DropboxをCドライブからDドライブに移動する2つの方法

WindowsシステムのCドライブがDropboxのフォルダやファイルでいっぱいになっていませんか?DropboxをCドライブからDドライブまたは別の場所に移動して、Cドライブのスペースを解放することができます。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年08月17日

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DropboxをCドライブからDドライブに移動できるか?

 

1TBの内蔵HDDを搭載したWindows 11のPCを持っています。CとDの2つのパーティションがあります。Dropboxのフォルダとファイルは200GBで、Cドライブにはほとんど使用できないスペースがありません。PCが遅くなり、動作が遅くなっています。データを失うことなく、DropboxアプリケーションとそのフォルダとファイルをCドライブからDドライブに移動できますか?

- あるユーザーからの質問

Dropboxフォルダ

Dropboxを移動できますか?はい、できます。実際、多くのユーザーは、PCのディスク容量の問題や組織的な理由から、Dropboxフォルダの場所を変更したいと考えることがあります。具体的には、DropboxフォルダはデフォルトでCドライブに保存することが多いのですが、Cドライブの空き容量が少なくなった場合や、他のドライブにデータを集約したい場合に、Dropboxを別のドライブや場所に移動させることが可能です。

補充:Dropboxのデフォルトの保存場所について

Dropboxは、ファイルの同期や共有を目的としたクラウドストレージサービスとして、多くのユーザーに利用されています。このサービスを初めて利用する際、多くの人が気になるのが、自身のPC上でのDropboxの保存場所です。デフォルトで、DropboxはWindowsのユーザーフォルダ内に特別な「Dropbox」という名前のフォルダを作成します。具体的には、Cドライブの中の「ユーザー」フォルダの下にある特定のユーザーの名前のフォルダの中に位置します。例えば、ユーザー名が「tanaka」であれば、「C:\Users\tanaka\Dropbox」というパスになります。

このデフォルトの保存場所は、多くのユーザーにとって使いやすい位置にありますが、Cドライブの容量が限られている場合や、大量のファイルやデータを同期する際には、ディスクの容量不足に悩まされることがあります。また、システムのクラッシュやトラブルが発生した際に、Cドライブ全体に影響が出る可能性も考慮すると、Dropboxの保存場所を他のドライブに移動させることが考えられます。幸い、Dropboxは保存場所の変更が可能で、利用者のニーズに合わせて最適な場所に設定することができます。

Dropboxの基本的な機能と利用方法

DropboxをCドライブからDドライブに移動する前に、Dropboxの概念、基本的な機能、利用方法を理解しましょう!Dropboxは、2007年の登場以来、クラウドストレージサービスとしての地位を確立してきました。その使いやすさと柔軟性は、個人からビジネスの現場まで、幅広いユーザーに支持されています。ここでは、Dropboxの基本的な機能とその利用方法について詳しく説明します。

ファイルのアップロードと同期:このサービスの最大の特徴は、ファイルの簡単なアップロードと、複数のデバイス間での同期機能です。PCやスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、特定のフォルダ内のファイルが自動的にクラウドにバックアップされ、どこからでもアクセスできるようになります。

ファイルの共有:ファイルやフォルダの共有は、Dropboxの中核的な機能の一つです。リンクを生成し、それを共有することで、他のユーザーと容易にファイルを共有することができます。共有設定では、閲覧のみのアクセスや編集権限の付与など、権限の制御も可能です。

バージョン履歴:Dropboxは、ファイルの変更履歴を一定期間保持しています。これにより、誤って削除や上書きされたファイルも、以前のバージョンに戻して復元することができます。

セキュリティ機能:二段階認証や端末のリモートワイプ機能など、データのセキュリティを保つための高度な機能も提供されています。

DropboxをCドライブからDドライブに移動する方法

Dropboxのデフォルトのインストール場所は多くの場合Cドライブですが、容量の問題や組織的な理由でDドライブに移動したいと考えるユーザーも多いです。以下は、DropboxをCドライブからDドライブに移動する2つの方法を紹介します。

Dropboxフォルダの場所を変更することは、状況に応じて非常に役立ちますが、操作を行う前に考慮すべきいくつかの注意点があります。

✍バックアップの確保:まず最初に、Dropboxフォルダの内容を別の場所にバックアップしておくことをおすすめします。万が一のエラーやトラブルに備え、安全なデータ移行を保証するためです。

✍同期の一時停止:フォルダの場所を変更する前に、Dropboxの同期を一時停止することが必要です。これにより、移動中のデータの喪失や同期エラーを防ぐことができます。

✍十分なストレージ容量:移動先のドライブやフォルダには、Dropboxのデータを保存するのに十分な空き容量が必要です。容量不足による移動の失敗を避けるため、先に必要な容量を確認しておきましょう。

✍移動後の再確認:フォルダの移動が完了した後、正しくすべてのファイルやフォルダが移動されたかを確認することは欠かせません。また、Dropboxの同期が正常に動作するかもテストしてください。

方法1. Dropboxの基本設定でDropboxのフォルダを別のドライブに移動

Windowsのコピーアンドペースト機能は、Dropboxをあるドライブから別のドライブに移動する際にブートファイルが失われる可能性があります。Dropboxの基本設定を使用して、Cドライブから新しいドライブにDropboxのフォルダを変更することをおすすめします。以下の手順に従って操作を完了させてください。

ステップ 1. Dropboxのファイルとフォルダを使用しているすべてのプログラムを終了します。次に、Dropboxを起動します。

Dropboxを起動

ステップ 2. Dropboxを実行し、右上の設定アイコンをクリックし、「基本設定」を選択します。

基本設定

ステップ 3. Dropboxデスクトップアプリの環境設定ウィンドウで、「同期」をクリックし、「Dropboxフォルダの場所」の下にある「移動」をクリックします。

Dropboxフォルダの場所

ステップ 4. Dropboxフォルダの新しい場所(例:Dドライブ)を選択します。

新しい場所を選択

ステップ 5. 「OK」をクリックすると、「移動してもよろしいですか?」というメセッジが表示されるので、「OK」をクリックして操作を確認します。

移動してもよろしいですか?

ステップ 6. DropboxがフォルダとファイルをDドライブに移動するのを待ちます。移動が完了したら、Dropboxデスクトップアプリをサインアウトして再サインインし、すべての設定が移動されていることを確認します。

注意:Dropboxの環境設定にアクセスできない場合は、Dropboxアプリを再インストールして、もう一度試してみてください。

方法2.アプリ移動ツールでDropboxのフォルダを別のドライブに移動

CドライブからDドライブのように、Dropboxを別のドライブに簡単に移動する方法が必要な場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用することができます。その「アプリ引っ越し」機能は、DropboxやOneDrive、Steamなどさまざまな種類のアプリをWindows 11/10/8.1/8/7、XP、Vistaで新しい場所に効果的かつ便利に移動することができます。コンピュータにインストールして実行し、その動作を確認してください。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Proをインストールして実行し、上部のウィザードバーにある「空間を解放」をクリックして、「アプリ引っ越し」を選択します。

アプリ引っ越し

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「アプリを移動」を選択します。

2つのオプション

ステップ 3. ポップアップウィンドウにすべてのパーティションが一覧表示されます。Dropboxが保存されているCドライブを選択し、「次へ」をクリックして続行します。

次へ

ステップ 4. Cドライブ上のすべての移動可能なアプリケーションがリストされるので、「Dropbox」を選択します。次に、ターゲットパスとしてDドライブを選択し、「移行」をクリックします(CドライブからDドライブに転送したい他のプログラムがある場合は、それらにもチェックを入れることができます)。

移行

ステップ 5. 移行中に実行中のアプリを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックします。

OK

ステップ 5. プロセスが完了するまで辛抱強く待ちます。次に、「完了」をクリックします。Windowsエクスプローラーに移動して、DropboxがDドライブに正常に移動したかどうかを確認できます。

ヒント:

1. Windows Server 2022/2019/2016/20212(R2)/2008(R2)でドライブ間でアプリケーションを移動するには、AOMEI Partition Assistant Serverを使用できます。

2. Cドライブのディスク容量を解放するためには、ディスクのクリーンアップを実行することもできます。

DropboxをCドライブからDドライブに移動に関するFAQ

Q:移動の際、データが失われるリスクはありますか?

A:適切な手順を踏むことで、データの失失のリスクは非常に低くなります。しかし、トラブルを完全に避けるために、移動前にデータのバックアップを取っておくことを強く推奨します。

Q:Dドライブに移動した後でも、Dropboxの機能に変更はあるか?

A:いいえ、ドライブの位置が変わっただけで、Dropboxの基本的な機能や操作性に変更はありません。

Q:移動後、CドライブのDropboxフォルダは自動的に削除されるか?

A:自動的には削除されません。移動が正常に完了し、Dドライブ上での同期が確認できた後、古いCドライブのDropboxフォルダを手動で削除することができます。

Q:移動の手順中にエラーが発生した場合、どうすればいいか?

A:エラーメッセージに従って対処するか、Dropboxの公式サポートページを参照してください。また、事前に取っておいたバックアップからデータを復元することも考慮してください。

Q:移動が完了した後、同期速度が遅くなったように感じます。原因は何か?

A:同期速度はドライブの移動とは直接関連していないはずです。インターネットの接続速度や、同時に同期しているファイルの数など、他の要因が影響している可能性が考えられます。

まとめ

Dropbox及びフォルダは、CドライブからDドライブへ簡単に移動できます。この手順で、PCの性能やストレージの問題を効果的に解決することができます。比較すると、AOMEI Partition Assistant Professionalは時間とエネルギーを節約することができるので、よりお勧めします。正しい手順を遵守して、データの安全を確保しましょう。

さらに、AOMEI Partition Assistantは、Cドライブの拡張、OSをSSDに安全に移行してパフォーマンスを向上させる、大きなファイルを安全に削除してより多くのスペースを解放するなど、他にも興味のある機能がたくさんあります。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。