【無料】ハードディスクの速度を測定する方法

Windowsでハードディスクの速度を測定するにはどうすればよいですか?この記事では、ディスク速度を簡単に測定する方法と、ディスクを高速化するためのヒントをいくつか紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年12月15日

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ハードディスクの速度を測定する理由

ハードディスクはコンピュータの重要なストレージコンポーネントの一つです。低価格で大容量なので、作業や学習プログラム、ゲームを保存するデータディスクとして使われることが多いです。今、SSDはシステムディスクとしてHDDの代わりに使用するユーザーが増えてきます。HDDとSSD

Windowsパソコンでハードディスクを使用している場合、ハードディスクの読み書き速度はデバイスのパフォーマンスに影響を与えます。そのため、ディスクの速度を定期的にテストして監視する必要があります。

ディスク速度を測定するための2つの方法

多くのユーザーは、どのようにドライブの速度を測定するかわからないかもしれません。通常、このタスクを実行するために速度テストツールが必要になります。ここでは2つのツールを紹介します。1つはWindowsに組み込まれているツールで、もう1つは無料のサードパーティーツールです。

方法1.タスクマネージャーを使用してディスク速度を測定する

タスクマネージャーは、Windowsでディスク速度を簡単にテストできます。

ステップ 1.Ctrl+Shift+Esc」キーを押すと、タスクマネージャーを起動します。

ステップ 2. 開いたら、「パフォーマンス」オプションに移動します。

ステップ 3. 左側のリストからテストする対象のディスクを選択します。そのディスクに関する基本的なデータ(読み取り速度や書き込み速度など)が表示されます。

タスクマネージャー

注意:タスクマネージャーでディスクパフォーマンス情報を確認する場合は、有効にするためにCMDで「diskperf -Y」と入力する必要があります。

方法2.ドライブ速度テストツールを使用してディスク速度を測定する

タスクマネージャーではハードディスクの速度に関する情報が非常に限られています。対象のディスクについてもっと詳しく知りたい場合は、「AOMEI Partition Assistant Standard」という信頼性の高い使いやすいハードディスク速度テストツールを使用することをおすすめします。

これはWindows 11/10/8/8.1/7/XP用のプロなディスクおよびパーティションマネージャーです。「ディスク速度測定」機能により、さまざまなユーザーが自分のディスクの速度を測定することができます。このツールには2つのテストモードがあります。

1. シンプルモード通常のテストを行いたい場合は、シンプルモードを使用できます。ユーザーは対象のドライブを選択するだけで、ツールがすべての情報をテストします。テスト後、結果をクリップボード、テキスト、スクリーンショットの3つの形式でエクスポートすることができます。
2. プロモード:しかし、詳細な結果が必要な場合は、プロモードに移動することができます。最大/平均速度、ファイルサイズ、テスト回数、時間、ブロックサイズなどのすべての詳細を設定することができます。

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手順 1. 「AOMEI Partition Assistant Standard」をインストールし、開きます。「テスト」→「ディスク速度測定」を選択します。

ディスク速度測定

手順 2. デフォルトのモードは「シンプルモード」ですが、「プロモード」をクリックすると、より包括的なテストが行われます。

プロモード

手順 3. 「プロモード」では、条件に合わせてデフォルトの設定(測定パーティション、平均/最大速度、サイズ、持続時間、測定番号)を変更することができます。

デフォルトの設定を変更

注意事項:
測定モードは2つあります。順次テストとランダムテストの2種類があります。
ブロック:ブロックサイズのオプション範囲は4KB~2MBです。
キュー:キューのオプション範囲は1~512です。
スレッド:スレッドのオプション範囲は1~64です。

手順 4. 全ての設定が終わったら、「開始」をクリックして、ハードディスクの速度を測定することができます。

手順 5. テストが終了したら、結果を直接見ることができます。また、結果をスクリーンショットやTXTファイルとして書き出すことができます。

ボーナスのヒント:ディスクを高速化する方法

ディスク速度テストの結果はどうですか?期待に満たない場合は、以下のヒントを試してハードドライブの速度を向上させることができます。

❶:HDDの場合

▶ヒント1. ディスクデフラグを実行する

ファイルの断片化がハードドライブの速度を低下させる最も厄介な要因の一つです。これらの断片化されたデータファイルは、HDD上で分割されてばらばらに配置されています。場所が分散しているため、プログラムを起動しようとするときにそれらを見つけるためにHDDはより多くの時間を必要とします。

デフラグは、これらの断片化されたファイルを再構成し、整理して順番に配置することで、HDDが必要なファイルを素早く見つけることができるようにします。

AOMEI Partition Assistantを使用してHDDをデフラグできます。HDDを右クリックして「ディスクのデフラグ」を選択します。

ディスクデフラグ

注意:定期的にHDDのデフラグを忘れることを心配している場合は、「スケジュール」を選択することもできます。スケジュール

▶ヒント2. Cドライブを拡張する

このアドバイスは、システムディスクとしてHDDを使用しているユーザーに向けられています。OSはOSデータを保存し、PCがスムーズに動作するために使用可能な領域が必要です。ディスクに未割り当ての領域がある場合は、それをCドライブに結合することができます。ただし、ディスクに未割り当ての領域がない場合は、他のドライブから直接Cドライブに領域を割り当てることもできます。

この機能を使用するには、Professional版にアップグレードしてください。

空き容量を割り当てる

❷:SSDの場合

HDDとは異なり、SSDはデフラグによって速度を向上させることはできません。さらに悪いことに、SSDをデフラグすると寿命が短くなる可能性があります。

▶ヒント1. Trim機能を有効にする

トリム機能は、ゴミファイルを管理するためのSSDの組み込み機能です。

手順 1. Windows+R」を押して、「CMD」を入力してコマンドプロンプトを開きます。

手順 2. fsutil behavior query DisableDeleteNotify」と入力し、Trim機能が有効か無効かを確認します。

DisableDeleteNotify = 0(TRIMは既に利用可能で、Windows上で動作しています。)
DisableDeleteNotify = 1(TRIMは利用できません。)

手順 3. 利用できない場合は、「fsutil behavior set DisableDeleteNotify」と入力して「Enter」キーを押してTrimを有効にします。

Trimを有効にする

▶ヒント2. パーティションを整列する

SSD上のパーティションを整列させることも、SSDのパフォーマンスを向上させることができます。

パーティションを整列

まとめ

この記事では、ハードディスクの速度を測定する方法を2つ紹介しました。また、ディスクの速度をテストし、速度を向上させたい場合は、リストアップしたヒントを試してみることができます。

AOMEI Partition AssistantはWindowsコンピューター向けの多機能ツールです。この投稿で紹介した機能に加えて、HDDからSSDにOSを移行し、ディスクをクローンし、ディスクをMBRとGPTの間で変換するなど、より強力な機能を享受できます。さらに、サーバーデバイスをより効率的に管理したい場合は、この実用的なツールのServer版を選択することができます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。