルシステムにフォーマットする必要があります。そうすると、システムはディスクを完全に使用してデータを格納できます。
それ以外に、HDDのパーティションタイプがRAWまたは不明になって使えなくなる場合もHDDをもう一度初期化することを検討する必要があります。
または、再利用するためにディスクを初期化する場合もあります。ここでは、初期化する3つの方法を紹介します。
「初期化」って複雑に聞こえます。実はそうではありません。WindowsはDiskpartとディスクの管理ユーティリティーなど、HDDを初期化するため、複数の方法を提供しています。
Diskpartはコマンドラインを持つWindowsの基本ユーティリティの1つです。このDiskpart機能でcreate/delete/format/extend/shrink partitionsやinitialize/convert diskなどの特別なコマンドラインを入力して、ディスク/パーティション/ボリュームを管理することができます。DiskpartはWindows「ディスクの管理」より強力です。新しいディスクを使用するか、既存のディスクを消去するには、Diskpartのコマンドラインでディスクを初期化することで問題を解決することができます。
1. まずコマンドプロンプトを開く必要があります。「Winキー+Rキー」を押し、「cmd」を入力し、「Enter」キーを押して、プロンプトが開きます。
2. 次に、以下のコマンドを順に入力してください。(各コマンドを入力した後、Enterキーを押します。)
ディスクを初期化し、ディスクをMBR形式またはGPT形式に変換したら、新しいパーティションを作成することができます。
Diskpartでディスクを初期化する操作は複雑で間違いやすいです。ここで紹介したいのは、サードパーティーソフトAOMEI Partition Assistant Professionalです。このソフトでハードディスクを初期化するのはとても簡単です。Windows PCユーザーはそのデモ版を無料でダウンロードできます。
手順 1. AOMEI Partition Assistantを起動して、初期化したいディスクを右クリックします。ポップアップメニューから「ディスクを初期化」を選択します。
手順 2. ポップアップウィンドウでは、2つの選択可能なオプションがあります。MBRまたはGPTスタイルにディスクを初期化することができます。「はい」をクリックして続行します。
手順 3. 「適用」をクリックして変更を保存します。
AOMEI Partition Assistant Professionalはpartassist.exeという内蔵ツールがあります。それはWindowのコマンドラインでディスクを初期化できます。
partassist.exeコマンドラインを使用するには、パソコンの「スタート」をクリックし、検索ボックスに「cmd」と入力して、管理者として実行します。
その後、コマンドプロンプトが開きます。コマンドウィンドウで、「cd + AOMEI Partition Assistantのインストールディレクトリ」と入力して開始します(例:cd C:\Program Files \AOMEI Partition Assistant)。
手順 1. 「cd C:\Program Files\AOMEI Partition Assistant」を入力し、Enterキーを押します。
手順 2. 「partassist.exe/list」と入力し、Enterキーを押して、コンピューター上のすべてのディスクを一覧表示します。
手順 3. コマンドプロンプトにすべてのディスクが表示されたら、「partassist.exe/init:1/gpt」と入力し、「Enter」をクリックします。この操作により、ディスク1がGPTディスクに変換されます。(MBRに初期化する場合は、partassist.exe/init:1を入力してください。)
手順 4. 進捗が100%に達するまで待ちます。「操作は正常に完了しました」と表示されます。
上記はディスクをMBR/GPT形式に初期化する方法になります。状況に応じて方法を選択すれば大丈夫です。AOMEI Partition Assistant Professionalはディスクを初期化する以外にも、データの損失なしでパーティションのリサイズ/移動やMBRの構築などもできます。
AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較