Windowsのディスク空き容量が不足している時の解決策
パソコンを使っているうちに空き容量が足りないと感じたことがありますか?この記事では、Windows 11/10/8/7でHDD上のなくなった容量を見つける方法を詳しく説明します。
なんでHDDの空き容量が勝手に減る?
500GBのHDDを搭載したノートパソコンを購入しました。Windowsエクスプローラーで、Cドライブ(300GBのうち280GB)の容量が不足しています。格納されている全てのデータを確認しましたが合わせて150GBまで達していないことで、すなわち、約130GBのディスクスペースがなくなりました。それは一体どういうことですか?
- あるユーザーからの悩み
実は、こういうおかしい状況はほとんどのパソコンのHDDの容量を少し気にしているユーザーにとっておかしくはありません。同じ問題はPS3、PS4、Xbox360、Xbox ONEやポータブルHDDにも発生しました。
パソコンメーカーとHDDメーカーの間には、異なるディスク容量測定方法があります。パソコンは2進法に基づいているので、容量も10進法ではなくカウントされます。1メガバイトは1000キロバイトと考えてしまいがちですが、正確には1024キロバイトであり、1ギガバイトは1024メガバイトとなっています。
しかし、測量の便利さのためにHDDメーカーは10進法を使っています。つまりHDD上にある容量の合計はラベルに表記される数値よりも少なくなるということになり、一般的には1ギガバイトごとに70MB程度の誤差が生じます。
HDDのなくなった容量は何に占められたのか?
HDDまたはSSDが占められた容量を見つけるように、その原因を究明する限り解決方法を出せます。一般に、下記の原因により知らないうちに空き容量が減ります。
- HDD上の隠しパーティション:ほとんどのノートはOEMパーティションまたは回復パーティションという隠しパーティションが付属しています。新しいシステムにアップグレードすると、自動的にシステムパーティションを作成して隠させます。隠しパーティションはディスクの管理で見えます。システムをバックアップした場合はOEMパーティションを削除してもいいです。
- システムの保護機能:システムの保護は定期的にシステムファイルと設定をバックアップします。プログラムやデバイスドライバーをインストールするなど、システムに重要な操作をする前に復元ポイントを作成します。この機能でシステム領域の使用量を50%に設定した時、沢山の容量が占められます。
- ハイバネーションファイル(hiberfil.sys)とページングファイル(pagefile.sys):Windowsが休止状態に移る際に、必要なデータを一時保存しておくためのハイバネーションファイル(hiberfil.sys)と物理メモリを使用する際にデータを一旦退避させなければいけない場合、その退避先として使われるページングファイル(pagefile.sys)が容量を占めています。ファイルの容量は物理メモリに関連して、普通は数GBの容量を占めます。「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」チェックボックスをオフにして、ファイルを確認できます。ところで、休止状態機能を無効にすると、それに伴って「hiberfil.sys」というファイル自体が消えてなくなります。
Windowsのディスク空き容量が不足している時の解決策
上記の考えられる原因に従って、次の方法を試して、Windowsのディスク空き容量が足りない問題を解決することができます。
方法 1. パーティションを再表示する
通常、Windows OSを新しいHDDにインストールすると、非表示のパーティション(OEMパーティション、回復パーティション、およびMicrosoft予約パーティション)がデフォルトで作成され、これらのパーティションはWindowsファイルエクスプローラーに表示されません。ディスク管理で確認できますが、内部ファイルが表示されません。
この場合、ディスクの管理を開き、ドライブ文字のないパーティションを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択してから、画面の指示に従ってドライブ文字を割り当てます。
方法 2. Cドライブのシステム保護を無効にする
システム保護は、コンピューターのシステムファイルと設定に関する情報を保存できますが、多くのスペースを占有します。したがって、この機能を無効にして、空き容量を増やすことができます。
「このPC」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。次に、「システムの保護」>「構成」をクリックします。「システム保護を無効にする」を選択し、「適用」をクリックします。
方法 3. ハイバネーションを無効にする
PCが休止状態モードに入るたびに、オペレーティングシステムは隠しファイルシステム(休止状態ファイル)を作成します。このファイルはRAMスペースの半分を占有します。空き容量を増やすためには、休止状態を無効にします。
Win+Rを押し、実行ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトウィンドウを開き、powercfg.exe /hibernate offと入力して、Enterキーを押します。
方法 4. 未割り当て領域からなくなった容量を回復する
HDDの空き容量がなくなるのは、前述の要因を除いて、割り当てられていないスペースも潜在的な要因です。例えば、500GBのHDDを1TBのSSDに交換した後、500GBの容量がなくなりました。Windowsエクスプローラーで見えるのは、かつての500GBのものだけです。
実は、「セクタ単位のコピー」を選択して500GBのHDDから1TBのSSDにクローンした後、残りの500GBはSSDの未割り当て領域になり、Windowsエクスプローラーで見えなくなります。WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、diskmgmt.mscを入力してOKを押して、「ディスクの管理」にこの領域を確認します。
1. 未割り当て領域に右クリックして、「新しいシンプルボリューム」を選択して新しいパーティションを作成します。事前にサイズを適切に選択すれば、このツールを使用して複数のパーティションも作成できます。
2. または、みわ領域の左のパーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択してこの未割り当て領域で対象パーティションを拡張します。
割り当てられていない容量を利用する時、AOMEI Partition Assistant Professionalはより多くの機能を提供するのでお薦めします。パーティションを作成と拡張だけではなく、隣接していなくても未割り当て領域のスペースをCドライブに移動できます。その「パーティションを結合」機能は、隣接していない未割り当てを別のパーティションに直接追加することができます。ダウンロードしてお試しください。
1. AOMEI Partition Assistantをインストールして実行します。拡張したいパーティションを右クリックし、「詳細処理」>「パーティションを結合」を選択します。
2. ポップアップウィンドウで結合したい未割り当て領域前のチェックボックスにチェックを入れて、「はい」をクリックします。
3. ここでは変更をプレビューできます。変更を保存するには、ツールバーの「適用」をクリックしてください。
結論
HDDのスペースが占められる原因を突き止めると、内蔵HDDか外付けHDDの空き領域がなくなったという問題を簡単に解決できます。HDDのスペースは本当になくなることではない、正しい方法でこのスペースを再び取り戻して使いましょう。
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