Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護する「簡単な2つの方法」

Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護したい場合は、BitLockerを有効にすることができます。Windows 10/11 Homeユーザーの場合、USBメモリを暗号化する別の方法があります。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年03月04日

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USBメモリの安全性を向上したい

皆さん、こんにちは。私はWindows 10 Homeを使っています。最近、外出先でUSBメモリを使用する機会が増えてきましたが、セキュリティについて心配です。特に、ウイルスやマルウェアに感染するリスクが高まっていると聞きます。そこで、USBメモリの安全性を向上させるための方法は?

USBメモリは、小さくて持ち運びが便利な上に、大容量のデータも保存できます。ただし、ドライブを紛失したり、誤って扱われた場合には、データ漏洩のリスクもあります。特に機密性の高いファイルを保存する場合は注意してください。

データとUSBメモリの安全性を向上させるために、USBメモリのパスワード保護が理想的な解決策です。この記事では、Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護する方法を提供します。重要なデータの安全な保存と転送を確保するために、USBメモリを暗号化する方法を学びましょう。

USBをパスワードで保護する

Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護する方法

USBメモリをパスワードで保護にはどうすればいいですか? 最も一般的な方法は、サポートされるWindowsバージョンでBitLockerを有効にすることです。一般的に、Windows Pro、Education、Enterpriseエディションでは、この機能を有効にできますが、Homeエディションでは除外されています。

USBメモリを暗号化したいWindows Homeユーザーは、直接方法1に進むことができます。Pro以上のバージョンを使用している場合は、方法2を参照してください。

方法1. Windows 10 HomeでAOMEI Partition Assistantを使ってUSBを暗号化する

BitLocker機能はすべてのWindowsユーザーに利用できるわけではありません。Windows 10(Windows 11などの他のバージョンも含む)HomeユーザーがUSBメモリを暗号化したい場合は、少なくとも99ドルの費用がかかる高いエディションにアップグレードする必要があります。幸いなことに、AOMEI Partition Assistant Professionalの「BitLocker」機能は、Windows10/11 Home版でUSBメモリをBitLocker暗号化することができます。回復キーのバックアップ、パスワードの変更、ドライブのロック、BitLockerの解除など、BitLockerを効率的に管理することができます。

このオールインワンツールには、コンピューターの問題を解決するために用意されたさまざまな実用的な機能があります。データの復元、起動可能なUSBの作成、空き領域の割り当て、ディスクの消去、インストールされたアプリの移動などにも使用できます。

Partition Assistant Product box
AOMEI Partition Assistant
強力なBitLocker暗号化機能:簡単かつ快適にセキュリティを強化
  • 簡素化されたBitLocker管理
  • Windows10・11のHome版でも対応
  • 安心なデータ保護
  • 簡単な暗号化
  • 強力なセキュリティ管理

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして開きます。画面上部の「ツール」タブをクリックし、「BitLocker」を選択します。

BitLocker

ステップ 2. すべてのドライブ(オペレーティングシステムドライブ、固定データドライブ、リムーバブルドライブなど)が表示されたら、暗号化したいドライブを見つけ、「BitLockerを有効化」をクリックします。

Dドライブを暗号化

注:これはNTFSパーティションに対してのみ暗号化を提供します。FATまたはFAT32を使用している場合は、AOMEI Partition Assistantを使用してNTFSに変換してください。

ステップ 3. ドライブを暗号化するためのパスワードを二回入力し、「次へ」をクリックします。

パスワードを設定

ステップ 4. 回復キーをバックアップする方法「ファイルに保存」または「回復キーを印刷」を選択します。

回復キーバックアップ方法

注意:回復キーを暗号化ドライブに保存しないでください。たとえば、Dドライブを暗号化した場合、回復キーをDドライブに保存することができません。

ステップ 5. 次に、「「次へ」ボタンをクリックして暗号化プロセスを開始します。現在のシステムドライブを暗号化する場合、パソコンを再起動して「Windows PE」(Windowsプレインストール環境)から起動する必要があります。プログラムは該当PC上にWindows PEを自動的に作成します。

システムドライブを暗号化

ステップ 6. 暗号化プロセスが完了したら、「完了」をクリックします。

暗号化完了

方法2. Windows 10 Pro/EnterpriseでUSBのBitLockerを有効にする

Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護するには、BitLockerを使用してUSBを暗号化することができます。BitLockerはWindowsの強力なツールであり、ローカルドライブとリムーバブルドライブの両方を暗号化し、パスワード保護を提供します。

ただし、この機能はWindows 10 ProfessionalおよびEnterpriseエディションのみで利用可能です。Windows Homeユーザーの場合は、方法1を参照してください。

ステップ 1. USBをコンピューターに接続し、「Win+E」を押してファイルエクスプローラーを開き、USBドライブで右クリックし、「BitLockerを有効にする」を選択します。

BitLockerを有効にする

ステップ 2. ドライブのロック解除方法を選択します。「パスワードを使用してドライブをロック解除する」を選択することをお勧めします。パスワードを入力し、「次へ」をクリックします。

ドライブのロック解除方法を選択

ステップ 3. その後、パスワードを忘れた場合やスマートカードを紛失した場合の回復キーのバックアップ方法を選択します。必要に応じて1つを選択し、「次へ」をクリックして続行します。

回復キーのバックアップ

ステップ 4. ドライブを暗号化する範囲を指定します。

ドライブを暗号化する範囲を指定

ステップ 5. 使用する暗号化モードを指定します。Windows 10のみで使用する予定がないのであれば新しい暗号化モードを、Windows 10以前のOSでも使用予定があるのであれば互換モードを選択します。

使用する暗号化モードを選択

ステップ 6. 「暗号化の開始」を選択します。

暗号化の開始

これで、USBメモリはパスワードで保護されました。もう一度コンピューターに接続すると、ドライブがBitLockerで保護されていると警告が表示されます。さらに、USBドライブのアイコンにはビックリマークが表示されます。USBメモリにアクセスしようとする場合、まずパスワードを入力する必要があります。

まとめ

この記事では、Windows 10でUSBメモリをパスワードで保護する2つの方法を共有しました。Windows Homeユーザーの場合は、AOMEI Partition Assistantを実行してBitLockerを有効にすることができます。デバイスを効率的に管理したいWindows Serverユーザーには、AOMEI Partition Assistant Serverを選択することができます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。