ファイル整合性を確認するために、パーティション上の不良セクタやファイルシステムエラーをチェックして修復する方法についてご紹介します。
ファイルを保存したり、開いたりした際に「巡回冗長検査(CRC)エラー」というメッセージが表示され、データの読み書きができなくなることがあります。
巡回冗長検査CRCエラーとは、ハードディスクやDVDなどのデータ記録面に物理的なエラーが起き、データが読めなくなった状態のことを指し、何らかのタイミングでデータを記録している「プラッター」にキズや磁気エラーが起きてデータが読めないエラー「クラスターエラー(またはセクターエラー)」が原因であることが多い症状です。
このような場合には、パーティションをチェックして、その上の不良セクタやファイルシステムエラーを修復または修正する必要があります。
「パーティションのリサイズ」「パーティションの分割」「パーティションの結合」などのパーティション操作を実行する前に、まずAOMEI Partition Assistantを使用して、そのパーティションをチェックする必要があります。パーティションに不良セクタがある場合、ファイルシステムは破損され、パーティションのリサイズ/分割/結合などの操作が順調に実行できないかもしれません。AOMEI Partition Assistantの「パーティションチェック」は、ファイルシステム内のエラーを発見するだけでなく、不良セクタを修復/修正することで、ファイル整合性を確認することができます。
※ヒント:パーティションチェックの操作は、パーティションの内容もそのままそチェックすることができます。
まずはAOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動する必要があります。
ステップ 1. チェックしたいパーティションを右クリックして「詳細処理」->「パーティションをチェック」を選択します。
ステップ 2. ここではパーティションのエラーをチェックするために、3つの方法を提供しています:
必要に応じて、1つのパーティションチェック方法を選択して「はい」をクリックして続行します(2番目のオプションがデフォルトで選択されます)。
ステップ 3. パーティションチェック操作は数秒または数分以内に完了できます。ポップアウトウィンドウで処理の進捗状況を確認できます。完了後に「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。
パーティション内のエラーを見つけ出すだけでなく、発見されたエラーを修復する必要がある場合、上述のステップ2で「chkdsk.exeを実行してパーティション上のエラーをチェックし、修正します。」を選択してください。それ以外のステップは上記と同じです。