概要:Windows 8/8.1では、ユーザー自身でマイクロソフト社が提供している「Windows PE」ベースの起動CDを作成することができます。ただし、作成には、Windows ADK(Windowsアセスメント&デプロイメントキット)のダウンロードとインストールが事前に必要となります。ここでは、Windows ADKのダウンロード、インストール方法をご紹介します。
簡単にいえば:Windowsアセスメント&デプロイメントキット(Windows ADK)は、新しいコンピューターにWindowsオペレーティングシステムをカスタマイズ、評価、展開することに使用されるツールのコレクションです。これを使用して、あなたが自分のOSをカスタマイズしたり、WinPEのブータブルCDを作成したりすることができます。
Microsoftによりますと:Windowsアセスメント&デプロイメントキット(Windows ADK)には、Windowsオペレーティングシステム(OS)のカスタマイズ、評価、新しいコンピューターへの展開に使用できるツールが用意されています。その名前どおり、Windows ADKが対応する主なシナリオには、Windows展開とWindowsアセスメントの2つがあります。詳細情報は次のとおりです。
※関連記事: √●Windows ADKをダウンロードする方法 √●Windows AIK/ADKをダウンロードする方法
まず、ご使用のOSが、Winodws 11/10/8.1/8、Windows Server 2022/2019/2016/2012(R2)/2008(R2)の場合は、以下のURLよりWindows ADK(Webインストーラー)をダウンロードしてください。
Windows ADKのダウンロード | |||
ファイル名 | プラットフォーム | ファイルサイズ | リンク |
adk\adksetup.exe | Windows(R)8用Windows ADK | 1.2MB | Microsoftからダウンロード |
adk\adksetup.exe | Windows 8.1 Update用Windows ADK | 1.4MB | Microsoftからダウンロード |
ステップ 1. 上記ページにアクセスし、「ダウンロード」をクリックします。
ステップ 2. 画面の下部に「実行するか、保存するか」の確認メッセージが表示され、「保存」ボタンの右側の▼をクリックします。
ステップ 3. 「名前を付けて保存」をクリックし、ファイルを任意の場所に保存します。
これでADKのインストールは完了です。次はWindows 8/8.1でWebインストーラーを利用してADKをインストールしましょう。
ステップ 1. 保存先を開いて、ダウンロードしてきた「adksetup.exe」を管理者として実行し、インストール画面を起動します。
ステップ 2. 次の画面が表示されるので、インストール先を選択します。通常は変更せずにこのまま「次へ」をクリックします。
ステップ 3. 「カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) への参加」画面が表示されます。参加は任意ですが、ここでは「いいえ」を選択し、「次へ」をクリックします(ここでは、このステップの画面を省略しましょう)。
ステップ 4. 「使用許諾契約」の画面が表示され、「同意する」をクリックします。
ステップ 5. インストールしたい機能を選択します。ここでは「Deployment Tools」と「Windows Preinstallation Environment (Windows PE)」にチェックを入れて、「インストール」をクリックします。
ステップ 6. インストールが開始されるので、完了まで待ちます。
ステップ 7. 「Windows アセスメント & デプロイメント キット for Windows 8.1 へようこそ」の画面が表示されたら「閉じる」をクリックします。
ステップ 8. スタートメニューに「Windows Kits」が追加されたことを確認します。
以上でADKのインストールは完了です。この後、各製品のブートメディアビルダーを使用して、起動メディアを作成することができます。
AOMEI Partition Assistantを使用して、誰でも(パソコン初心者までも)ブータブルCD/USBを簡単かつ高速に作成することができます。わかりやすい画面の指示に従って、Windows AIK/ADKのダウンロード/インストール、ブータブルメディアの作成などの操作を全自動で行うことができます。すごく便利なので、とてもオススメです。
※また、Windows ADKをオフラインでインストールする方法については、こちらを参照してください。