Windowsパソコンで、HDD/SSD/USB メモリなどのディスク(記憶装置)をフォーマットするときには、3種類のフォーマット形式があります。この記事では、Windows 11の組み込みツールとサードパーティソフトウェアを使用してHDDをFAT32にフォーマットする方法を説明します。
Windows 11でFAT32にフォーマットする方法を考える前に、FAT32とは何かを理解する必要があります。
外付けHDDを最大限に活用するには、FAT32ファイルシステムでフォーマットするのがベストな選択です。理由は以下の通りです。
上述のように、FAT32でフォーマットする必要がある場合があります。次は、HDDをFAT32にフォーマットする方法をご紹介しましょう!ご参考になれば、幸いです。
使用できるフォーマット方法は2つあり、1つはWindows 11の内蔵ツールである「ディスクの管理」、もう1つはサードパーティソフトウェアである「AOMEI Partition Assistant Standard」です。しかし、フォーマットを開始する前に、どのフォーマット方法でもデバイス上のデータは削除されますので、万一に備えて事前にバックアップを作成しておくことを推奨します。
ディスクの管理を使用する際には、誤った操作や操作ミスによりパーティションが失われる可能性があるため、特に注意が必要です。
手順 1. 「WIN+R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」に「diskmgmt.msc」と入力するか「PC/コンピューター」を右クリックして「管理」⇒「ディスクの管理」を選択することで「ディスクの管理」を開きます。
手順 2. 「ディスクの管理」ウィンドウに、コンピュータ上のすべてのハードディスクが表示されます。フォーマットするHDDを右クリックして選択し、「フォーマット」をクリックします。
手順 3. ファイルシステムから「FAT32」を選択して「OK」をクリックします。
では、Windows 11で大容量HDDをFAT32にフォーマットするにはどうすればよいのでしょうか?ここでは、無料のフォーマットソフトウェアAOMEI Partition Assistant Standardを使用することをお勧めします。これは、Windows XP/Vista/7/8/10/11で、あらゆるサイズのHDDを、FAT32、exFAT、NTFSなどの一般的なファイルシステムに簡単にフォーマットすることができます。
さらに、データを失うことなく、FAT32とNTFSの間でファイルシステムを直接変換することもできます。次は、Windows 11でFAT32にフォーマットする手順を紹介します。
また、AOMEI Partition Assistant Professionalにアップグレードすることで、より高度な機能を利用することができます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardをインストールして起動します。HDDを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 2. ファイルシステムから「FAT32」を選択します。この画面では、クラスタサイズやパーティションラベルも変更できます。
ステップ 3. メイン画面に戻り、「適用」をクリックして保留中の操作を確定します。
ここまで、Windows 11/10/8/7でHDDをFAT32にフォーマットする方法をご紹介しました。2つのフォーマット方法を比較すると、AOMEI Partition Assistant Standardは最も強力かつ便利な方法だと思います。そのほか、「NTFS to FAT32変換器」を使用してデータを失うことなくNTFSをFAT32に変換することもできます。
コンピューターはServerである場合、AOMEI Partition Assistant Serverの利用をお勧めします。もし、高級機能を求めない場合、無料版はいつまで利用しても構いません。
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