Windows 10「ディスク領域不足」エラーの対処法

Windows 11、10、8、7でディスク容量不足の警告を修正するには、ディスク容量を解放するか、容量が不足しているドライブを拡張するかを選択できます。

投稿者 @Comnena 2024年05月29日 @Comnena 最後の更新 2023年05月15日

Windows 10のディスク領域不足

Windows10のOSは、たくさんのパソコンにインストールされています。OSを最新バージョンにアップデートするのは一般的なことです。しかし、OSのアップデート中に「空き容量が不足しています」というメッセージが表示されることがあります。
Windows 10のHDDに保存されるデータが増えるにつれ、「ディスク領域不足」の警告が表示され、システムやアプリケーションの動作が遅くなる問題に悩まされることがあります。

ディスク領域不足でWindows 10のアップデートができない方も、システムの応答速度が低下している方も、そろそろWindows 10のディスク容量を解放するための対策を講じましょう。

ディスク容量不足の警告

ディスクがすぐにいっぱいになってしまって、新しい写真、動画、アプリやゲームなどを保存するために十分な空き領域がない場合あるでしょう。

Webから大量のファイルやデータをダウンロードしてディスクに格納する必要があるので、Windows 7/8/10/11でストレージ容量がいくら大きくなっても、どんどん使用容量が増えていき、空き容量が減っていき、HDDの動きが遅くなったり不具合が起きたりすることもあります。

そのため、Windows 7/8/10/11でディスク容量を解放して、ディスク領域不足を解決することは重用なんです。次はディスク領域を解放する5つの方法についてひとつずつご紹介します。

Windows 10でディスク領域を解放する方法

方法 1. ディスククリーンアップを実行する

Windows 11、10、8、7では、ディスククリーンアップというツールが組み込まれています。これは、ダウンロードしたプログラムファイル、ごみ箱、一時ファイル、以前のWindowsインストールなどを削除することができます。では、使い方の手順を参照してください。

ステップ 1. Windows+Rを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「cleanmgr」を入力し、「OK」をクリックして、「ディスククリーンアップ」を開きます。

ステップ 2. クリーンアップするドライブを選択し(ここではCドライブを選択)、「OK」をクリックします。

ステップ 3. 解放できるスペースの量を計算するのに数分かかります。その後、削除する必要のあるアイテムを選択できるウィンドウに入ることができます。

★注意事項:
Windows.oldフォルダ(以前のWindowsインストール)を削除し、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックしてディスク領域を取り戻すことが可能です。また、削除した後に現在のOSを以前のバージョンにダウングレードすることはできません。
必要なファイルを削除しないように、「ファイルの表示」ボタンをクリックして、何のファイルか確認することができます。

方法 2. ごみ箱を空にする

ゴミ箱を空にしてディスクの空き容量を増やすことができます。

ディスク領域を解放するために、ごみ箱を空にする手順は:

デスクトップにある「ごみ箱」アイコンを右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択します。「ごみ箱内の項目を完全に削除しますか?」といった警告メッセージが表示されるので、「はい」をクリックして続行します。

方法 3. ストレージセンサーを起動してディスクスペースを再利用

使用中のWindowsがWindows 10 1703版以降であれば、以下の手順でストレージセンサーを使ってSSDやHDDの空き容量を自動で解放することができます。

ステップ 1. 「スタート」アイコンをクリックし、「設定」>「システム」>「ストレージ」に進みます。

ステップ 2. すると、「ストレージセンサー」が表示されますが、これはデフォルトではオフになっています。オンに切り替えてください。

ステップ 3. これで、Windows 10のCドライブの保存状態が確認できます。1つの項目をクリックすると、すぐに削除できるファイルが一覧表示されます。

ステップ 4. 不要になったファイルにチェックを入れ、「ファイルの削除」をクリックします。

ヒント:「空き容量を変更する」をクリックすると、「ストレージセンサー」を設定することができます。「設定」ウィンドウで、スペースの解放に関する2つのオプションが表示されます。また、「今すぐクリーンアップ」ボタンをクリックすると、すぐに空き容量を確保することができます。

方法 4. 不要なアプリケーションをアンインストールする

あまり使用しないアプリをインストールして、ディスク容量を多く取っている場合があります。ディスク領域不足の問題が発生した場合は、これらのアプリをアンインストールすることをお勧めします。以下の手順を参照してください。

ステップ 1. スタートボタンをクリックして検索ボックスに「コントロール パネル」と入力してコントロールパネルを開きます。「プログラム」の「プログラムのアンインストール」をクリックします。

ステップ 2. すると、インストールされているすべてのプログラムが一覧表示されます。ここで、各プログラムがどれくらいの容量を占有しているのか一目でわかります。

ステップ 3. 削除したいプログラムを右クリックして「アンインストール」を選択します。

注:一部のアプリケーションでは、クリックしても「アンインストール」オプションが表示されない場合があります。

Windows 10のディスク領域不足を簡単に解決する方法

ディスク領域を解放することは唯一の選択肢ではなく、Windows 10でCドライブに十分なスペースがない問題が発生した場合は、Cドライブを拡張することを選択することができます。多くの場合、システムCドライブの背後にある連続した未割り当ての領域がありません。したがって、それの背後にあるパーティションを削除しない限り、それを拡張することはできません。

パーティションCの容量を増やすには、Windows 10用の素晴らしい無料パーティションマネージャー、AOMEI Partition Assistant Standardを適用することをお勧めします。このソフトはパーティションのサイズ変更、移動、結合を楽に行えます。では、早速ダウンロードしましょう。

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そして、Cドライブの後ろに連続した未割り当て領域を作るためにパーティションを移動し、Cドライブを拡張する方法について見てみてください。

ステップ 1. インストールし、起動します。メインインターフェイスで、未割り当て領域とCドライブの間にあるパーティションを右クリックして、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

注:未使用領域がない場合、十分な領域があるパーティションを縮小することができます。

ステップ 2. パーティションD全体を右へドラッグします。

ステップ 3. Dドライブを移動した後、次のスクリーンショットのように未割り当てのスペースがCドライブの後ろに隣接していることになります。

ステップ 4. Cドライブを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

ステップ 5. ポップアップウィンドウで、バーを右方向に引っ張り、Cドライブを拡張します。

ステップ 6. メインインターフェイスに戻り、「適用」をクリックして操作をコミットします。

★注意事項:
アプリの移行、パーティションの整列、SSD完全消去など、より高度な機能をご利用になる場合は、Professional版にアップグレードすることが可能です。
Windows 10のディスクの元の容量が小さくて、データ保存の需要を満たせない場合、Windows 10のディスク領域を解放したり、Windows 10のCドライブを拡張したりしても、問題を解決することはできません。大容量ディスクへのクローンを通じて、OSとアプリの再インストールなしで、より大きなディスクに交換することができます。

まとめ

以上の5つの方法はWindows 10「ディスク領域不足」というエラーを解決できます。特に、ディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantの機能「パーティションをリサイズ/移動」によって、ディスク容量を解放できます。

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Partition Assistant Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。この記事が助けることができるならば、それは素晴らしいと思います。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールはsupport@aomeitech.comです。

最後までありがとうございます。