USBドライブのディスクレターを変更する - Windowsでの方法はこちら

Windows 11、10、8、7でUSBドライブレターを変えたいですか?ここでは、USBフラッシュドライブや外付けハードドライブのドライブ文字を変更したり、割り当てたりするための無料の方法を紹介します。

投稿者 @カオル 2024年08月16日 @カオル 最後の更新 2024年08月16日

ドライブレター(ドライブ文字・ドライブ名・ドライブ番号)とは

ドライブという用語は、コンピュータによって認識されるあらゆるタイプのデータ・ストレージ・デバイスを指します。これには、外付けハードドライブ内蔵ハードドライブが含まれます。USBフラッシュ・ドライブSDカードなどのストレージ・デバイスをコンピュータに接続すると、Windowsはそのデバイスにドライブレターを割り当てます。

ドライブレター(ドライブ文字・ドライブ名・ドライブ番号)は、MicrosoftのOSで、ハードディスクやCD-ROMなどの記憶装置を識別するために付与される英字1文字のことであり、常に大文字で表記されます。CからZまでの任意の文字が使用可能です。通常、PCやコンピューターを開くと、エクスプローラーから「ローカルディスク(C:)」や「DVDドライブ(E:)」といった表示があります。

USBドライブレターを変更したいのはなぜですか?

理由1:ドライブレターが原因でハードドライブが競合する場合は、外付けハードディスクが表示されない。問題を解決するには、ドライブレターを再割り当てする必要があります。 理由2:USBドライブの文字は、PCに接続するたびに変わります。USBスティックのドライブレターを固定する必要があります。 理由3:USBドライブに自動的に割り当てられたドライブレターが気に入らないため、変更したいと思います。 理由4:たまに、エクスプローラーから全てのドライブにアクセスできますが、ドライブレターが消えてしまったケース(下の画像は例)もあります。消えてしまったら、もう一度割り当てる必要があります。

USBドライブレターを変更する方法は?

ここで3つの無料方法を紹介します。

ヒントこれらの方法では、USBだけでなく、外付けハードドライブ、SSD、DVDドライブなどのすべてのドライブにも使えます。

▶方法1.「ディスクの管理」でUSBドライブレターを変更する

ディスクの管理」はWindowsに標準で付いているツールで、ディスクやパーティションを簡単に管理できます。USBメモリのドライブ文字を変更するには、次のステップを実行してください。

ステップ 1. 「Windows+X」キーを同時に押し、メニューから「ディスクの管理」を選択します。

ステップ 2. ドライブレターを変更して固定したいUSBドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「変更」をクリックします。

ステップ 4. 次のウィンドウで、ドロップダウンメニューからUSBドライブに対して適切なドライブ文字(この例ではS)を選択し、「OK」をクリックします。

ステップ 5. 一部のプログラムがドライブ文字に依存して動作することに注意してください。選択したドライブレターは、他のドライブに占用されていない場合、「はい」をクリックし、USBのドライブ名を変更します。

これで、Windows 11、10、8、7でドライブレターを変更しました。

注意:USBがWindows OSと互換性のないファイルシステム(例えばExt4)でフォーマットされている場合、書き込み禁止されている場合、「ドライブ文字とパスの変更」オプションがグレーアウトすることがあります。

この問題を解決するには、まずUSBをWindows 10/11で認識されるファイルシステムでフォーマットするか、書き込み禁止を解除します。或いは、方法2または方法3を試すこともできます。

▶方法2.コマンドプロンプトでUSBドライブレターを変更する

コマンドプロンプトを使ってUSBドライブレターを変更するには、次のステップを実行してください。

ステップ 1. 「Windows+R」を同時に押し、「cmd」と入力し、「OK」をクリックします。

ステップ 2. 「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 以下のコマンドを順番に入力して実行します。各コマンドを入力した後「Enter」キーを押します。

list volume(すべてのボリュームを表示する)
select volume n(nはドライブ文字を変更したいUSBのボリューム番号である)
assign letter= m(mを変更したいUSBのドライブ文字と置き換える)
exit(Diskpartを終了する)
exit(コマンドプロンプトを終了する)

これで、Windows 11、10、8、7でドライブレターを変更しました。ちょっと複雑ですので、より操作しやすい方法を使用したいユーザーは、次の方法へ進んでください。

▶方法3.数回のクリックでUSBドライブレターを変更する[推奨]

「ドライブ文字とパスの変更」がグレーアウトされ、或いはコマンドプロンプトに慣れていない場合は、Windows PC用のパーティションマネージャ、AOMEI Partition Assistantを試してみてください。

USBドライブが読み取り専用になったり、NTFSやFATファイルシステムでフォーマットされていなくても、USBドライブレターを割り当てることができます。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。ドライブレターを変更したいUSBを右クリックし、「詳細処理」⇒「ドライブ文字を変更」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで新しいドライブ文字を選択し、「はい」をクリックします。

ステップ 3. 保留中の操作を確認し、問題なければ「適用」⇒「続行」をクリックし、USBドライブレターを変更します。

ヒント:

AOMEI Partition Assistant Professionalにアップグレードすると、クイックパーティション、パーティションの復元など、より多くの機能を利用できます。「ラベルを設定」機能を利用して、外付けHDDやUSBメモリをより簡単に識別するために、名前を変更することもできます。

まとめ

この記事では、Windows 11、10、8、7でUSBドライブレターを変更する方法について3つの方法を学びました。AOMEI Partition Assistantを使用する最も効率的な方法です。さらに、AOMEI Partition Assistantは他の便利な機能も備えています。例えば、データの損失なしでMBR/GPTへの変換、ディスククローンの作成、SSDへのOS移行、フォルダやインストール済みプログラムの移動、重複ファイルの検索&削除など、強力な機能がたくさん備えています。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することができます。