この記事では、強力なUSBメモリフォーマットツールであるAOMEI Partition Assistant Standardを紹介します。WindowsがUSBメモリを正常にフォーマットできない場合、このツールを使ってより簡単にUSBメモリをフォーマットすることができます。
USBメモリをフォーマットできない
システムをWindows7からWindows10にアップグレードした後、USBメモリをフォーマットできません。Windowsファイルエクスプローラーで、以前と同じ方法でUSBメモリをフォーマットしましたが、すべてが失敗しました。USBメモリを安全かつ効率的にフォーマットする方法がありますか?または推奨する無料のUSBメモリフォーマットツールがありますか?ありがとうございます!
- あるユーザーからの質問
1.再利用
お使いのUSBに保存されているファイルが多く、新しいデータを受け入れる十分なスペースがない場合は、USBメモリを安全にフォーマットしてすべてのファイルを削除する必要がある場合があります。USBメモリ内のデータを全て消去した後、新品同様にご使用いただけます。
2.ファイルシステムを変更する
USBメモリをフォーマットすると、保存されているデータが削除されるだけでなく、必要に応じてファイルシステムをNTFS、FAT32、またはexFATに変更することもできます。たとえば、FAT32はすべてのデバイスと互換性があり、現在、ほとんどのストレージデバイスはFAT32形式のファイルシステムをサポートしているため、ファイルシステムをFAT32にフォーマットできます。
3.ファイルシステムエラーを修正する
遅かれ早かれ、USBメモリにはファイルシステムエラーが発生する可能性があります。USBメモリが正常に表示されないか、またはRAWになり、サードパーティのパーティションマネージャーでフォーマットされていないように見える場合があります。
ファイルシステムエラーは、ウイルス攻撃/マルウェア、または不適切な削除操作が原因で発生します。エラーが発生すると、USBメモリに保存されたデータにアクセスできなくなります。この場合、ファイルを復元してからフォーマットすることでエラーを修正できます。
4.クラスターサイズを変更する
通常、USBメモリのクラスタサイズはデフォルトで設定されています。ただし、時間の経過とともに、デバイスのパフォーマンスが低下し、デフォルトのクラスターサイズが不合理に感じられることがあります。そのため、フォーマットによってデフォルトのクラスターサイズを変更する必要があります。
USBメモリのフォーマットが必要な場合も多いですが、USBメモリが正常にフォーマットできない場合も多々あります。以下は、パソコンでUSBメモリを正常にフォーマットできない最も見られる原因です。
もしUSBメモリを正常にフォーマットできない問題に遭っている場合、本文の内容を読み続けて、適切な方法を選択します。
この部分では、USBメモリをフォーマットするための四つの無料USBフォーマットツールを紹介します。分別は、Windows 組み込みツール - ディスクの管理、DiskPart、ファイルエクスプローラー、及び強力なサードパーティ製のUSBフォーマットツールです。
エクスプローラーは、ファイル管理ができるアプリケーションです。ファイルのコピー・移動・削除や閲覧、プログラムの起動など、いろんな場面で最もよく使うアプリケーションです。
WindowsファイルエクスプローラーでUSBメモリをフォーマットすることができます。以下は、USBメモリのフォーマットを行う具体的な手順となります。
手順 1. 「コンピューター」または「PC」をダブルクリックして、エクスプローラーを開きます。
手順 2. USBメモリを右クリックして「フォーマット」を選択します。
手順 3. ファイルシステムを選択した後、「クイックフォーマット」にチェックを入れて「開始」をクリックします。
上記の手順に従って、USBメモリをフォーマットすることが完了できます。
「ディスクの管理」は、Windows標準のパーティション管理ツールです。Windowsにおけるパーティション操作は、基本的に「ディスクの管理」で行います。また「ディスクの管理」は、パーティションの操作以外にも、現状を確認する目的で使うことが多いです。
「ディスクの管理」でもUSBメモリをフォーマットすることができます。詳細な手順は以下を見てください。
手順 1. 「コンピューター」または「PC」を右クリックして「管理」を選択します。
手順 2. 記憶域下の「ディスクの管理」をクリックします。
手順 3. USBメモリを右クリックして「フォーマット」を選択します。
手順 4. USBをどのファイルシステムにフォーマットしたいか選択します。「クイックフォーマットする」にチェックを入れます。
WindowsファイルエクスプローラーでUSBメモリをフォーマットするのが最も簡単な方法です。ただし、Windowsファイルエクスプローラーが通常どおりにUSBメモリをフォーマットできない場合があります。代わりに、「Windowsはフォーマットを完了できませんでした」、「このディスクは書き込み禁止になっています」などのフォーマットエラーメッセージが表示されます。このような場合では、Windowsの組み込みツールDiskPartを試してください。その機能は、ディスクの管理やファイルエクスプローラーよりも強力です。
手順 1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を起動します。次に、名前欄に「diskpart.exe」と入力し、「Enter」を押してコマンドプロンプトを開きます。
手順 2. コマンドプロンプトのウィンドウで「diskpart」と入力し、Enterキーを押して、プログラムを起動します。
手順 3. 以下のコマンドを順に実行し、各コマンドを入力ごとに「Enter」キーを押します
▶ list volume
▶ select volume X(XはUSBメモリのパーティション番号です。)
▶format fs=fat32またはformat fs=ntfs quick(「fat32」「ntfs」はファイルシステムフォーマットで、「quick」フォーマットプロセスを高速化します。)
▶exit
下の図を参照してください。
USBメモリのファイルシステムが破損していて、DiskPartを使用してUSBメモリを正常にフォーマットできない場合があります。このような場合は、USBメモリをフォーマットするフリーソフト-AOMEI Partition Assistant Standardをダウンロードし、使用できます。
手順 1. USBメモリをコンピュータに接続します。そしてAOMEI Partition Assistant Standardを実行して、メインインターフェイスでUSBメモリを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。
手順 2. このウィンドウで、必要に応じてNTFS、FAT32、exFAT、およびExt2/3/4から適切なファイルシステムを選択し、「はい」をクリックします。
手順 3. USBフォーマットフリーソフトのメインインターフェイスに戻り、「適用」をクリックして、選択したUSBメモリをフォーマットします。
以上は、無料のUSBメモリフォーマットツールについてです。ディスクの管理、DiskPart及びファイルエクスプローラーではUSBメモリをフォーマットできますが、多かれ少なかれいくつかの制限があり、うまくいかない場合がります。または、初心者はDiskpartを使用することをお勧めしなくて、ちょっと複雑で、不注意に間違いやすいからです。この時、上記の最高かつ無料のUSBメモリフォーマットツールであるAOMEI Partition Assistant Standardを使用できます。
AOMEI Partition Assistant Standardは単なるフォーマットツールではなく、USBメモリのクローン作成、USBドライブ文字の変更、ディスク状態のチェックなどを行うことができます。Professionalにアップグレードすると、USBメモリ上の削除されたパーティションの復元、SSD/HDD へのOSの移行、パーティションの調整など高度な機能を楽しむことができます。
ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。