データを失うことなく、Windows 7でMBRからGPTに変換する方法

Windows 7で「ハードディスクが2TBまでしか認識されない」と困っていませんか?それはディスクの形式(MBR)が原因です。データを消さずにGPTへ変換する方法から、Windows標準機能でのやり方まで、初心者向けに詳しく解説します。

ひとみ

By ひとみ 最終更新日 2026年03月13日

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  • 「3TBの新しいハードディスクを買ったのに、なぜか2TB分しか使えない……」
  • 「Windows 10へアップグレードするために、ディスクをGPTにしておきたい」

Windows 7を使い続けていると、こんな悩みにぶつかることがあります。これはパソコンの「ディスクの管理方式」が古いために起きる問題です。

今の主流である「GPT」という形式に変換すれば、3TB以上の大きなディスクも隅々まで使えるようになりますし、最新のWindowsへの準備もバッチリ整います。今回は、中学生でも失敗しない「MBRからGPTへの変換術」を伝授します!

Windows 7のパーティション形式について

一般的に、コンピューターのHDDはMBR(マスターブートレコード)パーティションテーブル形式で、Legacy BIOSモードで起動します。MBRパーティションの形式は最大2TBのディスクでパーティションを作成できます。2TBを超える部分は未割り当て領域と表示されています。しかもこの未割り当て領域を新しいボリュームとして作成できません。この場合は、MBRディスクをGPT(GUIDパーティションテーブル)という他のパーティションの形式に変換しなければなりません。

更に、MBRディスクで最大4つのプライマリパーティションのみ、あるいは3つのプライマリパーティションおよび1つの拡張パーティションを作成できます。GPTパーティションの形式はこの制限を打破し、HDDでドライブ文字が使用可能であるかぎり、好きなように多くのパーティションを作成できます。そのため、Windows 7やそれ以降のWindowsでMBRディスクからGPTディスクに変換する主な目的はHDDを最大限に活用することです。この2つのパーティションの形式に関するより多い違いはGPTディスクとMBRディスクを参照できます。

現在、多くのPCはUEFI BIOSを使用できるようになりました。それは起動とシャットダウンの速度を上げ、もっと安全です。

Windows 7でMBRからGPTに変換する方法

まずはWindows OSが起動できる場合、パーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant」(データを失うことなく)とWindows内蔵ツール「ディスクの管理」「Diskpart」(データが失われる)でMBRからGPTに変換する方法を紹介します。

準備:作業前に必ずチェック!
  • Windows 7でGPTを使うには、いくつか「ルール」があります。

  • データ専用ならOK:外付けHDDなどを「データ保存用」としてGPTにするのは、Windows 7の32bit/64bitどちらでも大丈夫です。

  • OSを入れるなら64bitが必要:Windows 7をGPTのディスクから起動させたい場合は、パソコンが「UEFI(ユーイーエフアイ)」という最新の仕組みに対応していて、かつ「64bit版のWindows 7」である必要があります。

方法1. AOMEI Partition Assistantでデータを守って変換する

「バックアップを取るのが面倒!」「今入っているWindows 7をそのままGPTにしたい!」 そんな時に頼りになるのが、「AOMEI Partition Assistant」です。

AOMEI Partition Assistantには、MBRとGPTの相互変換を安全に行える専用機能が搭載されています。この機能を使えば、Windows 7環境でもデータを削除することなくMBRからGPTへ、またはGPTからMBRへ変換することが可能です。

操作方法も非常にシンプルで、対象ディスクを選択して「GPTディスクに変換」または「MBRディスクに変換」を選ぶだけ。複雑なコマンド入力やパーティション削除の必要がないため、初心者でも安心してパーティションスタイルを変更できます。

特に、次のような場面で役立ちます。

  • Windows 7でMBRディスクをGPTに変更して大容量ディスクを使いたい場合
  • 将来のOSアップグレード(例:Windows 11環境)に備えてGPT形式に変更したい場合
  • GPTディスクをMBRに戻して古いシステムとの互換性を確保したい場合

AOMEI Partition Assistantを使えば、こうした作業を安全かつ効率的に行えます。

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手順 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。変換したいMBRディスクを右クリックして、「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクに変換

手順 2. ポップアップで変換操作を確認して「はい」をクリックします。そしてGPTがUEFIモードから起動するように要求されます。お使いのシステムはUEFIモードをサポートしているかどうかを確認してください。

はい

手順 3. 「適用」→「続行」をクリックして保留中の操作を実行します。

適用

注:Windows ServerでMBRからGPTに変換する場合は、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。

方法2. Windows「ディスクの管理」でMBRからGPTに変換する(※データ消去)

手順 1. 「PC」または「コンピューター」を右クリックして、「管理」>「ディスクの管理」を選択します。

手順 2. GPTに変換したいMBRディスクのボリュームを削除します。

手順 3. 変換したいMBRディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」をクリックして、GPTディスクに新しいパーティションを作成することができます。

GPTディスクに変換

方法3. Windows標準の「Diskpart」で変換する(※データ消去)

Windowsに最初から入っている「コマンドプロンプト」を使って変換する方法です。

手順 1. スタートメニューの検索欄に「cmd」と打ち、右クリックして「管理者として実行」します。

手順 2. 「diskpart」と打ち込んでEnter。

手順 3. 「list disk」で自分のディスク番号(0や1など)を確認します。

手順 4. 「select disk 1」(変換したい番号)を選びます。

手順 5. 「clean」と打ちます(※ここで中身がすべて消えます!注意!)。

手順 6. 「convert gpt」と打てば完了です。

【デメリット】:中身が真っさらになるため、バックアップと復元にすごく時間がかかります。

Windowsが起動せずにMBRからGPTに変換する方法

Windows OSを起動せずにハードディスクのパーティションの形式を変換する場合はよくあります。

手順 1. コンピューターの電源をオフにしてWindowsのインストールDVDやUSBを挿入します。Windowsセットアップ内でShift+F10キーを押し、コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

コマンドプロンプト

手順 2. 次のコマンドを順番に入力してください。(各コマンドを入力した後、Enterキーを押します。)

  • diskpart
  • list disk
  • select disk n(nは変換したいハードディスクの番号です。)
  • clean
  • convert gpt
  • exit

まとめ

Windows 7でMBRからGPTへの変換やパーティションスタイルの変更を行う場合、標準ツールではデータ削除が必要になることがあります。 しかし、AOMEI Partition Assistantの「MBRとGPT間の変換」機能を使えば、データを保持したまま安全にディスク形式を変更できます。

Windows 7 MBRからGPTへの変換に関するFAQ

Q1. なぜWindows 7でMBRをGPTに変換する必要があるのですか?

A. 主に「2TBを超える大容量HDDをフルに使うため」と「最新のUEFI起動に対応するため」です。従来のMBR形式では、HDDの容量がいくら大きくても2TBまでしか認識できず、残りは使用不能な領域になります。GPT形式に変換することで、3TBや4TB以上のディスクも一つの大きなドライブとして利用可能になります。また、Windows 10や11へのアップグレードを見据えた環境作りにも役立ちます。

Q2. Windows 7の標準機能「ディスクの管理」でGPTに変換できますか?

A. はい、可能ですが「データの全消去」が必須です。Windows標準ツールで変換する場合、まずそのディスク内のパーティションをすべて削除し、完全に空(未割り当て)の状態にする必要があります。つまり、OSが入っているCドライブを起動中に変換することは標準機能では不可能です。

Q3. AOMEI Partition Assistantを使えば、データを消さずに変換できるのはなぜですか?

A. 高度なデータ保護アルゴリズムにより、パーティション構造を維持したまま書き換えるからです。AOMEI Partition Assistantは、既存のデータを保持したままMBRからGPTへの識別情報を書き換えます。これにより、OSを再インストールしたりバックアップから復元したりする膨大な手間をかけずに、数クリックで変換が完了します。

Q4. 32ビット版のWindows 7でも、GPTディスクから起動できますか?

A. いいえ、32ビット版Windows 7はGPTからの起動(Boot)に対応していません。GPTディスクを「起動ドライブ」として使用できるのは、64ビット版のWindows 7(およびそれ以降のOS)かつ、PCのマザーボードが「UEFIモード」に対応している場合に限られます。32ビット版では、データ保存用のセカンダリドライブとしてのみGPTを利用可能です。

Q5. MBRからGPTに変換した後、PCが起動しなくなることはありませんか?

A. BIOSの設定を「Legacy」から「UEFI」に切り替える必要があります。GPT形式はUEFIという新しい仕組みで動作します。変換後にそのまま起動しようとすると「起動デバイスが見つかりません」というエラーが出るため、PC起動時にBIOS設定画面を開き、ブートモードを必ず「UEFI」に変更してください。

ひとみ
ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。
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