Windows 11、10、8、7で外付けHDDからファイルを完全に削除する4つの方法

外付けHDDからファイルを削除する必要がある

外付けHDDは、主にドキュメント、画像、音楽、ビデオおよびその他の個人的なファイルを保存するために使用されます。多くの外付けHDDには多くのストレージ容量がありますが、多くの大きなファイル／アプリケーション／プログラムをHDDに保存すると、ディスク容量不足の警告が表示される場合があります。次に、そこからいくつかのファイルを削除して、新しいデータ用にスペースを解放する必要がある場合があります。または、外付けHDDを廃棄または転売する場合は、個人情報が漏洩しないようにすべてを削除する必要もあります。

外付けHDDからファイルを正常に削除する方法

外付けハードディスクからファイルを削除する目的は何であれ、Windows 11、10、8、7では4種類の方法が用意されています。

方法1. ファイルエクスプローラーでファイルを1つずつ削除する（復元可能）

まず、Windows 11、10、8、7でハードディスクからファイルを削除する最も伝統的な方法を紹介します。

ステップ 1. 外付けHDDをパソコンに接続します。「コンピューター」または「PC」をダブルクリックし、ファイルエクスプローラを開きます。

ステップ 2. 外付けHDDをダブルクリックします。ファイル／フォルダをブラウズして削除したいものを探し、それを右クリックしてドロップダウンメニューから「削除」を選択します。

また、ファイルのアイコンをクリックして、ごみ箱に直接ドラッグすることもできます。同じ手順を繰り返して、外付けHDDから不要なファイルをすべて削除します。さらに、後でごみ箱を空にすることができます。

方法2. CMDを使用して外付けHDDからファイルを削除する

ファイルを一つずつ削除すると、特に大量のファイルを削除する必要がある場合、長い時間がかかる可能性があります。このような状況では、コマンドプロンプトを使用して外付けHDDからファイルを削除してみることができます。これを使用すると、コマンドを実行して、ハードディスクや内部のデータを一度にクリーンアップできます。

CMDを使用して外付けHDDからすべてのデータを削除するには、次の手順に従ってください。

ステップ 1. 「Win+R」キーを一緒に押し、実行ダイアログに「cmd」を入力し、Enterキーを押します。

ステップ 2. コマンドプロンプトウィンドウで、「diskpart」と入力し、Enterキーを押して、Diskpart.exeを起動します。

ステップ 3. 以下のコマンドを順番に入力し、Enterキーを押してください。

list disk

select disk #（ファイルを削除するハードディスクのディスクの番号です。）

cleanまたはclean all（選択したディスクからすべてのファイルが削除されます。）

最後の「clean」または「clean all」コマンドはターゲットディスクから一度にすべてを削除することができ、データ復元の可能性を減少させます。

方法3. 第三者のパーティションソフトで外付けHDDからファイルを削除する

複雑なコマンドを実行してディスクをクリーンアップしてファイルを削除するだけでなく、外付けHDDのパーティションをフォーマットまたは削除してファイルを削除することもできます。このタスクでは、「ディスクの管理」の「ボリュームの削除」と「フォーマット」機能を使用できます。ただし、「ディスクの管理」がいくつかの制限があり、「フォーマット」と「ボリュームの削除」機能がグレー表示される場合があります。

この場合は、第三者のパーティションフリーソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Standardを使用できます。このソフトを使えば、簡単にパーティションを削除／フォーマット／作成／サイズ変更／移動／クローンすることができます。

①「パーティションを削除」機能で外付けHDDからファイルを削除

ステップ 1. WindowsコンピュータにAOMEI Partition Assistantをダウンロードし、起動します。メイン画面で削除したい外付けHDDのパーティションを選択し、右クリックして「パーティションを削除」をクリックします。

ステップ 2. 次のポップアップウィンドウで、必要に応じて適切な削除方法を選択し、そして「はい」をクリックして続行します。

ステップ 3. 最後は仮想結果を確認し、問題なければ「適用」をクリックしてパーティション削除操作を実行します。

このその中のファイルが削除された後、パーティションは未割り当て領域になります。未割り当て領域を右クリックして、新しいパーティションを作成できます。

②「パーティションをフォーマット」機能で外付けHDDからファイルを削除

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、メイン画面でフォーマットしたい外付けHDDのパーティションを右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、指定されたオプションからファイルシステムを選択し、「はい」をクリックします。

ステップ 3. メイン画面に戻り、「適用」をクリックして、選択したパーティションのフォーマットを開始します。

上記の方法のように、ファイルを一つずつ削除しても、パーティション全体を削除／フォーマットしても、適切なデータ復元プログラムによって、削除されたファイルを復元することができます。なぜなら、これらの方法はデータへのリンクを削除して見えなくなるだけで、実際のデータはまだディスク上にあるからです。

ですから、データの安全性やプライバシー保護が問題でない場合は、これらの方法で十分です。もし、削除した機密データを他の人に復元されたくない場合はどうすればいいのでしょうか？外付けHDDからファイルを完全に削除する方法については、次の内容を参照してください。

方法4. 外付けHDDを消去してファイルを完全に削除する（回復不能）

回復せずに外付けHDDからファイルを完全に削除するには、ディスクパーティションをフォーマットまたは削除するのではなく、ハードドライブを消去する必要があります。しかし、Windows自体はディスク消去機能を提供していません。幸いなことに、AOMEI Partition Assistantもこの状況で役立ちます。ただし、この「ハードディスクを消去」は高度な機能で、Professional版にアップグレードする必要があります。具体的な手順は以下のとおりです。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動した後、外付けHDDを選択して、右クリックで「ハードディスクを消去」を選択します。

ステップ 2. ハードディスク上のデータを消去する方式を指定してください。ここでは、「全セクタにゼロを書き込む」を選択します。

ステップ 3. ツールバーの「適用」をクリックして操作を実行します。

ご存知のように、従来のハードディスクと比べてSSDは異なる書き込み・読み込み方式があるので、データ消去方法も異なります。外付けハードドライブがSSDドライブの場合、「SSDの完全消去」ウィザードを提供し、この機能はほとんどの一般的なSSDドライブ上のデータを消去することができます。

外付けHDDからファイルを削除できない場合どうなるか？

上記の方法は、外付けHDDからデータを効果的に完全に削除できます。いくつかの特殊な状況では、次のいずれかの理由により、外付けHDDからファイルを削除できません。

状況1. ファイルが開いているか、実行中のプログラムによって占有されています。この場合、実行中のプログラムをすべて終了し、再度ファイルの削除を試みてください。

状況2. 外付けHDDは、ウイルスやマルウェアの影響を受けています。したがって、信頼性の高いウイルス対策ソフトウェアを実行して、潜在的なウイルスを排除できます。

状況3. 外付けHDDは書き込み保護されているため、内部ファイルを削除する前に書き込み保護を解除できます。

状況4. 外付けHDDにファイルシステムエラーがあります。この場合、AOMEI Partition Assistant Standardを使用して、ディスクまたはパーティションのエラーをチェックして修正できます。

最後

このチュートリアルでは、5つの異なる方法で外付けHDDからファイルを削除する方法を示しました。これで、個人のニーズに応じて適切な方法を選択できます。

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