(8つ方法)Windowsで書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを解除する
SDカードが書き込み禁止状態になると、書き込み禁止が解除されない限り、SDカードへの書き込み操作はすべて拒否されます。ここでは、Windows 7/8/10/11で書き込み禁止のSDカードを効率的に解除する8つ方法を紹介します。その中、書き込み禁止のSDカードをフォーマットできる最高のフォーマットソフト-AOMEI Partition Assistantも紹介します。
SDカードの書き込み禁止を解除するにはどうしたらいいか?
デジカメで撮った画像をパシコンに保存しました。保存した画像をSDカードに移そうとしても「このディスクは書き込み禁止なっています」と表示されます。他のSDカードを使ったり、フォーマットしても同じエラーが表示します。フォーマットしたいんですが、書き込み禁止で何もできません。SDカードの書き込み禁止を解除するにはどうしたらできますか?
- yahoo!知恵袋からの質問
SDカード書き込み禁止の概要
PCのデータをマイクロSD/SDカードに書き込もうとした時、書き込み禁止/書き込み保護のためにSDカードにデータを保存できなかったことはありますか?
書き込み禁止は、デバイス上の重要なデータの変更や消去を防ぐ物理的なメカニズムです。つまり、マイクロSD/SDカード、USBフラッシュドライブ/ペンドライブ、またはデバイスが書き込み禁止になっている場合はHDD上のデータを編集することはできません。
以下のエラーが発生する場合は、書き込み禁止になっている可能性があります:
「ディスクは書き込み禁止になっています。」
「Windowsはフォーマットを完了できませんでした。」
しかし、書き込み禁止なっているマイクロSD/SDカードを解除すると、すべてのデータを削除します。だから、書き込み禁止のSDカードをフォーマットする前にデータをバックアップする必要があります。
SDカードの書き込み禁止がなぜ発生するのか?
SDカード、またはマイクロSDカードの使用中に、時々書き込み禁止状態になることがよくあります。このような場合、誰でも困ります。では、どうしてマイクロSD/SDカードの書き込み禁止が発生しますか?実は、書き込み禁止になる原因は、大きく論理障害と物理障害という二つに分けられます。
物理障害
❃1.マイクロSD/SDカードの書き込み禁止スイッチがロックしている
❃2.マイクロSD/SDカードを長期間使用しないと接触不良を起こす
❃3.マイクロSD/SDカードが壊れた
論理障害
❃1.マイクロSD/SDカードのファイルシステムが書き込み禁止に設定された
❃2.USBポート制御ソフトを使用している
❃3.グループポリシーエディターまたはレジストリの設定が間違っている
❃4.ファイルシステムが書き込み禁止に設定されている
❃5.ファイルシステムが破損している
❃6.マイクロSD/SDカードがウイルスに感染している
❃7.マイクロSD/SDカードには書き込み権限がない
❃8.マイクロSD/SDカードがいっぱいになっている
❃9.マイクロSD/SDカードの書き換え回数が上限に達した。
マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除する方法
書き込み保護されたマイクロSD/SDカードにデータを保存したい場合はどうなりますか?次のコンテンツでは、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除する方法ご紹介します。
方法1.書き込み禁止スイッチをオフにする
ほとんどのマイクロSD/SDカードの左側に書き込み禁止スイッチがあります。ロックになっている場合は、SDからデータを読み取ることはできますが、マイクロSD/SDカードへのデータ書き込みは禁止されています。スイッチをロック位置の逆方向に移動させ、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除できます。
方法2.DiskPartを使用して書き込み禁止を修正する
DiskpartおよびRegeditという二つのコマンドプロンプトを利用して、書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカード、USBメモリー、HDDをフォーマットする方法を試します。
手順 1. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードをコンピューターに挿入します。
手順 2. 「Windows+R」キーの組み合わせを押すと、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
手順 3. 実行ウィンドウに「diskpart」を入力して、enterを押します。
手順 4. 「list disk」と入力して、書き込み保護されたマイクロSD/SDカードを含むすべてのストレージデバイスを表示します。
手順 5. 「select disk n」を入力ます(nは書き込み禁止されたマイクロSD/SDカードのディスク番号です)。
手順 6. 「attributes disk clear readonly」と入力して、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除します。
手順 7. マイクロSD/SDカードをコンピュータに再接続して、書き込み保護が解除されているかどうかを確認します。
方法3.Regeditを使用して書き込み禁止を解除する
Regeditコマンドで書き込み保護された問題を修復できます。
手順 1. Windowsの検索ボックスで「regedit」を入力して、enterを押します。
手順 2. レジストリで以下のパスを探します。次の順に進めます。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥StorageDevicePolicies
手順 3. 「StorageDevicePolicies」の下の「WriteProtect」をダブルクリックし、値を1から0に変更してOKを押します。
方法4.グループポリシーエディターで書き込みアクセス権の拒否を無効にする
手順 1. 「Windows+R」キーの組み合わせを押すと、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「gpedit.msc」と入力し、「OK」を押します。
手順 2. ポップアップウィンドウから「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」 >「システム」>「リムーバブル記憶域へのアクセス」を選択していきます。画面右側の「リムーバブルディスク:書き込みアクセス権の拒否」をダブルクリックします。
手順 3. 「無効」にチェックを入れます。
方法5.SDカードの書き込み権限を確認する
手順 1. Windowsエクスプローラーを開き、SDカードを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
手順 2. リムーバブルディスクのプロパティという画面は表示され、「セキュリティ」タブの「アクセス許可(P): Everyone」の「書き込み」欄で、「許可」にチェックが付いているか確認してください。
手順 3. チェックが付いていない場合は、「編集」をクリックし、「書き込み」にチェックを入れて「OK」を押します。
方法6.SDカードの容量を解放する
SDカードがいっぱいになる場合、書き込み禁止エラーメッセージが出る可能性があります。
補充:SDカードの容量は、WindowsエクスプローラーでSDカードを右クリックして、「プロパティ」を選択すると確認できます。
「ディスククリーンアップ」を使用してSDカードから不要なファイルやフォルダを削除することができます。方法は以下の通りです。
デスクトップの「コンピュータ」を開いて、SDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択して、「全般」タブの「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。Windowsがクリーンアップできるファイルのサイズを計算します。計算が完了したら、削除したいファイルを指定してからクリーンアップを行います。
方法7.ディスクチェックツールでファイルシステムが破損しているかを確認する
ファイルシステムが破損していると、マイクロSD/SDカードが読み取り専用になる場合があります。このような場合、チェックディスクツールを使用してマイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除してみることができます。
手順 1. Windowsのファイルエクスプローラを開き、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを右クリックし、ドロップダウンメニューから「プロパティ」を選択します。エクスプローラーを起動します。
手順 2. そしてリムーバブルディスクのプロパティ画面で「ツール」の下の「チェックする」をクリックします。
手順 3. 「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」にチェックを入れてから「開始」をクリックします。
方法8.強力なフォーマットソフトで書き込み禁止SDカードをフォーマットする
上記の方法を試しても機能しない場合は、SDカードフォーマットソフトウェアを使用して、マイクロSD/SDカードを強制的にフォーマットして書き込み保護を解除できます。ここでは、最高の書き込み禁止されたSDカードフォーマットソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。
Windows向けのパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantはサイズにかかわらず、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを簡単にNTFS、exFAT、Ext2/3/4、およびFAT32にフォーマットできます。では、このソフトを使用して、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードをフォーマットしてみましょう!
手順 1. このSDカードフォーマットフリーソフトをダウンロードし、インストールして、起動します。書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードをコンピューターに接続します。
手順 2. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードを右クリークして、ドロップダウンリストで「パーティションをフォーマット」を選択します。
手順 3. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードのファイルシステムを選択して、「はい」をクリークします。
手順 4. 「保留中の操作一覧」をプレビューし、「適用」を押して書き込み禁止を解除し、マイクロSD/SDカードをフォーマットします。
後書き
ファイルシステムの破損により、マイクロSD/SDカードが書き込み禁止になっている場合は、このツールを使用して直接フォーマットを強制できます。または、マイクロSD/SDカードがあるパーティションを右クリックし、「詳細処理」→「パーティションをチェック」の機能を使用して、ファイルシステムのエラーをチェックして修正できます。
マイクロSD/SDカード、USBフラッシュドライブ、メモリカードの書き込み保護を解除することに加えて、AOMEI Partition Assistant Professionalは、OSをSSDに移行し、SDカードの容量が少なく表示されるエラーを修正し、Windowsで認識されないUSBドライブを修復し、USBドライブをexFATからNTFS/FAT32にフォーマットし、ダイナミックディスクをベーシックに変換するなどの機能も提供します。
♪強くおすすめパソコン初心者でも簡単に使えるAOMEI Partition Assistant ProfessionalはWindows 11、10、Windows 8.1/8、Windows 7、Windows Vista、Windows XPなどに対応します。ディスクとパーティションをうまく管理できます。例えば:ディスクの不良セクタチェック、パーティションのチェックのほか、パーティションのフォーマット、削除、リサイズ、移動などもできます。また「NTFS to FAT32変換器」「パーティションを復元」「パーティションを拡張」「OSをSSDに移行」などもっと高度かつ柔軟な機能も備えます。AOMEI Partition Assistant各バージョンの比較