【簡単修正】DiskPart仮想ディスクサービスエラー
コマンドプロンプトとDiskPartを使用してディスクとそのパーティションを操作しているときに、予期される出力ではなく、「このボリュームをフォーマットできません」という仮想ディスクサービスエラーメッセージが表示される場合があります。DiskPart仮想ディスクサービスエラーを自分で修正する簡単な方法をお探しの場合、この記事を参照してください。
DiskPart仮想ディスクサービスエラー
仮想ディスクサービスエラーの修正方法は何ですか?
新しい4TBの外付けハードディスクを購入し、ブート可能なメディアを作成しようとしました。しかし、未割り当て領域が2つあることに気付きました。各パーティションは約2TBで、そのうちの1つしかアクセスできません。右クリックしても「新しいシンプルボリューム」オプションや「フォーマット」のオプションはグレーアウトしています。外付けハードディスクに問題はないことを知っています。今は2つのパーティションを1つにマージしたいです。そこで、DiskPartコマンド「format fs=ntfs quick label=data」を実行してフォーマットしようとしましたが、エラーが発生しました。DiskPart仮想ディスクサービスエラー「このボリュームをフォーマットできません」。
仮想ディスクサービスについて
仮想ディスクサービス(VDS)はエンド ユーザー、スクリプト、アプリケーションの要求に応じてクエリと構成操作を実行する Microsoft Windows サービスです。これを利用して、ボリュームの作成または削除、ボリュームのフォーマット、ボリュームへドライブ文字の割り当て、ベーシックディスクからダイナミックディスクへの変換などのことができます。Windows Server 2003、Windows Vista以降でサポートされています。
VDSの一般的なアプリケーションは、構成管理と監視の問題を解決し、専用のストレージ管理システムから、構成や障害管理をより適切に制御するバックオフィス アプリケーションまで多岐にわたります。 次のアプリケーションでは、現在 VDS が使用されています:「ディスクの管理」、DiskPartコマンドラインツール、およびDiskRAIDコマンドラインツール(Diskraid.exe)です。
仮想ディスクサービスはCOMベースのAPIを公開していますので、アプリやスクリプトは COMインターフェイスを呼び出し、ディスクの作成やフォーマット、あるいはハードウェアRAIDアダプターを管理することができます。VDSはさまざまなストレージデバイスを処理するために複数のストレージプログラムを利用する必要がありません。これにより、ユーザーは、異なるベンダーのストレージデバイスを、同一のユーザーインターフェイス経由で管理することができます。
すべてのプログラムと同様に、VDSにも時々エラーが発生することがあり、そのうちの1つが「このボリュームをフォーマットできません」です。このエラーを解消するには、下記の内容を参照してください。
DiskPart仮想ディスクサービスエラー:最良の修正方法
DiskPart仮想ディスクサービスエラー最良の修正方法を紹介します。データ損失なしでディスクをMBRからGPTに変換し、DiskPartのボリュームがフォーマットできないエラーを修正するには、最高のディスクパーティションマネージャーであるAOMEI Partition Assistant Professionalを使用することができます。Windows 7/8/10/11に対応します。このソフトは「DiskPart」や「ディスクの管理」と比較して、データの変換時にデータをバックアップする必要がありません。
DiskPart仮想ディスクサービスエラー「このボリュームをフォーマットできません」を修正するために、以下の手順を従ってください。
パート1.MBRディスクをGPTディスクに変換する
ステップ 1. まずAOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードし、インストールし、起動します。
ステップ 2. GPTに変換するMBRディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。
ステップ 3. 「このMBRディスクをGPTディスクに変換しますか?」というメッセージが表示されます。「はい」をクリックします。
ステップ 4. 操作をコミットするには、「適用」をクリックしてください。
この操作を行った後、仮想ディスクサービスのエラーは解消され、2つのパーティションを結合したり、パーティションを拡張・縮小させたり、OSをSSDに移行したりすることができます。
パート2.パーティションを結合する
この例では、CドライブとDドライブを結合する詳細な手順について解説しましょう。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。いずれかのパーティション(CドライブまたはDドライブ)を右クリックし、「詳細処理」⇒「パーティションを結合」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで結合したい2つのHDDパーティションにチェックを入れることを確認します。また、ターゲットパーティションを直接指定することもできます。
ステップ 3. 「適用」⇒「続行」をクリックし、保留中の操作を実行します。その後、再起動が必要です。
パート3.ブータブルメディアを作成する
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。左側にある「ブータブルCD/USBを作成」をクリックします。実行する操作を確認してから、「次へ」をクリックします。
ステップ 2. ここでは3種類のWindows PEブータブルメディアを作成できます。「CD/DVDドライブ」でブータブルCD/DVDを作成し、「USBブートデバイス」でブータブUSBを作成し、「ISOをエクスポート」でブータブルISOファイルを作成します。必要に応じて1つを選択してから「続行」をクリックします。この例では、USBブートデバイスを例とします。
ステップ 3. Windows PEブータブルUSBを作成するためにUSBメモリをフォーマットする必要があります。USBのすべてのデータが削除されるので、重要なデータがあれば、事前にバックアップを作成しておいてください。
ステップ 4. そして、「はい」をクリックした後、WinPEブータブルUSBの作成が開始します。数分がかかるので、少々お待ちください。
DiskPart仮想ディスクサービスエラー:ほかの修正方法
Windows標準搭載ツールを使用する
- ★注意:
- DiskPartコマンドと「ディスクの管理」を使用すると、仮想ディスクエラーの修復中に重要なデータを損傷する可能性があります。仮想ディスクエラーの「このボリュームをフォーマットできません」の問題を修正する前に、データをバックアップしてください。
- マザーボードがEFI/UEFIブートモードをサポートしていることを確認する必要があります。マザーボードがBIOSブートモードのみをサポートしている場合、GPTハードディスクでオペレーティングシステムを起動することはできません。
▶DiskPartコマンド
ステップ 1. デスクトップの検索ボックスに「diskpart」と入力し、検索結果からDiskpartを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
ステップ 2. 「list disk」と入力します。
ステップ 3. 「select disk n」と入力します。nはGPTディスクに変換したいMBRディスクの番号です。
ステップ 4. MBRディスク上のパーティションを削除するには、「clean」と入力します。
ステップ 5. 「convert gpt」と入力します。
▶ディスクの管理
「コンピューター」または「PC」を右クリック→「管理」→「記憶域」の「ディスクの管理」をクリック、起動します。そして、対象MBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」でMBRディスクからGPTディスクに変換することができます。
まとめ
仮想ディスクサービスエラーが発生し、「このボリュームをフォーマットできません」と表示された場合、この記事で紹介された方法を使用して迅速に修正できます。ディスクとパーティションの管理ソフトAOMEI Partition Assistantは、ディスクのクローン作成、SSD/HDDへのOSの移行、インストール済みプログラムの移動などの機能も備えています。