「GPTディスクに変換」がグレーアウトしてクリックできないとお困りですか?その原因はWindows標準機能の制限にあります。データを消して変換する通常の手順から、データを保持したまま変換できる便利な方法まで、初心者向けにわかりやすく解説します。
なぜ?「GPTディスクに変換」がクリックできない!
Windows 11にするために、ディスクをGPTに変えたい
3TB以上のHDDをフルで使いたい
そう思って「ディスクの管理」を開き、ディスクを右クリックしたのに……。「GPTディスクに変換」という文字が灰色(グレーアウト)になっていて、押せない!
- ユーザーからの質問
そんな壁にぶつかっている方は多いはずです。故障を疑うかもしれませんが、実はこれ、Windowsの「あるルール」のせいなんです。この記事では、そのルールを突破してGPTに変換する方法を、初心者でもわかるように優しく解説します。
なぜボタンが押せないのか? 理由はいたってシンプルです。
Windowsの標準機能(ディスクの管理)でGPTに変換するには、「そのディスクの中に、パーティション(CドライブやDドライブなどの区切り)が1つもあってはいけない」という厳しいルールがあるからです。
つまり、少しでもデータが入っていたり、ドライブとして認識されていたりすると、Windowsは「中身があるから怖くて変えられないよ!」とボタンを隠してしまうのです。
もし、中身のデータが消えてもいい(バックアップ済み)という場合は、以下の手順でボタンを復活させることができます。
1. ディスク内にある「青いバー」の部分をすべて右クリックし、「ボリュームの削除」を選びます。
2. ディスク全体が「未割り当て(黒いバー)」になるまで繰り返します。
3. すべて消えると、ようやくディスク名の部分を右クリックした時に「GPTディスクに変換」が選べるようになります。
※注意:この方法はデータがすべて消去されます。大切な写真などがある場合は絶対に避けてください!
「データを消すなんて無理!」「バックアップを取る場所がない!」という方に最適なのが、AOMEI Partition Assistantを使う方法です。
このソフトを使えば、Windowsの「空っぽにしないとダメ」というルールを無視して、データを入れたままMBRからGPTへ書き換えることができます。
この機能のほかに、パーティションをリサイズ/結合、アプリ引っ越し、Windowsパスワードリセット、ブータブルUSBを作成などの機能もサポートしています。
1. ソフトを起動し、変換したいディスクを右クリックします。
2. 「GPTディスクに変換」を選びます。
3. 確認画面で「はい」を押し、左上の「適用」ボタンを押せば完了です!
自分にぴったりの方法を選びましょう。
| 比較ポイント | Windows標準機能 | AOMEI Partition Assistant |
| データの保持 | 全部消える | 消えない(そのまま残る) |
| 手間 | 削除と再作成が大変 | 数クリックで完了 |
| 難易度 | 初心者には少し怖い | 画面がわかりやすく簡単 |
| おすすめの人 | 中身が空でいい人 | データを守りたいすべての人 |
「GPTディスクに変換」がグレーアウトしているのは、ディスクの中にデータ(パーティション)が残っているという合図です。
このどちらかで必ず解決できます。大切なデータを守りながら、最新のGPT形式へ安全にアップデートしてくださいね。
Q1. Windowsの「ディスクの管理」で「GPTディスクに変換」がグレーアウトしてクリックできないのはなぜですか?
A. Windowsの標準機能では、「対象のディスクが完全に空(パーティションが一つもない未割り当て状態)」である必要があるからです。ドライブ内に一つでもパーティション(CドライブやDドライブ、回復パーティションなど)が存在すると、この項目は選択できません。標準機能を使う場合は、事前にすべてのデータをバックアップした上で、全ボリュームを削除する必要があります。
Q2. データを消さずに、グレーアウトの問題を解決してGPTへ変換する方法はありますか?
A. はい、AOMEI Partition Assistantを使用すれば可能です。AOMEI Partition Assistantは、ディスク内のパーティションやデータを保持したまま、システム構造だけを書き換える技術を持っています。このソフトを使えば、ボリュームを削除して「未割り当て」にする手間をかけず、数クリックで安全にMBRからGPTへ変換できます。
Q3. システムドライブ(Cドライブ)をGPTに変換しようとしていますが、注意点はありますか?
A. マザーボードが「UEFIブートモード」に対応していることを必ず確認してください。GPT形式に変換すると、従来のBIOS(レガシ)モードではWindowsが起動できなくなります。変換作業を行う前に、お使いのPCのBIOS設定画面で「UEFI」に切り替えが可能かどうかを確認しておくことが非常に重要です。
Q4. 「ディスクは変換可能ですが、データが失われる可能性があります」という警告が出ました。
A. Windows標準の「Diskpart」コマンドなどを使用する場合に出る警告です。コマンドプロンプトで clean コマンドを実行して変換する方法は、ディスクの中身を文字通り「空」にします。大切なデータが入っている場合は、この操作は絶対に行わないでください。データを守りたい場合は、非破壊で変換できる専用ツールの利用を強くお勧めします。
Q5. 変換後、エクスプローラーからドライブが消えてしまったのですが、どうすればいいですか?
A. ドライブ文字(D: や E: など)が外れている可能性があります。変換プロセスによって、一時的にパスが外れることがあります。この場合は「ディスクの管理」またはAOMEI Partition Assistantを開き、対象のパーティションを右クリックして「ドライブ文字の変更」から、新しくアルファベットを割り当て直せば、再びエクスプローラーに表示されるようになります。