Windows 11、10でUSBドライブ文字を変更する3つの簡単な方法

多くのユーザーはさまざまな原因で、ハードディスクドライブに割り当てられたドライブ文字(ドライブ名)を変更します。Windows11、10でUSBメモリ、外付けハードディスク(HDD)などのドライブ文字を変更したい場合、この記事を参照してください。

投稿者 @ひとみ 2024年04月30日 @ひとみ 最後の更新 2023年12月19日

USBメモリのドライブ文字を変更する理由

多くのユーザーはコンピュータをもっと良く管理するために、ハードディスクドライブに割り当てられたドライブ文字(ドライブ名)を変更します。次は、Windows11、10、8、7でUSBメモリのドライブ文字を変更したい理由について説明します。

ドライブ文字の競合が原因の場合には、WindowsエクスプローラーがUSBメモリや外付HDDを認識しません。この問題を解決するには、USBメモリのドライブ文字を変更することができます。
ドライブ文字が固定されないことが原因の場合には、USBメモリを毎回同じパソコンに接続するたびに、そのドライブ文字が変わることがあるでしょう。こういう時、USBメモリのドライブ名を変更し、固定することが非常に必要です。
自動的に割り当てられたUSBメモリのドライブ名が気に入らないことが原因の場合には、ドライブの割り当て文字を変更したいことがあります。

Windows 11、10でUSBドライブ文字を変更する方法

次に、USBフラッシュドライブ、外付けハードディスク(HDD)などのドライブ文字を変更する方法を紹介します。お好きな方法を選んでください。

▶方法1.「ディスクの管理」でUSBドライブ文字を変更する

「ディスクの管理」はWindows標準搭載ツールで、ディスクやパーティションを便利に管理することができます。「ディスクの管理」でUSBメモリや外付けハードディスク(HDD)のドライブ文字を変更するには、以下の手順に従ってください。

ヒント:この例では、ドライブレターの競合を起こさないようにSというめったに使わないドライブ文字を選択します。

ステップ 1. 「Windows+X」キーを同時に押し、メニューから「ディスクの管理」を選択します。

ステップ 2. ドライブレターを変更して固定したいUSBメモリを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「変更」をクリックします。

ステップ 4. 次のウィンドウで、ドロップダウンメニューからUSBメモリに対して適切なドライブ文字(この例ではS)を選択し、「OK」をクリックします。

ステップ 5. 一部のプログラムがドライブ文字に依存して動作することに注意してください。選択したドライブレターは、他のドライブに占用されていない場合、「はい」をクリックし、USBメモリのドライブ名を変更、固定します。

注意:USBメモリがWindows OSと互換性のないファイルシステム(例えばExt4)でフォーマットされている場合、書き込み禁止されている場合、「ドライブ文字とパスの変更」オプションがグレーアウトすることがあります。

この問題を解決するには、まずUSBメモリをWindows 10/11で認識されるファイルシステムでフォーマットするか、書き込み禁止を解除することができます。または、USBメモリのドライブ文字を変更するために、方法2または方法3を試すこともできます。

▶方法2.コマンドプロンプトでUSBドライブ文字を変更する

コマンドプロンプトからUSBメモリや外付けハードディスク(HDD)のドライブ文字を変更する場合、以下の手順に従ってください。

ステップ 1. 「Windows+R」を同時に押し、「cmd」と入力し、「OK」をクリックします。

ステップ 2. 「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 以下のコマンドを順番に入力して実行します。各コマンドを入力した後「Enter」キーを押します。

list volume(すべてのボリュームを表示する)
select volume n(nはドライブ文字を変更したいUSBメモリのボリューム番号である)
assign letter= m(mを変更したいUSBメモリのドライブ文字と置き換える)
exit(Diskpartを終了する)
exit(コマンドプロンプトを終了する)

▶方法3.無料のディスク管理のソフトでUSBドライブ文字を変更する

「ドライブ文字とパスの変更」 オプションがグレーアウトし、コマンドプロンプトに慣れていない場合、Windows PC向けのサードパーティ製のディスクパーティション管理フリーソフトであるAOMEI Partition Assistant Standardを試すことができます。これは、USBメモリが書き込み禁止されていても、NTFSやFATファイルシステムでフォーマットされていなくても、ドライブ文字を変更することができます。今すぐ無料でダウンロードして、試してみてください。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardをダウンロードし、インストールし、起動します。ドライブ文字を変更したいUSBメモリを右クリックし、「詳細処理」⇒「ドライブ文字を変更」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで新しいドライブ文字(この例ではS文字)を選択し、「はい」をクリックします。

ステップ 3. 保留中の操作を確認し、問題なければ「適用」⇒「続行」をクリックし、USBメモリのドライブ名を変更します。

✍ヒント: AOMEI Partition Assistant Professionalにアップグレードすると、クイックパーティション、パーティションの復元など、より多くの機能を利用できます。 ラベルを設定」機能を利用して、外付けHDDやUSBメモリをより簡単に識別するために、名前を変更することもできます。

まとめ

Windows 11、10でUSBメモリ、外付けハードディスク(HDD)などのドライブ文字を変更する3つの方法が以上です。「ディスクの管理」を使用して、USBメモリのドライブ文字を変更する場合、「ドライブ文字とパスの変更」 オプションがグレーアウトすることがあります。この時、コマンドプロンプトとサードパーティ製のソフトでこの問題を解決できます。比較すると、無料のパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistant Standardがお勧めです。このソフトを使用して、簡単にドライブの割り当て文字を変更できます。

また、Standard版より優れた機能を備えた有料のProfessional版があります。Windows Server向けのServer版もあります。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン

Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。 更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~(●'◡'●)