時には、CドライブをMBRからGPTに変換する必要があるかもしれません。ここでは、データを失うことなくWindowsでMBR/GPT変換を行う信頼性の高い方法をご紹介します。
ご存知のように、MBRとGPTは2つの異なるディスクパーティションスタイルです。しかし、MBRにはプライマリーパーティションの数や最大ディスクサイズに制限があるのに対して、GPTにはそのような制限はありません。時には、CドライブをMBRからGPTに変換する必要があるかもしれません。
MBRとGPTの主な違いは、下図の通りです。
MBR | GPT | |
ディスク容量 | 2TB | 9.4ZB(1ZBは10億TBです) |
パーティション作成 | 最大2TBのボリュームと1個のディスクに最大4つのプライマリパーティション | 18EBのボリューム、一つのディスクに最大128個のパーティション |
起動モード | BIOS | UEFI |
Windows 10からWindows 11にアップグレードする場合、UEFIブートモードとGPTシステムディスクが必要であることをMicrosoftが明確に要求しています。ですから、Windows 11のためにMBRをGPTに変換する必要があります。
安全かつ簡単にMBR/GPTに変換するには、AOMEI Partition Assistant Professionalを利用することをお勧めします。これはWindows 11、10、8、7、Vista、XPユーザーをサポートする人気のMBRからGPTへの変換ソフトです。システム/データディスクをMBRからGPTに変換するだけでなく、その逆も可能です。各ステップには明確な指示があり、マウスで数回クリックするだけでいいのです。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールし、実行します。ディスク(システムディスクを例とする)を右クリックして、「GPTディスクに変換」を選択します。
ステップ 2. 「はい」をクリックし、操作を確定します。
ステップ 3. 操作をコミットするには、「適用」をクリックしてください。
以上、Windows 11/10/8/7でCドライブをMBRからGPTに変換する方法でした。変換後は、BIOSの設定でブートモードをUEFIに変更するのを忘れないようにしましょう。この方法がわからない場合は、以下の手順も参考にしてください。BIOSの設定画面はパソコンメーカーや機種によって異なりますが、基本内容や操作方法はほぼ同じです。
ステップ 1. メーカー指定のキーボード(F2、F9、F12など)を連続して押して、ブート(Boot)画面を表示させます。
ステップ 2. BIOSの「Main」メニュー画面で、「Boot」を選択します。
ステップ 3. 「Boot」画面から、「UEFI/BIOS Boot Mode」を選択し、Enterを押します。
ステップ 4. すると、「UEFI/BIOS Boot Mode」ダイアログボックスが表示されるので、「UEFI」を選択します。
>>上下の矢印を使用してUEFIブートモードを選択し、Enterを押します。
>>変更内容を保存して画面を終了するには、F10を押します。
こうすると、Windowsを再インストールする必要がなく、ブートモードをLegacyからUEFIに変更しても、Windows OSが正常に起動することができます。
これらの優れたユーティリティのおかげで、Windows 11/10/8/7でデータを失うことなくCドライブをGPTに変換できます。データディスク上でMBRをGPTに変換することは、AOMEI Partition Assistant Professionalでも利用できます。
Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Partition Assistant Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。
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