Windows 11/10/8/7の「ディスクの管理」でCドライブを縮小できない場合がありますか?この記事ではこの問題の解決方法を紹介します。
新しいパーティションを作成し個人データを保存するために、Cドライブを200GBから100GBに縮小したいと考えています。Windows 10の「ディスクの管理」でCドライブを縮小する場合、「縮小する領域のサイズ(MB)」の欄に縮小したい容量分のサイズを入力しても、Cドライブを縮小できません。
「移動できないファイルが格納されている場所までも含めて、ボリュームを縮小することはできません。」というメッセージも表示されます。こんな場合、Cドライブには128GBの空き容量があるのですが、「ディスクの管理」でCドライブを縮小できまん。Cドライブを縮小する方法がありますか?
一部のシステムファイル、hiberfil.sysやpagefile.sysなどの移動できないファイルがあると、Cドライブ縮小できない可能性があります。これらのファイルは、Windowsの内蔵ツール「ディスクの管理」を通じて移動することはできませんので、移動できないファイルを手動で無効にする必要があります。
これらのファイルが隠しファイルですので、エクスプローラの上の「表示」の欄で「隠しファイル」にチェックを入れ、隠しファイルをエクスプローラで表示させる必要があります。
では次、Windows10でCドライブのパーティションにある移動できないファイルを無効にする方法を説明しましょう。(Cドライブを縮小後、再度機能を有効にすることをお勧めします)
→Winキー+Rキーを合わせて押します。
→「SystemPropertiesProtection.exe」と入力します。
→Enterキーを押します。
→Cドライブをクリックします。
→「構成」をクリックします。
→「システムの保護を無効にする」を選びます。
→「適用」をクリックします。
→「OK」をクリック→再起動します。
→「スタート」をクリックします。
→検索ボックスに「CMD」と入力します。
→「CMD」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
→「powercfg.exe /hibernate off]と入力します。
→Enterキーを押します。
→再起動します。
→Winキー+Rキーを合わせて押します。
→「SystemPropertiesPerformance.exe」と入力し、Enterキーを押します。
→「詳細設定」をクリックします。
→「仮想メモリ」下の[変更(C)]をクリックします。
→「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する(A)」を外します。
→Cドライブをクリックします。
→「ページングファイルなし(N)」を選びます。
→「設定」をクリックします。
→「OK」をクリックします。
→再起動します。
→「スタート」をクリックします。
→「コントロールパネル」を選択します。
→「システムとセキュリティ」をクリックします。
→システムをクリックします。
→「システムの詳細設定」をクリックします。
→「起動と回復」下の「設定」をクリックします。
→「デバッグ情報の書き込み」下のドロップダウンメニューから[なし]に設定します。
注意:上記の設定が完了したら、コンピュータを再起動します。
これで、Windows10でCドライブを縮小し、その上のパーティションサイズを変更するようになります。
方法1ではCドライブを半分までしか縮小できなくて、空き領域を充分利用できません。ここで紹介したいのはサードパーティソフトAOMEI Partition Assistant Professionalです。
Windows「ディスクの管理」でCドライブを縮小できない場合、このソフトを利用し、移動できないファイルを無効化せずにCドライブを縮小することができます。
ステップ 1. Cドライブを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
ステップ 2. この画面では、スライダを左にドラッグし設定を調整するか、「サイズ」欄に値を変更することで、Cドライブを縮小します。「はい」をクリックします。
ステップ 3. メインインターフェイスで保留中の操作を確認し、「適用」をクリックし、「続行」をクリックします。
AOMEI Partition AssistantでCドライブを縮小した後、未割り当て領域を取得します。
Windowsで移動できないファイルの原因でCドライブを縮小できない場合、これらのファイルを無効にしてCドライブを縮小することができます。しかし、それらの操作は複雑で間違いやすいです。AOMEI Partition Assistantの方が簡単で安全です。さらに、GPTからMBRへの変換、空き領域の割り当て、パーティションアライメント、パーティションタイプの変更やシリアル番号の変更など他の機能も提供しています。
AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較