SSDに換装したのに起動しない、または「OSが見つかりません」と表示されてお困りですか?SSDのMBR(起動システム)が破損した際のリセット・修復手順を詳しく解説。コマンドプロンプトや便利なツールを使って、データを消さずに直す方法を紹介します。
せっかくのSSDなのに、パソコンが立ち上がらないとショックですよね。でも、諦めるのはまだ早いです。SSD自体が物理的に壊れたのではなく、「OS(Windows)への入り口」が壊れているだけかもしれません。
その入り口の名前こそが「MBR(マスターブートレコード)」。今回は、このMBRをサクッと修復して、あなたの爆速SSDライフを取り戻す方法を教えます!
MBRは、SSDのデータの先頭に書き込まれている「パソコンの起動マニュアル」のようなものです。
パソコンの電源を入れると、まずこのMBRが読み込まれ、「よし、Windowsを起動させるぞ!」と合図を出します。SSDはデータの読み書きが超高速ですが、この最初の「合図」が間違っていると、どんなに高性能なSSDでも沈黙したままになってしまうのです。
SSDのMBRは、意外とデリケートな理由で壊れることがあります。
● 不適切なシャットダウン:フリーズして無理やり電源を切ると、MBRの書き込みが途中で止まって壊れることがあります。
● クローン(コピー)の失敗:HDDの内容をSSDに丸ごとコピーした際、MBRだけがうまくコピーされず、迷子になることがあります。
● ウイルスの仕業:起動できなくして困らせるタイプのウイルスがMBRを書き換えてしまうケースです。
Windowsのインストールメディア(USBメモリなど)があれば、無料で修復に挑戦できます。
ステップ 1. インストールUSBからパソコンを起動し、「コンピューターを修復する」をクリックします。
ステップ 2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を開きます。
ステップ 3. 真っ黒な画面が出たら、以下の3つのコマンドを1行ずつ打ってEnterを押してください。
$bootrec /fixmbr$
$bootrec /fixboot$
$bootrec /rebuildbcd$
ステップ 4. 「操作は正常に完了しました」と出れば大成功です!
「黒い画面に英語を打つのは心臓に悪い……」「コマンドを打ってもエラーが出て進まない!」という方は、AOMEI Partition Assistantを使いましょう。
このソフトを使えば、難しい文字入力は一切不要。マウス操作だけでMBRをピカピカに作り直せます。
MBRの再構築だけでなく、そのほかの高度な機能もたくさん備えます。例えば、空き領域の割り当て、ディスク/パーティションクローン、システム移行などです。
ステップ 1. 別の動くパソコンでAOMEI Partition Assistantを使って「起動用USB」を作ります。
ステップ 2. そのUSBを壊れたパソコンに刺して起動します。
ステップ 3. ソフトが立ち上がったら、SSDを右クリックして、「MBRを再構築」を選択します。
ステップ 4. 今のWindowsのバージョン(Windows 10/11など)を選びます。
ステップ 5. 最後に、「適用」ボタンをクリックして保留中の操作を実行します。
HDDからSSDに中身を移した後に起動しない場合、MBRの破損以外にも「起動順位(ブート順)」が原因のことがあります。
BIOS設定画面を開いて、新しいSSDが「起動順位の1番目」になっているか確認してください。これが古いHDDのままになっていると、MBRが正常でもパソコンは立ち上がりません。ここも意外な盲点ですよ!
SSDが起動しないと「もうダメだ」と思いがちですが、MBRの修復は専門家に頼まなくても自分で行える作業です。
これで、また快適なパソコンライフに戻れるはずです。SSDの速さを、再び存分に味わってくださいね!
Q1. HDDとSSDで、MBRの修復手順に違いはありますか?
A. 基本的な修復コマンドや手順は同じですが、SSDでは「アライメント」に注意が必要です。MBRの修復自体はHDDと同様のコマンド(bootrec /fixmbr など)で行えます。しかし、修復作業の過程でパーティションを再作成したり操作したりする場合、SSDの読み書き速度を最適化する「4Kアライメント」がずれると、SSD本来の速度が出なくなることがあります。AOMEI Partition Assistantなら、修復と同時にアライメントの最適化も確認できるため安心です。
Q2. SSDからWindowsが起動しません。「MBRの破損」と判断する基準は?
A. Windowsのロゴが出る前の「黒い画面でのエラーメッセージ」が判断基準です。電源を入れた直後に Disk boot failure や An operating system wasn't found といったテキストメッセージが表示される場合は、MBR(起動プログラム)が壊れている可能性が非常に高いです。逆に、Windowsのロゴ(青い窓のマーク)が出てから止まる場合は、MBRではなくシステムファイル(Windows本体)の破損が疑われます。
Q3. SSDのMBR修復をコマンドプロンプトで行う際の注意点は?
A. 「アクセスが拒否されました」と表示されるケースが増えています。最近のSSD環境(特にUEFI/GPTへの移行期の設定)では、標準の bootrec /fixboot コマンドが制限されることがあります。その場合は、EFIシステムパーティションを個別に修復するか、AOMEI Partition Assistantの「MBRを再構築」機能を使うことで、複雑なコマンド入力を回避して自動修復を試みることができます。
Q4. MBRを修復しても起動しない場合、SSDの寿命(物理故障)でしょうか?
A. その可能性もありますが、まずは「ブート順序」を確認してください。MBRを正しく書き直しても起動しない場合、BIOS/UEFIの設定で「起動ドライブの優先順位」が別のHDDやUSBメモリに変わっていないか確認しましょう。設定が正しいのに修復に失敗し続ける場合は、SSDの書き込み寿命によるセクタの不良(物理故障)も考えられます。
Q5. AOMEI Partition Assistantを使ってSSDのMBRを修復するメリットは?
A. 「Windowsが起動しない状態」からでも、視覚的に操作できる点です。通常、MBR修復にはWindowsのインストールディスクや高度なコマンド知識が必要ですが、AOMEIを使えば「ブータブルUSB」を事前に(または別のPCで)作成し、マウス操作だけでMBRを再構築できます。また、SSDの健康状態をチェックする機能も備わっているため、再発防止の診断も同時に行えます。