[簡単でわかりやすい]HDDのデータを丸ごとコピーする方法

HDDのデータを完全に移行する方法を解説します。トラブルなく、スムーズにデータをコピーする手順を知りたい方必見!

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年07月24日

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なぜHDDのデータを別のHDDにコピーするのか?

あるHDDから別のHDDへデータをコピーするメリットは以下です:

👍新しいHDD(或いはSSD)を購入した場合、OSやアプリケーションを手動で再インストールするのは、時間と手間がかかります。古いHDD内のデータを新しいHDD(或いはSSD)に丸ごとコピーすれば、作業時間を短縮できます。

👍HDD内のデータを誤って消去したり、HDDが破損したりするリスクを軽減するために、事前に他のHDDやSSDにデータを完全にコピーしておくことで、データの損失を防ぐことができます。

👍HDDを長く使用していると、容量が不足したり、OSやアプリケーションの読み込みが遅くなることがあります。そのような場合、現在のHDDの環境を新しいHDDやSSDに丸ごとコピーすることで、ストレージの空き容量を増やしたり、読み書き速度などの性能を向上させることができます。

従来の方法:手動でのコピー&貼り付け

あるHDDから別のHDDへすべてのデータをコピーする最も一般的な方法は、コピー&ペーストですが、この方法は、写真、ビデオ、音楽、一部のアプリケーションなどの個人的なファイルに関してのみ使用できます。簡単な手順は以下です:

ステップ 1. ファイルエクスプローラを開きます。

ステップ 2. ファイルを移動したいドライブを開きます。

ステップ 3. 移動したいファイルを右クリックし、「コピー」を選択します。

ステップ 4. ファイルの移動先ドライブに転送します。空の領域を見つけて右クリックし、「貼り付け」を選択して、コピーしたファイルをこの場所に貼り付けます。

あるHDDから別のHDDにファイルを移動するには、コピー&貼り付け機能を使用することができます。ただし、HDDに多くのファイルやフォルダがある場合、かなり時間がかかることがあります。アプリケーションやオペレーティング・システムによっては、新しいHDDでは正常に動作しないものもあります。そのため、HDDクローンソフトを使用して、HDD全体を別のHDDにコピーすることをおすすめします。

効率的で安全な方法:サードパーティ製のクローンソフトを使う

ここでは、フリーソフトAOMEI Partition Assistantが最良の選択肢になります。このソフトはboot.iniを含むすべてのファイルをHDDから別のHDDにクローンすることができます。OSを含むHDDを別のHDDにクローンした後、新しいHDDから正常に起動できます。

AOMEI Partition Assistantの良さ:
✔️柔軟性:優れたディスク丸ごとコピーソフトは、Windows 10はもちろん、Windows 11、Windows 8、Windows 7もサポートしています。クローン元HDDの使用済みストレージロケーションのみクローンできます。したがって、ターゲットHDDの容量が使用済みストレージスペースのサイズより小さくない場合は、HDDからより小さいHDDにすべてのデータをコピーすることができます。
✔️効果性:優れたディスク丸ごとコピーソフトは、HDDを別のHDDにできるだけ早くクローンすることができます。クローン作成に時間がかかると、あなたの忍耐力を消耗させるだけです。さらに、オペレーティング・システムのみをHDDから別のHDDにコピーすることもできます。
✔️直感的:優れたディスク丸ごとコピーソフトは、直感的で簡単な操作インタフェースを所有する必要があります。ユーザー(特に非技術者)にとって、インターフェースが簡潔であればあるほど、使いやすい。

クローン作業でHDDから別のHDDにデータをコピーする前に考えすべきこと:
移行先のHDDに保存されているデータはすべてクリーンアップされるため、必要なファイルを事前にバックアップすることができます。
移行先のHDDの容量は、移行元のHDDで使用されているストレージ容量より小さくならないことを確認してください。
OSを含むHDDをクローンした後、正常に起動するには、ブートモードを変更する場合があります。
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HDDのデータを別のHDDに丸ごとコピーする方法

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。クローン元のHDDを右クリックして、「ディスクをクローン」を選択します。

ディスククローン

ステップ 2. クローン先のディスクを選択して、「次へ」をクリックします。

クローン先のディスク

ステップ 3. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。

確認画面

「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます:
チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません(ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています)。
チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。
「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます:
パーティションのサイズを変更せずにクローン:ソースパーティションのサイズを維持します。
コピー先に合わせる:ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。
手動で編集する:ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。

設定

ステップ 4. 「適用」⇒「続行」をクリックして、この操作を実行します。

適用

この例は、OSを含まれていないHDDをコピーする手順です。OSを含む場合は同じ手順ですか、加えて新しいHDDをブートデバイスとして指定する必要があります。

ブートデバイスとして指定する手順は以下です:

ステップ 1. 電源を入れた直後に「F2」キーを押し、しばらくするとBIOS設定画面が表示されます。 BIOSにアクセスができない場合は「F2」キーを複数回連打してください。(BIOS設定画面に入るキーはパソコンによって違います。詳しくはこちらの記事へ:Legacy BIOSをUEFIブートモードに変更する方法

ステップ 2. 次に、←または→キーで「Boot」(ブート)タブに移動し、↑または↓キーで「Boot Device Priority」(起動デバイスの優先度)を選択します。ここで最初の起動デバイスとして「USBドライブまたはUSB HDDまたはリムーバブルデバイス」を選択します。

ステップ 3. 起動したいデバイスを↑または↓キーで選択します。

ステップ 4. BIOS設定を保存し、PCを再起動します。

BIOS設定

まとめ

HDDのデータを丸ごとコピーする方法は以上でした。この記事では、いつ、なぜこの操作を行うべきかを説明しました。一方、サードパーティのHDDクローンソフトウェア - AOMEI Partition Assistantは、効率的にコピーを行います。この方法ではHDDだけでなく、SSDのデータを丸ごとコピーすることもできます。HDDクローン機能のほかに、ハードディスクを消去したり、MBR/GPTを変換するなどの機能もサポートされています。是非ともお試し下さい。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することができます。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。