【簡単】インストール済みのプログラムをSSDからHDDに移動する方法

SSDの空き容量が足りない!そんな時は、重いプログラムやゲームをHDDへ移動しましょう。ただのコピペでは動かなくなる理由から、Windowsの標準機能や専用ツールを使って「再インストールなし」で安全に引っ越しさせる方法まで詳しく説明します。

ひとみ

By ひとみ 最終更新日 2026年03月11日

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はじめに:SSDが真っ赤(容量不足)

今回は、パンパンになったSSDから、広々としたHDDへプログラムを安全に引っ越しさせて、パソコンをスッキリさせる方法を教えます!

  • 「Cドライブ(SSD)が真っ赤で、新しいソフトが入らない!」
  • 「でも、今のソフトを一度消して入れ直すのは面倒だし、設定が消えるのも怖い…」

最近のパソコンは、動きの速い「SSD」と、容量の大きな「HDD」を2つ積んでいることが多いです。でも、何でもかんでもSSDに入れていると、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。

そんな時は、インストール済みのソフトを、そのままHDDへ「引っ越し」させてしまいましょう!この記事では、初心者でもできる「再インストール不要」のアプリ移動術をわかりやすく解説します。

判断:どっちに移すべき?SSDに残すソフトとHDDに送るソフト

全部をHDDに移すと、せっかくのパソコンの速さが活かせません。賢く使い分けましょう!

SSD(Cドライブ)に残すべきもの

  • 毎日使うブラウザ(Chromeなど)
  • 起動を速くしたいWindowsのシステム
  • 今まさにやり込んでいる最新の重いゲーム

HDD(Dドライブ)に移していいもの

  • たまにしか使わない年賀状ソフトや仕事用ツール
  • クリアしてしまったけど消したくないゲーム
  • 容量を食う巨大な写真・動画編集ソフト

SSDからHDDにプログラムファイルを移動する方法

今回は三つの方法(Windows内蔵ツール、コピー/ペースト、AOMEI Partition Assistant)を紹介します。

方法1:Windowsの「設定」から一部のアプリを移動する(基本)

まずは、Windowsの標準機能で動かせるか試してみましょう。

1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開きます。

2. 移動したいアプリの横にある「…」を押し、「移動」ボタンがあるか確認します。

移動

3. 移動先を「Dドライブ(HDD)」にして実行します。

※残念ながら、多くの高機能なソフトはこの「移動」ボタンが灰色になっていて押せません。この方法はMicrosoft Storeからインストールされたプログラムに限られます。しかも一度に1つのプログラムしか移動できません。移動するプログラムが複数ある場合は、これは一番の方法ではありません。

方法2:コピー&ペーストでプログラムをSSDからHDDに移動する

知識:ただの「コピペ」ではダメ!プログラム移動が難しい理由
  • 写真や動画なら、フォルダをドラッグ&ドロップして移すだけでOKですよね。でも、プログラム(アプリ)はそうはいきません。

  • プログラムは、インストールされた時にWindowsへ「私はCドライブのここに住みます!」という住所を登録します。勝手にフォルダをHDDへ動かしてしまうと、Windowsが「あれ?あいつがいなくなった!」とパニックになり、ショートカットをクリックしてもエラーが出て動かなくなってしまうんです。

  • だから、住所登録も一緒に書き換えてくれる「正しい引っ越し」が必要になります。

移動したいプログラムファイルを右クリックし、コピーをクリックします。そして、HDDで空白部分を右クリックし、ペースト(貼り付け)をクリックします。これでプログラムファイルをSSDからHDDに移動できます。

ただし、多数のプログラムファイルをHDDに移動する場合は時間がかかります。さらに、管理者アカウントではない場合は、さまざまなアクセス許可の問題が発生する可能性があります。

権限なし

プログラムファイルをSSDからHDDに移動するときに権限の問題が発生した場合は、次の方法を参照して問題を解決できます。

1. Winキー+Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、gpedit.mscと入力してEnterキーを押します。

2. 開けたウィンドウで、「コンピューターの構成」>「Windowsの設定」>「セキュリティの設定」>「ローカルポリシー」>「セキュリティオプション」の順でクリックし、右側で「ユーザー アカウント制御: UIAccess アプリケーションで、セキュリティで保護されたデスクトップを使用せずに昇格のプロンプトを表示できるようにする」と「ユーザー アカウント制御: 署名および検証された実行ファイルのみを昇格する」を見つけます。

コンピューターの構成

3. この二つの項目を右クリックし、「有効」を選択し、「OK」をクリックします。

有効

4. 次にディスクトップに戻り、「PC」を右クリックし、「管理」をクリックします。

管理

5. 「コンピューターの管理」で、「システムツール」>「ローカルユーザーとグループ」>「ユーザー」の順でクリックします。そして、右側の「Administrator」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

プロパティ

6. 「アカウントを無効にする」のところにチェックを外れて、「OK」をクリックします。

無効

7. コンピューターを再起動します。これで移動できるはずです。

この方法では、プログラムファイルをSSDからHDDにスムーズに移動できますが、コンピューターのデフォルト設定の一部が変更されるため、プログラムファイルを移動するときは十分に注意し、重要なファイルを誤って移動しないようにする必要があります。この方法をお勧めしません。

方法3:【最強】AOMEI Partition Assistantで「どんなソフトも」一括引っ越し

方法1と方法2を試して、それでもSSDからHDDにプログラムファイルを正常に移動できない場合は、AOMEI Partition Assistantを使用して、SSDからHDDに簡単かつ安全にプログラムを移動できます。

より操作やすいインターフェースで一度に複数のプログラムを移動することができ、プログラムを移動した後に元の位置に戻すことができます。これは非常に便利で効率的です。

このソフトプログラムを移動することでなく、OSの移行、パーティションを作成/削除/結合、MBRとGPTの変換、PCのクリーニングなどの機能もあります。大変便利なパーティション管理ソフトです。

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1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。メイン画面の上部にある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。

アプリ引っ越し

2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。ここでは「アプリを移動」を選択します。

アプリを移動

3. 各パーティションの移行可能なプログラムの数と容量が表示されます。どのパーティション上のプログラムを移行したいか選択して「次へ」をクリックします。

選択

3. 選択したパーティション上のすべての移行可能なプログラムが表示されます。移動したいプログラムと移動先を選択して「移行」をクリックします。

移行

4. 移行中に実行中のプログラムを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。

警告

これだけで、ショートカットを書き換えたり、中身のファイルを動かしたりといった難しい作業をすべて全自動でやってくれます。移動後も、今まで通りアイコンをダブルクリックするだけでHDDからソフトが起動しますよ!

注意点:移動した後にやってはいけないこと

せっかくの引っ越しを台無しにしないために、これだけは守ってください。

ドライブ文字を変えない:引っ越し先が「Dドライブ」だったのに、後から「Eドライブ」に変えてしまうと、またプログラムが迷子になります。

外付けHDDの場合は抜かない:外付けHDDに移動した場合、それを抜いた状態ではソフトは起動しません。使う時は必ず繋いでおきましょう。

結語

SSDの容量不足は、パソコンの健康にとっても良くありません。

  • 標準機能で動かせるものは動かす。
  • 動かせないものは「AOMEI」で安全に引っ越す。

こうしてSSDに「20%以上の空き地」を作ってあげると、パソコンの寿命も延び、動作もキビキビしてきます。大切なデータを消す前に、まずはHDDへの「引っ越し」を試してみてくださいね!

SSDからHDDへのアプリ移行に関するFAQ

Q1. なぜSSDからHDDへプログラムを移動させるのですか?

A. Cドライブ(SSD)の空き容量を確保し、PCの動作を安定させるためです。多くのPCでは、OSがインストールされているSSDの容量が限られています。写真編集ソフトやゲームなど、容量の大きいアプリをデータ保存用のHDDへ移動させることで、SSDの空き容量を増やし、Windowsのアップデートや動作に必要なスペースを確保できます。

Q2. フォルダをコピー&ペーストするだけでアプリを移動できますか?

A. いいえ、手動のコピペではアプリが正常に動かなくなります。アプリはインストール時に「レジストリ」や「ショートカット」に保存場所を登録します。手動で移動させると、Windowsがアプリの場所を見失い、エラーが発生して起動できません。再インストールするか、AOMEI Partition Assistantのような専用の移行ツールを使う必要があります。

Q3. AOMEI Partition Assistantの「アプリ引っ越し」を使うメリットは何ですか?

A. 「再インストール不要」で、リンク情報も自動で書き換えてくれる点です。この機能を使えば、アプリ本体をHDDへ移動させると同時に、Windows内の「どこにアプリがあるか」という登録情報も自動で更新されます。移行後も、デスクトップのアイコンからこれまで通りダブルクリックするだけでアプリを起動できます。

Q4. HDDへ移動させたアプリは、起動や動作が遅くなりますか?

A. 読み込み時間に若干の影響が出る場合があります。SSDに比べるとHDDは読み込み速度が遅いため、アプリの起動や大きなデータの読み込みに少し時間がかかるようになります。頻繁に使うアプリや高速動作が重要なアプリはSSDに残し、たまにしか使わないアプリや、起動後の速度が気にならないアプリをHDDへ移すのが賢い使い分けです。

Q5. 移動させたアプリを、後から元のSSDに戻すことはできますか?

A. はい、いつでも簡単に戻せます。AOMEI Partition Assistantの「アプリ管理」画面には、移動したアプリの履歴が残っています。そこから「復元」を選択するだけで、再びSSDへ安全に書き戻すことができます。一度HDDへ移してみて、速度に満足できない場合でもすぐに元通りにできるので安心です。

ひとみ
ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。
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