【Windows11/10】デスクトップにあるゴミ箱を非表示にする方法

今回は、Windows11/10のゴミ箱を非表示にする方法を紹介します。また、切り替える際に消えてしまったデータを、ゴミ箱から復元できるソフト「AOMEI FastRecovery」をおすすめします。

投稿者 @Zoe 2024年12月17日 @Zoe 最後の更新 2024年11月26日

Windows11/10でゴミ箱を非表示にすることはできる?

デスクトップにあるゴミ箱アイコンは、長年Windowsユーザーにとって馴染み深い存在です。しかし、デスクトップをすっきりと整理したい、あるいはよりプロフェッショナルな外観にしたい場合、ゴミ箱アイコンを非表示にする方法を知りたい方も多いでしょう。

本記事では、Windows10およびWindows11でゴミ箱アイコンを隠す方法について詳しく解説します。さらに、非表示後もゴミ箱を利用するためのアクセス方法や、ゴミ箱の再表示手順、ファイル復元ツールの活用についても取り上げます。

Windows11/10デスクトップでゴミ箱を非表示にする方法

Windows11とWindows10デスクトップでゴミ箱アイコンを隠す方法は非常に似ていますが、UIのモダンさが違います。以下に解説します。

ステップ 1. スタートメニューから「設定」を開き、設定アプリの左側メニューから「個人用設定」を選択します。デスクトップの何も表示されていない箇所を右クリックし、表示された一覧から「個人用設定」をクリックしても、同様の操作が可能です。

ステップ 3. 右側のオプションから「テーマ」をクリック下にスクロールし、「デスクトップアイコンの設定」をクリックします。

ステップ 4. 「デスクトップアイコンの設定」ウインドウズで「ゴミ箱」のチェックを外します。「適用」をクリックします。次に「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

ステップ 5. デスクトップに戻り、ゴミ箱アイコンが非表示になっていることを確認してください。非表示にならない場合は、設定が正しく保存されたか、またはシステムの再起動が必要か確認します。

ヒント:
非表示にしても反映されない場合:一度ログアウトして再ログインするか、PCを再起動してください。または、設定アプリで最新のWindowsアップデートが適用されているか確認します。
再表示する方法:ゴミ箱を再表示するには、同じ手順で「ゴミ箱」のチェックをオンに戻し、設定を保存します。
ゴミ箱を非表示にしても、ゴミ箱の機能自体は無効になりません。削除したファイルは通常通りゴミ箱に移動します。

非表示にした後、Windows11/10でゴミ箱にアクセスする方法

ゴミ箱を非表示にしても、機能自体は無効化されないため、別の方法で簡単にアクセスできます。以下にWindows11と10での手順を詳しく説明します。

方法1. ファイルエクスプローラーからアクセス

Windowsのファイル管理ツール「エクスプローラー」を使えば、ゴミ箱に簡単にアクセスできます。

ステップ 1. タスクバーのエクスプローラーアイコンをクリック(またはWin+Eで開く)します。

ステップ 2. 左側のサイドバーにある「ゴミ箱」をクリックします。

ステップ 3. 表示されない場合は、アドレスバーにRecycleBinと入力してEnterを押してください。

方法2. Windowsの検索機能を使用

スタートメニューの検索バーを使ってゴミ箱を探す方法です。

ステップ 1. タスクバーの検索アイコン(虫眼鏡マーク)をクリックします。

ステップ 2. 検索バーに「ゴミ箱」と入力します。

ステップ 3. 検索結果に表示される「ゴミ箱」をクリックすると、ゴミ箱が開きます。

方法3. スタートメニューまたはタスクバーにピン留め

頻繁にアクセスする場合は、ゴミ箱をスタートメニューやタスクバーにピン留めしておくと便利です。

スタートメニューにピン留めする方法

ステップ 1. 検索バーで「ゴミ箱」を検索します。

ステップ 2. ゴミ箱を右クリックし、「スタートメニューにピン留めする」を選択します。

ステップ 3. スタートメニューからいつでもアクセスできます。

タスクバーにピン留めする方法

ステップ 1. 検索バーで「ゴミ箱」を検索します。

ステップ 2. ゴミ箱を右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選択します。

ステップ 3. タスクバーに表示されたゴミ箱アイコンをクリックしてアクセスできます。

方法4. ショートカットキーを作成する

ゴミ箱を非表示にしても、デスクトップや任意のフォルダーにショートカットを作成しておけば簡単に開けます。

ステップ 1. デスクトップ上の空いている場所で右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択します。

ステップ 2. 「項目の場所を入力してください」の欄に以下のコマンドを入力します: 「explorer.exeshell:RecycleBinFolder」

ステップ 3. 「次へ」をクリックし、名前を「ゴミ箱」に設定して「完了」をクリックします。

方法5. コマンドラインでアクセス

コマンドプロンプトまたはPowerShellを使用してゴミ箱を開くこともできます。

ステップ 1. スタートメニューの検索バーに「cmd」または「PowerShell」と入力して、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動します。

ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、Enterを押します:「startshell:RecycleBinFolder」

おまけ:ゴミ箱から完全削除したファイルを復元する方法

ファイルをゴミ箱から完全削除してしまった場合、通常の操作では復元が難しいですが、プロのデータ復元ソフト「AOMEI FastRecovery」を使用することで復元の可能性を高められます。

AOMEI FastRecoveryの主な機能
深いスキャンモード:通常のスキャンで見つからないファイルも探索可能です。
多様なファイル形式に対応:ドキュメント、写真、動画、音楽など幅広いファイル形式の復元が可能です。
安全性:復元プロセスでデータが上書きされるリスクが低いです。
プレビュー機能:復元前にファイル内容を確認できるため、誤った復元を防げます。

AOMEI FastRecoveryは使いやすく信頼性の高いデータ復元ソフトです。この手順を参考に、完全削除した重要なファイルを取り戻してください!

ステップ 1. AOMEI FastRecoveryをダウンロードしてインストールします。インストールが完了したら、ソフトを起動します。

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ステップ 2. メイン画面で、「PCに復旧」オプションで復元したいデータが削除されたドライブ(例: Cドライブ、Dドライブ)を選択します。「スキャン」をクリックします。

AOMEI FastRecoveryがドライブ全体をスキャンし、削除されたファイルやフォルダーを検索します。スキャンには少し時間がかかる場合がありますが、進捗状況が画面に表示されます。

ステップ 3. スキャンが完了すると、削除されたファイルのリストが表示されます。「フィルター」機能を使って特定のファイル形式(例: JPG、PDF、DOCXなど)や名前を検索できます。復元したいファイルを選択し、リストにチェックを入れます。

ステップ 4. ファイルの選択が完了したら、「復旧XXのファイル」をクリックします。復元先フォルダーを指定します。

注意:
復元先は元の削除されたドライブとは別のドライブを選択してください(上書き防止のため)。

復元プロセスが完了するまで待ちます。指定した復元先フォルダーを開き、復元したファイルが正しく戻っているか確認します。ファイルが破損していないか、正常に開けるかも確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. ゴミ箱を非表示にしてもファイルを削除できますか?

A:はい、ゴミ箱を非表示にしても、削除したファイルは通常通りゴミ箱に移動します。非表示になるのはデスクトップアイコンだけで、ゴミ箱の機能自体は動作します。エクスプローラーや検索バーからアクセス可能です。

Q2. ゴミ箱を非表示にすると完全削除したファイルはどうなりますか?

A:ゴミ箱を非表示にしても、完全削除されたファイルは復元できません。完全削除されたファイルを復元したい場合は、データ復元ソフト(例:AOMEI FastRecovery)の使用を検討してください。

Q3. ゴミ箱を完全に無効化することはできますか?

A:ゴミ箱を無効化することはできますが、推奨されません。無効化するには、各ドライブのプロパティで「削除する際にゴミ箱を使用しない」を選択します。ただし、この設定ではファイルが即座に完全削除されるため、復元が難しくなります。慎重に判断してください。

Q4. ゴミ箱の表示・非表示を簡単に切り替える方法はありますか?

A:デスクトップアイコンの表示・非表示を簡単に切り替えるには、ショートカットキーやサードパーティのカスタマイズツールを利用するのがおすすめです。これにより、設定画面を開かずに切り替えが可能になります。

まとめ

デスクトップにあるゴミ箱を非表示にすることで、作業効率が向上し、デザイン性も高まります。本記事で解説したWindows10/11の設定方法や、非表示後のアクセス方法を参考に、自分に最適なデスクトップ環境を作りましょう。また、万が一のデータ損失に備え、AOMEI FastRecoveryのような復元ツールを活用することで安心して利用できます。

これを機に、デスクトップを整理し、快適な作業環境を手に入れましょう!