Windows 10でパスワードリセットディスクを作成する方法

Windowsのローカルパスワードを忘れても、心配しないでください。このページでは、Windows 10でパスワードリセットディスクを作成し、それを使用してパスワードをリセットする方法を紹介します。また、パスワードリセットディスクが機能しない場合の代替案も紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年08月31日

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Windows 10パスワードリセットディスクとは?

通常、Windows 10のローカルパスワードを忘れると非常に煩わしく、コンピューターを制御できなくなる可能性があります。幸いなことに、Windows 10のパスワードリセットディスクを事前に作成することができます。

パスワードリセットディスクとは、Windowsが提供する機能で、移動可能なストレージメディア(USBメモリ、移動可能なハードディスク)を使ってユーザーのアカウントパスワードをリセットでき、ログインパスワードを忘れてパソコンの電源が入らなくなるのを回避します。ただし、パスワードリセットディスクは、PCのローカルアカウントでのみ使用でき、Microsoftアカウントでは使用できないことに注意してください。

Windows 10のログインパスワードを忘れてしまった場合、引き続きお読みください。この記事では、Windows 10でパスワードリセットディスクを作成する方法と、それを使ってWindowsパスワードをリセットする方法を紹介します。

Windows 10でパスワードリセットディスクを作成

Windows 10でパスワードリセットディスクの作成と使い方

パスワードリセットディスクを作成する前に、2GB以上のUSBを準備する必要があります。パスワードリセットディスクを作成してもUSBは再フォーマットされませんが、データの安全のために、バックアップをとってください。また、パスワードリセットディスクは1回だけ作成すれば、何度使っても有効であることも知っておく必要があります。

ステップ 1. まずは用意したUSBをPCに差し込んで、検出できることを確認します。

ステップ 2. Windows 10の検索ボックスに「パスワード リセット ディスクの作成」と入力し、リストから「パスワードリセットディスクの作成」選択します。

ステップ 3. 「パスワードディスクの作成ウィザード」が表示されたら、「次へ」をクリックします。

パスワードディスクの作成ウィザード

ステップ 4. 「次のドライブにパスワードキーディスクを作成する」ボックスをクリックし、挿入した対象のUSBをパスワードリセットディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。

USBをパスワードリセットディスクとして選択

ステップ 5. 「現在のユーザーアカウントパスワード」ボックスにユーザーアカウントのパスワードを入力し、「次へ」を選択します(※パスワードを設定していない場合は、空欄のまま「次へ」をクリックします)。

ユーザーアカウントのパスワードを入力

ステップ 6. 「進行状況:100%完了」という画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

次へ

ステップ 7. 「パスワードディスクの作成ウィザードの完了」というメッセージが表示され、「完了」をクリックします。

完了

最後に、USBを取り外し、よく保存します。

注意:ローカルパスワードを変更する場合、何度か変更した場合でも、新しいパスワードリセットディスクを作成する必要はありません。

Windows 10のローカルパスワードを忘れた後、こちらの手順を参考にして、パスワードリセットディスクでパスワードをリセットすることができます。

ステップ 1. Windows 10のログイン画面で、パスワードを入力し、ログインを試みます。ログインに失敗すると、「パスワードのリセット」が表示されます。

パスワードのリセット

ステップ 2. 「パスワードのリセットウィザード」が表示されたら、パスワードリセットディスクを挿入して「次へ」をクリックします。

パスワードのリセットウィザード

ステップ 3. パスワードリセットディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

パスワードキーディスクがあるドライブ

ステップ 4. ここで、新しいパスワードと新しいパスワードのヒントを入力します。その後、「次へ」をクリックします。

新しいパスワードを入力

ステップ 5. 成功したら、「完了」をクリックして、パスワードリセットウィザードを閉じます。コンピュータを再起動すると、Windows 10にログインし直せます。

Windows 10パスワードリセットディスクを作成する代替手段

パスワードリセットディスクは便利ですが、事前に作成しておかないと、パスワードを忘れたときに手遅れになります。また、一部のユーザーは、Windows 10パスワードリセットディスクが機能しないと述べています。これは、USBドライブが物理的に破損している可能性があります。

様々な理由で、パスワードリセットディスクに代わるものが必要かもしれません。ここでは、Windows 11、10、8、7と互換性のある強力なパスワードリセット専門ツールであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。そして、複雑な操作なしで、いくつかのステップでパスワードをリセットすることができます。

さらに、次のような他の機能を提供します。例えば、データの回復、ディスクのクローン作成、別のドライブへのプログラムの移動、SSDへのOS移行など。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
ヒント:起動可能なPCにAOMEI Partition Assistantをダウンロードし、空のUSBドライブを用意してください。

パート1. Windows 10パスワードリセットUSBを作成する

ステップ 1. メインインターフェイスの「ツール」をクリックし、「Windowsパスワードをリセット」をクリックします。

パスワードリセット

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「次へ」をクリックして起動可能なUSBを作成します。

次へ

ステップ 3. ここで、ターゲットUSBドライブを選択し、「続行」をクリックします。

続行

ステップ 4. 表示される情報を読み、「はい」をクリックします。

重要なデータがある

作成が成功したら、パスワードをリセットまたは削除する必要があるPCにUSBを接続します。

パート2. 忘れたWindows 10パスワードをリセットする

ステップ 1. 先ほど作成したパスワードリセット用USBを挿入し、起動ドライブを変更してUSBからPCを起動します。

BIOSインターフェース

ステップ 2. ロード後、AOMEI Partition Assistantが表示されます。「Windowsパスワードをリセット」 を再度クリックし、OSを選択して、「次へ」をクリックします。

Windowsシステムを選択

ステップ 3. パスワードをリセットするアカウントを選択し、実行する操作(アカウントパスワードを削除またはアカウントパスワードをリセット)を選択します。「次へ」をクリックします。

アカウントパスワードをリセット

ステップ 4. パスワードをリセットする場合は、新しいウィンドウに新しいパスワードを入力し、「はい」をクリックします。

新しいパスワードを設定

ステップ 5. 最後に、コンピューターを再起動し、新しいパスワードでWindows 11にログインします。

結論

上記の説明から、このページでは、Windows 10パスワードリセットディスクの作成方法と、それを使用してパスワードをリセットする方法を示すだけでなく、Windows 10パスワードリセットディスクが機能しない場合の代替方法も提供します。

どの方法を試しても、データを失うことなく、PCを正常に開くことができるようにすることができます。AOMEI Partition Assistantを使ってWindows Serverのパスワードをリセットしたり削除したりしたい場合は、Server版を試してください。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。