データを失うことなくMBRディスクからGPTディスクに変換する方法

2TB以上のHDDの全領域が使えるためにディスクをMBR形式からGPT形式に変換することができます。この記事ではデータを失うことなくMBRディスクをGPTディスクに変換する方法についてご紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2025年11月27日

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はじめまして、テクニカルライターのひとみです。

「MBRからGPTに変換したいけど、PCが起動しなくなるのが怖い…」「データが全部消えるのは絶対に避けたい!」と不安を感じていませんか?私も過去に、コマンド操作でデータを失いかけた経験があります。

この記事では、私自身のWindows 11移行の検証環境で、AOMEI Partition Assistantを使ってデータ損失ゼロでMBRディスクをGPTに変換する安全な手順を、成功の証拠画像付きで全てお見せします。

【結論】MBRをGPTに変換する最も安全な方法
  • Windows 11をインストールしたい、または2TB超のHDDを使いたい場合、MBRからGPTへの変換は必須です。

  • 変換にはWindows標準機能(DiskPart)もありますが、データが全て消去されます。

  • データ損失なしで安全に変換できるのは、AOMEI Partition Assistantのような専門的なパーティション管理ソフトだけです。この手順なら、約5分でデータもPCも無事な状態を保てます。

【検証環境】
OS:Windows 10 Pro (22H2)
ディスク:MBR形式のSSD 512GB(システムドライブ)

ボリューム

MBRからGPTに変換する前に知っておくべきこと

MBRディスクをGPTディスクに変換したら、MBRディスクに保存したデータがすべて消えてしまうことになりますか?答えは、どの方法を選択するかによって異なります。いくつかの方法はMBRからGPTに変換する前に、既存のパーティションをすべて削除する必要があります。

MBRからGPTへの変換が必要になるのは主に以下の2つのケースです。

しかし、Windows標準の「DiskPart」コマンドでMBRをGPTに変換しようとすると、必ずディスク上の全データが消去されます。

⏰注:
Windowsの標準ツールを使ってMBRをGPTに変換するには、ディスクが空でなければなりません。そのため、データを含んでいるディスクを変換するには、まずパーティションを削除する必要があります。削除前に、重要なデータがあれば、バックアップを作成しておいたほうがいいです。
GPTディスクの場合、マザーボードはEFI/UEFIブートモードに対応していることを確認する必要があります。マザーボードはBIOSブートモードのみ対応している場合、GPTディスク上のOSを起動することができません。例えば、Windows XPやWindows Server 2003などのWindows OSではGPTディスクをサポートしません。
変換作業はPCの根幹(起動情報)に触れます。どんな専門的なソフトを使っても、PCのフリーズや停電など、予期せぬトラブルが起こる可能性はゼロではありません。必ず、変換作業に入る前にAOMEI Backupperなどで、対象ディスクの完全バックアップを取得してください。この一手間が、PC起動不能という最悪の事態を防ぎます。

次は、Windows標準搭載ツール(❶ディスクの管理、❷Diskpartコマンド)とサードパーティ製ディスク管理ソフト(❸AOMEI Partition Assistant)3つの方法でMBRからGPTに変換する手順を紹介します。

方法1:「ディスクの管理」でMBRをGPTに変換する

「コンピューター」または「PC」を右クリック→「管理」→「記憶域」の「ディスクの管理」をクリック、起動します。そして、対象MBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」でMBRディスクからGPTディスクに変換することができます。

補足:しかし、上述のようにディスク上にパーティションがある場合、「GPTディスクに変換」がグレーで表示されます。こういう状況では、「ボリュームの削除」ですべてのパーティションを削除しないと、変換を続けることができません。

GPTディスクに変換がグレー表示

方法2:DiskpartでMBRをGPTに変換する

ステップ 1. スタートメニューをクリックし、検索ボックスに「Diskpart」と入力し、検索結果からDiskpartを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

ステップ 2. Diskpartが表示された後、「list disk」→「select disk x」コマンドを入力します。

xはGPTディスクに変換したいMBRディスクの番号です。

ステップ 3. 「clean」を入力してMBRディスク上のすべてのパーティションを削除します。

ステップ 4. 「convert gpt」を入力します。

diskpartでGPTディスクに変換

注:各コマンドを入力した後にEnterキーを押すことで入力内容を確定する必要があります。

方法3:AOMEI Partition AssistantでMBRをGPTに変換する

ここでは、AOMEI Partition Assistantという強力なディスク&パーティション管理ソフトをお勧めします。これを使うと、ディスクのボリュームをすべて削除する必要がなく、つまりデータを失うことなくデータディスクとシステムディスクMBRディスクをGPTディスクに変換することができます。

同じ方法によってGPTディスクからMBRディスクへの変換も可能です。

🌸【関連記事】ディスクをMBRからGPTに変換、またはGPTからMBRに変換する方法

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。そして、変換したいMBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクに変換

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。

変換操作を確認

ステップ 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。

適用

私の環境では、再起動後の変換処理に約2分15秒かかりました。処理完了後、Windowsが通常通り起動します。標準機能のようにバックアップ/復元を行う必要がなく、トータル時間で30分以上の作業短縮になりました。

【失敗時の復旧法】もし変換後にWindowsが起動しなかったら

変換が成功しても、BIOS/UEFIの設定がMBRのままになっていると、PCはGPTディスクを認識できず起動できなくなります。

対処法1:BIOS/UEFI設定の確認

PCを再起動し、BIOS設定画面に入ります(例:DellならF2、NECならF12)。

ブートモードが「UEFI」に設定されているかを確認します。もし「Legacy」になっていたら「UEFI」に変更して保存します。

対処法2:起動修復ディスクの利用

上記の設定変更でもダメな場合、AOMEI Partition Assistantの「ブータブルメディアの作成」機能で事前に作成した修復ディスクをPCに接続し、そこから起動してシステムを修復します。また、「ブート修復」機能を使ってブートエラーを修復でき、PCを正常な状態に戻すことが可能です。

ブート修復

MBRをGPTに変換する理由

MBR(マスター ブート レコード)ディスクは、標準BIOSパーティション テーブルを使用します。GPT(GUIDパーティションテーブル)ディスクは、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)を使用します。

ますます多くの人々は、データを失うことなくMBRディスクからGPTディスクに変換する方法について知りたいかもしれません。なぜ、こんなに多くの人がMBRディスクをGPTディスクに変換したいですか?ディスクをMBRからGPTに変更する利点は何ですか?

まずは、MBRとGPTとの違いを見てみましょう~(●'◡'●)。そして、答えがわかります。

  • MBRディスクは、最大2TBの容量しかサポートしていません。GPTディスクは、256TBまでのボリュームをサポートします。MBRディスクと比べて、GPTディスクのサイズはずっと大きいです。※2TBを超えるHDD/SSDが扱えるために、GPT形式を選択しなければなりません。

  • MBRディスクでは、最大4つのプライマリパーティション或いは3つのプライマリパーティションおよび1つの拡張パーティションが作成可能です。GPTディスクでは、最大128プライマリパーティションが作成可能です。※HDD/SSDにパーティションを増やすために、GPT形式を選択しなければなりません。

  • UEFI BIOSにより、起動とシャットダウンの時間が短縮され、セキュリティ上の利点が追加されます。※UEFIモードでコンピューターを起動するには、GPTパーティションスタイルでフォーマットされたドライブを使用する必要があります。

  • コンピューターをWindows 10、8.1/8にアップグレードする場合は、HDD/SSDをGPT形式に変換することをお勧めします。※Windows11にアップグレードする場合も、ブートモードをUEFIにする必要があるため、システムドライブをGPTに変更する必要があります。

  • Mac OSではMBRディスクをシステムディスクとして使うことができません。

MBRからGPTへの変換に関するよくある質問

Q1:MBRとGPTは何ですか?

A1:MBR(Master Boot Record)とGPT(GUID Partition Table)は、ディスクストレージのパーティション情報を管理する方法です。MBRは古い方式で、GPTは新しい方式です。

Q2:MBRからGPTに変換する必要はありますか?

A2:これは、UEFIベースのシステムや大容量のディスクをサポートする必要がある場合に特に重要です。しかし、古いBIOSベースのシステムではMBRでも問題ありません。

Q3:MBRからGPTへの変換はどのように行いますか?

A3:MBRからGPTに変換するには、ディスクのパーティションをバックアップしてからWindows標準搭載ツール(「ディスクの管理」や「Diskpart」コマンド)を利用するか、AOMEI Partition Assistant Professionalというサードパーティ製ディスク管理ソフトを使用します。詳細は操作システムやソフトウェアに依存します。

Q4:MBRからGPTへの変換はデータ損失を伴いますか?

A4:通常、データの損失は伴います。ただし、正確なバックアップを取ることが非常に重要です。或いは、AOMEI Partition Assistant Professionalというサードパーティ製ディスク管理ソフトを使用して、データを失うことなくMBRからGPTへ変換することができます。

Q5:MBRとGPTのどちらを選ぶべきですか?

A5:システムの要件に応じて選択します。新しいシステムや大容量のディスクではGPTが推奨されます。ただし、古いシステムや特定の要件を満たす場合にはMBRも使用できます。

Q6:WindowsでMBRからGPTに変換する方法は?

A6:WindowsでMBRからGPTに変換するには、「ディスクの管理」ツールを使用するか、コマンドラインで「MBR2GPT.exe」ユーティリティを実行します。詳細はWindowsバージョンにより異なります。

Q7:LinuxでMBRからGPTに変換する方法は?

A7:LinuxでMBRからGPTに変換するには、GPartedやAOMEI Backupper Standardなどのバックアップツールを使用してパーティションをバックアップし、再作成します。データのバックアップも忘れずに行ってください。

Q8:MBRからGPTに変換した後、OS再インストールは必要ですか?

A8:通常、MBRからGPTへの変換ではOS再インストールは不要です。ただし、システムドライブをMBRからGPTに変換した後、Legacy(レガシー)ブートモードをUEFIブートモードに変更する必要があります。

Q9:MBRからGPTに変換する前にすべき注意事項は?

A9:バックアップを取り、データの喪失を防ぐために慎重に進めることが重要です。また、システム要件を確認してください。

Q10:MBRからGPTへ変換に関する技術的サポートを提供してくれる場所はどこですか?

A10:多くのオンラインフォーラムやコミュニティが存在し、技術的サポートを提供しています。また、専門家に相談することも考慮してください。

まとめ

これで、MBRディスクからGPTディスクに変換する理由と3つの方法をご紹介しました。Windows標準搭載ツール(「ディスクの管理」と「Diskpart」コマンド)を使用して、ディスクをMBR形式からGPT形式に変換することができますが、データの損失を起こします。サードパーティ製ディスク管理ソフト(AOMEI Partition Assistant)を使用すると、3つのステップだけでデータを失うことなくディスクをMBRからGPTに変更することができます。高齢者&初心者にも分かりやすいので非常にお勧めです~

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ひとみ
ひとみ・編集者
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。