Switch SDカードを移行する方法
この記事はSwitchのSDカードの役割及び簡単かつ安全な引っ越し方法(コピー&ペースト/AOMEI Partition Assistant)を紹介します。
Switch SDカードの役割
任天堂スイッチ本体には標準で32GBのストレージが内蔵されています。この本体ストレージには各ゲームソフトのセーブデータとダウンロードしたゲームや撮影した画面写真や動画が保存できます。
しかし本体ストレージがいっぱいになってしまうとセーブができなくなります。なぜなら、セーブデータは本体ストレージだけに保存できます。それを避けるために、ダウンロードしたゲーム、写真、動画などをSDカードに保存し、本体ストレージを解放する必要があります。
ニンテンドースイッチに対応しているmicroSDカードは次の3つの種類になっています。
- microSDメモリーカード(容量:~2GB)
- microSDHCメモリーカード(容量:4GB~32GB)
- microSDXCメモリーカード(容量:64GB~2TB)
ご覧の通り、microSDとmicroSDHCの容量はSwitchゲームとその他のデータを保存するのは物足りないと思います。ですので、microSDXCにアップグレードしたい人は少なくないでしょう。今回は古いSDカードから新しいSDカードにデータの引っ越しの方法を紹介します。
ニンテンドーSwitchのSDカードを移行する方法
- 事前準備:✎...
- 新しいSDカードをSwitchサポートしているFAT32またはexFATにフォーマットしておきます。
- 電源をOFFにして、古いSDカードをSwitchから取り外します。
- 両方のSDカードをコンピューターに挿入し、認識したことを確認してください。
方法1.コピー&ペーストでSDカードを移行する
古いSDカードの「Nintendo」フォルダを右クリックしコピーします。そして、新しいSDカードに入って、空白部分を右クリックし、「Nintendo」フォルダをペーストします。
しかし、この方法はデータが多いと、かなり時間がかかります。あまりお勧めしません。
方法2.専門な移行ソフトでSDカードを移行する
ここで紹介したいのはAOMEI Partition Assistant Professionalという強力な移行ソフトです。このソフトは方法1より迅速で、しかも簡単かつ安全にSDカードを移動できます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。「クローン」メインタブをクリックし、「ディスクをクローン」を選択します。
ステップ 2. ソースディスクとしてクローンする必要のあるハードディスクを選択して、「次へ」をクリックします。
ステップ 3. ターゲットディスクを選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 4. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。
- 「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます:
- チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません(ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています)。
- チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。
- 「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます:
- パーティションのサイズを変更せずにクローン:ソースパーティションのサイズを維持します。
- コピー先に合わせる:ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。
- 手動で編集する:ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。
ステップ 5. ツールバーの「適用」をクリックし、「続行」をクリックます。
最後に新しいSDカードをSwitch本体に挿入ます。SDカードの挿入口はSwitch本体裏側のスタンド部分にあります。スタンド部分をカチッと起こすことで挿入口が見えます。
結語
以上はSwitch SDカードを移行する方法になります。またAOMEI Partition Assistant ProfessionalはSDカードの移行だけでなく、SSDまたはHDDへOSを移行、MBRディスクとGPTディスクの間で変換、パーティションを消去&分割&整列、空き領域を割り当てるなど使えやすい機能も附属しています。
AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server2025/2022/2019/2016/2012(R2)/2008 R2のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較