エラー修復:Fat32でフォーマットの「ボリュームサイズが大きすぎます」

この記事で32GBとか1TBとか以上のディスク(外付けHDD、内蔵HDD、SSD、USBなど)をFat32でフォーマットできないことを修復します。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2023年05月15日

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FAT32とは?

File Allocation Table(ファイル・アロケーション・テーブル、FAT、日:ファイル割当て表)とは、MS-DOSのファイルシステム(および、その前身となったMicrosoft DISK-BASICのファイルシステム)におけるディスク内のファイルの位置情報などを記録するための領域であることです。これが転じて現在ではMS-DOSに採用されていたFATを用いるファイルシステムの名前としてFATファイルシステム、さらにそれを略してFATと呼ぶことも多い(なお後者でDISK-BASICのそれを指すことはまずない)です。

FATは、クラスタ番号の管理ビット数によって「FAT12」、「FAT16」、「FAT32」の3種類があります(なお、DISK-BASICでは8ビットであった)。Windowsでは、FAT32を除いてFATと表示しています。また、俗に「FAT64」と言う記述を見かけることがありますが、これは「Windows NT系で使用可能なクラスタサイズが64キロバイトのFAT16」または「exFAT」を示し、クラスタ番号のビット数を示すものではありません。

上記のようにリムーバブルメディアのファイルフォーマットとしてはFAT16またはFAT32が多く使用されていますが、ボリュームとファイルのサイズ制限が問題になっています。このほか種々の問題を解決するため、exFATが開発されました。

FAT32は、Windows 95 OSR2で登場し、32ビット化されたFATです。32ビットのクラスタ識別子を利用し管理しますが、上位4ビット分は予約としており、28ビットでの管理となります。クラスタサイズは4KiBから32KiBまで使用できます。ボリュームサイズは理論上8TiBまでとなります。しかし、ボリュームの総セクタ数を32ビットで管理(最大4,294,967,295)しているため、セクタサイズが512バイトの場合にボリュームサイズは2TiBに制限されます。

Windows NT系ではWindows 2000から利用可能となりましたが、新規のフォーマット作業では意図的に32GiBまでの制限を設けています。そのため、32GiBを超えるサイズのボリュームを作成するには、サードパーティー製のフォーマットツールを利用する必要があります。

——wikipediaから出典

Fat32でフォーマット:ボリュームサイズが大きすぎますというエラーの表示理由

ボリュームサイズが大きすぎますというエラーの例示:

▼例示1:

私はPlayStation 3(PS3)用に500GBの外付けHDDをフォーマットしようとしていますが、PS3はFAT32しか認識しません。だから、Windows 7のコンピュータでFAT32にフォーマットして、でも動作しません。また、以前何度もコマンドプロンプトで500GBの外付けHDDをフォーマットしましたが、99%で止まってしまったら、エラーメッセージが表示されます:fat32にとって「ボリュームは大きすぎます」。原因はなんですか?解決できますか?専門なツールがありますか?

 

▼例示2:

外付け500GB HDDのフォーマットには、6時間以上かかりました。

D:\>format /FS:fat32 F:

The type of the file system is EXFAT.

The new file system is FAT32.

Enter current volume label for drive F: musix

WARNING, ALL DATA ON NON-REMOVABLE DISK

DRIVE F: WILL BE LOST!

Proceed with Format (Y/N)? y

Formatting 476810M

最終的にエラーで応答しました:

The volume is too big for FAT32.

 

ボリュームサイズが大きすぎますというエラーの原因:

実は、「ディスクの管理」でFAT32に32GBを超える外付けHDD/USBフラッシュドライブをフォーマットすることはできません。ファイルシステムセクションではNTFS/exFATしか見ることができないという状況に合う可能性があります。DOSコマンドプロンプトで32GBを超える外部記憶装置ディスクをFAT32にフォーマットすることができます。それにもかかわらず、HDDが1TBより大きい場合は、エラーが発生します。FAT32ではボリュームが大きすぎます。ちなみに、別のFAT32の制限事項にはトラップがあります。例えば、4GBを超える単一のファイルをFAT32パーティションに転送すると、エラーが発生します。

DiskPartでFAT32でフォーマットすることができます。コマンドはformat fs=fat32 quickです。その後、ボリュームサイズが大きすぎることがわかります。つまり、フォーマットがFAT32のボリュームが大きすぎるために失敗しました。しかし、心配する必要がありません。この記事では、最高なフリーフォーマットツールを使用して大容量(1TB以上)の外付けHDD/USBをFAT32にでフォーマットできます。

Fat32でフォーマット:ボリュームサイズが大きすぎますというエラーの修復ソフト

★ディスクパーティション管理ソフトのオススメ★

AOMEI Partition Assistant Professionalは、様々な機能を備えています。他のソフトと比べてAOMEI Partition Assistant Pro版は強力であるし、安全です。例えば、Windows10でCドライブを拡張するには、データを失うことなくパーティションを作成、リサイズ、移動、結合や分割することができます。ただ数回クリックだけで完了できるので、ずいぶん時間を節約できます。ちなみに、AOMEI PA ProはHDD/SSDへOSを移行、Windows 10/8/7でブータブルUSBを作成、MBRを修正するような新機能も提供しています。

ダイナミックディスクの変換、GPT/MBRの変換、OSやデータをSSDに移行などの機能を使用できる。
SSDの完全消去などのような高度な機能を利用できる。
Windows10、Windows8.1、Windows8、Windows 7、Vista、XP(32ビット版と64ビット版)に対応する。
注意:Windowsサーバシステムを使用している場合はServer版のほうがより適当だと思います。

では、このソフトを使用して、ボリュームサイズが大きすぎますというエラーを修復して、ディスク(SSD、HDDまたはUSBメモリ)をFat32でフォーマットしましょう。ここで、ディスクのファイルシステムをNTFSを例として取り上げます。

Proのデモ版Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

機能1. 「パーティションをフォーマット」により、NTFSからFAT32へフォーマット

ステップ 1. まず、お使いのHDDをPCに挿入します。そしてAOMEI Partition Assistantを実行して、メインインターフェイスでHDDパーティションを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。

パーティションをフォーマット

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、パーティションファイルシステムとして「FAT32」を選択します(EXT2/3にもフォーマットできます)。デフォルトのクラスタサイズがありますが、他のオプションに変更することもできます。必要に応じてパーティションラベルを編集します。

FAT32を選択

ステップ 3. 最後に「適用」>「続行」をクリックしてください。

FAT32でパーティションのフォーマットを実行

機能2. 「NTFS to FAT32変換器」により、NTFSからFAT32へ変更

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantのインターフェースでは、上部にある「変換」> 「NTFS to FAT32 変換器」を選びます。

NTFS to FAT32変換器

ステップ 2. 次の画面が表示されます。「NTFS to FAT32」を選択し、「次へ」をクリックします。

「NTFS to FAT32」を選択

注意:この機能はNTFSとFAT32の変換を実行するように設計されたモノですので、NTFSをFAT32に変換、FAT32をNTFSに変換をサポートします。

ステップ 3. NTFSパーティションを選択し、「次へ」をクリックします。

 NTFSパーティションを選択

ステップ 4. 保留中の操作を確認し、問題なければ、「続行」をクリックし、操作を実行します。

NTFSからFAT32への変更を実行

注意:「NTFS to FAT32変換器」の他に、AOMEI Partition AssistantでFAT32をNTFSに直接変換できます。さらに、MBRディスクをGPTディスクに変換すること、ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換すること、プライマリパーティションを論理パーティションに変換することなどの変換タスクも行えます。

結論

ここまで、ディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantの二つ機能「パーティションをフォーマット」または「NTFS to FAT32変換器」によって、「Fat32でフォーマット:ボリュームサイズが大きすぎます」というエラーを修復しました。この二つの機能は、フォーマットされるディスク(SSD、HDDまたはUSBメモリなどにも適用)の大きさに関係なく、FAT32でフォーマットすることに有効です。ご希望の一つを選んでよろしいと思います。ご参考になれば幸いです。

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。