(8つ方法)Windowsで書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを解除する

SDカードが書き込み禁止状態になると、書き込み禁止が解除されない限り、SDカードへの書き込み操作はすべて拒否されます。ここでは、Windows 7/8/10/11で書き込み禁止のSDカードを効率的に解除する8つ方法を紹介します。その中、書き込み禁止のSDカードをフォーマットできる最高のフォーマットソフト-AOMEI Partition Assistantも紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2022年10月19日

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SDカードの書き込み禁止を解除するにはどうしたらいいか?

デジカメで撮った画像をパシコンに保存しました。保存した画像をSDカードに移そうとしても「このディスクは書き込み禁止なっています」と表示されます。他のSDカードを使ったり、フォーマットしても同じエラーが表示します。フォーマットしたいんですが、書き込み禁止で何もできません。SDカードの書き込み禁止を解除するにはどうしたらできますか?

- yahoo!知恵袋からの質問

SDカード書き込み禁止の概要

PCのデータをマイクロSD/SDカードに書き込もうとした時、書き込み禁止/書き込み保護のためにSDカードにデータを保存できなかったことはありますか?

書き込み禁止は、デバイス上の重要なデータの変更や消去を防ぐ物理的なメカニズムです。つまり、マイクロSD/SDカード、USBフラッシュドライブ/ペンドライブ、またはデバイスが書き込み禁止になっている場合はHDD上のデータを編集することはできません。

以下のエラーが発生する場合は、書き込み禁止になっている可能性があります:

「ディスクは書き込み禁止になっています。」

このディスクが書き込み禁止になっています。

「Windowsはフォーマットを完了できませんでした。」

エラーメッセージ

しかし、書き込み禁止なっているマイクロSD/SDカードを解除すると、すべてのデータを削除します。だから、書き込み禁止のSDカードをフォーマットする前にデータをバックアップする必要があります。

SDカードの書き込み禁止がなぜ発生するのか?

SDカード、またはマイクロSDカードの使用中に、時々書き込み禁止状態になることがよくあります。このような場合、誰でも困ります。では、どうしてマイクロSD/SDカードの書き込み禁止が発生しますか?実は、書き込み禁止になる原因は、大きく論理障害物理障害という二つに分けられます。

物理障害

❃1.マイクロSD/SDカードの書き込み禁止スイッチがロックしている

❃2.マイクロSD/SDカードを長期間使用しないと接触不良を起こす

❃3.マイクロSD/SDカードが壊れた

論理障害

❃1.マイクロSD/SDカードのファイルシステムが書き込み禁止に設定された

❃2.USBポート制御ソフトを使用している

❃3.グループポリシーエディターまたはレジストリの設定が間違っている

❃4.ファイルシステムが書き込み禁止に設定されている

❃5.ファイルシステムが破損している

❃6.マイクロSD/SDカードがウイルスに感染している

❃7.マイクロSD/SDカードには書き込み権限がない

❃8.マイクロSD/SDカードがいっぱいになっている

❃9.マイクロSD/SDカードの書き換え回数が上限に達した。

マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除する方法

書き込み保護されたマイクロSD/SDカードにデータを保存したい場合はどうなりますか?次のコンテンツでは、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除する方法ご紹介します。

方法1.書き込み禁止スイッチをオフにする

ほとんどのマイクロSD/SDカードの左側に書き込み禁止スイッチがあります。ロックになっている場合は、SDからデータを読み取ることはできますが、マイクロSD/SDカードへのデータ書き込みは禁止されています。スイッチをロック位置の逆方向に移動させ、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除できます。

物理的なロックスイッチ

方法2.DiskPartを使用して書き込み禁止を修正する

DiskpartおよびRegeditという二つのコマンドプロンプトを利用して、書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカード、USBメモリー、HDDをフォーマットする方法を試します。

手順 1. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードをコンピューターに挿入します。

手順 2. 「Windows+R」キーの組み合わせを押すと、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

手順 3. 実行ウィンドウに「diskpart」を入力して、enterを押します。

手順 4. 「list disk」と入力して、書き込み保護されたマイクロSD/SDカードを含むすべてのストレージデバイスを表示します。

手順 5. 「select disk n」を入力ます(nは書き込み禁止されたマイクロSD/SDカードのディスク番号です)。

手順 6. 「attributes disk clear readonly」と入力して、マイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除します。

コマンドプロンプト

手順 7. マイクロSD/SDカードをコンピュータに再接続して、書き込み保護が解除されているかどうかを確認します。

方法3.Regeditを使用して書き込み禁止を解除する

Regeditコマンドで書き込み保護された問題を修復できます。

手順 1. Windowsの検索ボックスで「regedit」を入力して、enterを押します。

手順 2. レジストリで以下のパスを探します。次の順に進めます。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥StorageDevicePolicies

手順 3. 「StorageDevicePolicies」の下の「WriteProtect」をダブルクリックし、値を1から0に変更してOKを押します。

ヒット:「StorageDevicePolicies」が見つからない場合は、手動で作成することができます。「Storage」フォルダを右クリックし、「新規」>「DWORD(32-bit)値」を選択します。新しい鍵が作成され、それを命名するのを待っています。「writeprotect」とタイプしてください。

レジストリエディタで書き込み禁止

方法4.グループポリシーエディターで書き込みアクセス権の拒否を無効にする

手順 1. 「Windows+R」キーの組み合わせを押すと、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「gpedit.msc」と入力し、「OK」を押します。

gpedit.msc

ヒント:Windows10の場合は、ローカルグループポリシーエディターのインストールから始める必要があります。ファイルをダウンロードして解凍した後、ファイル「gpedit-enabler.bat」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

手順 2. ポップアップウィンドウから「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」 >「システム」>「リムーバブル記憶域へのアクセス」を選択していきます。画面右側の「リムーバブルディスク:書き込みアクセス権の拒否」をダブルクリックします。

書き込みアクセス権の拒否

手順 3. 「無効」にチェックを入れます。

無効

方法5.SDカードの書き込み権限を確認する

手順 1. Windowsエクスプローラーを開き、SDカード右クリックして、「プロパティ」を選択します。

手順 2. リムーバブルディスクのプロパティという画面は表示され、「セキュリティ」タブの「アクセス許可(P): Everyone」の「書き込み」欄で、「許可」にチェックが付いているか確認してください。

セキュリティ

手順 3. チェックが付いていない場合は、「編集」をクリックし、「書き込み」にチェックを入れて「OK」を押します。

編集

方法6.SDカードの容量を解放する

SDカードがいっぱいになる場合、書き込み禁止エラーメッセージが出る可能性があります。

補充:SDカードの容量は、WindowsエクスプローラーでSDカードを右クリックして、「プロパティ」を選択すると確認できます。

容量を解放

「ディスククリーンアップ」を使用してSDカードから不要なファイルやフォルダを削除することができます。方法は以下の通りです。

デスクトップの「コンピュータ」を開いて、SDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択して、「全般」タブの「ディスクのクリーンアップ」をクリックします。Windowsがクリーンアップできるファイルのサイズを計算します。計算が完了したら、削除したいファイルを指定してからクリーンアップを行います。

ディスククリーンアップ

方法7.ディスクチェックツールでファイルシステムが破損しているかを確認する

ファイルシステムが破損していると、マイクロSD/SDカードが読み取り専用になる場合があります。このような場合、チェックディスクツールを使用してマイクロSD/SDカードの書き込み禁止を解除してみることができます。

手順 1. Windowsのファイルエクスプローラを開き、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを右クリックし、ドロップダウンメニューから「プロパティ」を選択します。エクスプローラーを起動します。

手順 2. そしてリムーバブルディスクのプロパティ画面で「ツール」の下の「チェックする」をクリックします。

手順 3. 「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」にチェックを入れてから「開始」をクリックします。

チェック

方法8.強力なフォーマットソフトで書き込み禁止SDカードをフォーマットする

上記の方法を試しても機能しない場合は、SDカードフォーマットソフトウェアを使用して、マイクロSD/SDカードを強制的にフォーマットして書き込み保護を解除できます。ここでは、最高の書き込み禁止されたSDカードフォーマットソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。

Windows向けのパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantはサイズにかかわらず、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードを簡単にNTFS、exFAT、Ext2/3/4、およびFAT32にフォーマットできます。では、このソフトを使用して、書き込み禁止のマイクロSD/SDカードをフォーマットしてみましょう!

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
動作確認の目的でのみ使用される

手順 1. このSDカードフォーマットフリーソフトをダウンロードし、インストールして、起動します。書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードをコンピューターに接続します。

手順 2. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードを右クリークして、ドロップダウンリストで「パーティションをフォーマット」を選択します。

パーティションをフォーマット

手順 3. 書き込み禁止になっているマイクロSD/SDカードのファイルシステムを選択して、「はい」をクリークします。

ファイルシステムを選択

手順 4. 「保留中の操作一覧」をプレビューし、「適用」を押して書き込み禁止を解除し、マイクロSD/SDカードをフォーマットします。

適用

後書き

ファイルシステムの破損により、マイクロSD/SDカードが書き込み禁止になっている場合は、このツールを使用して直接フォーマットを強制できます。または、マイクロSD/SDカードがあるパーティションを右クリックし、「詳細処理」→「パーティションをチェック」の機能を使用して、ファイルシステムのエラーをチェックして修正できます。

マイクロSD/SDカード、USBフラッシュドライブ、メモリカードの書き込み保護を解除することに加えて、AOMEI Partition Assistant Professionalは、OSをSSDに移行し、SDカードの容量が少なく表示されるエラーを修正し、Windowsで認識されないUSBドライブを修復し、USBドライブをexFATからNTFS/FAT32にフォーマットし、ダイナミックディスクをベーシックに変換するなどの機能も提供します。

♪強くおすすめパソコン初心者でも簡単に使えるAOMEI Partition Assistant ProfessionalはWindows 11、10、Windows 8.1/8、Windows 7、Windows Vista、Windows XPなどに対応します。ディスクとパーティションをうまく管理できます。例えば:ディスクの不良セクタチェックパーティションのチェックのほか、パーティションのフォーマット、削除、リサイズ、移動などもできます。また「NTFS to FAT32変換器」「パーティションを復元」「パーティションを拡張」「OSをSSDに移行」などもっと高度かつ柔軟な機能も備えます。AOMEI Partition Assistant各バージョンの比較

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。