Windows Server 2003でCドライブの容量を増やす方法

「ディスクの管理」に「ボリュームの拡張」オプションがない場合、Windows Server 2003(R2)でCドライブの容量を増やすにはどうすればよいですか?詳細な手順については、この記事を参照してください。

投稿者 @ゆき 2025年05月30日 @ゆき 最後の更新 2025年05月30日

ユーザー事例

 

私のコンピュータにはWindowServer2003をインストールしており、Cドライブの容量は56GB、Dドライブの容量は123GBです。現在、Cドライブはほとんど容量を使い果たしており、赤いバーが表示されています。WindowsServer2003のCドライブを拡張する方法はありますか?

- ユーザーからの質問

Windows Server 2003/2003 R2を長年運用していると、Cドライブの容量不足に悩まされることがあります。しかし、Server 2003では標準機能でCドライブを簡単に拡張することはできず、手動での対処や専用ツールが必要になります。この記事では、Windows Server 2003/2003 R2環境で安全にCドライブの容量を拡張する方法をわかりやすくご紹介します。

Windows Server 2003でCドライブの容量を増やす方法

「ボリュームの拡張」機能が含まれていないため、Windows Server2003の「ディスクの管理」でCドライブを拡張することはできません。Diskpartユーティリティ、またはサードパーティソフトウェアを使用して、Windows Server 2003のCドライブ容量を拡張することができます。

方法1.Windows Server 2003(R2)DiskpartでCドライブを拡張する

コマンドラインユーティリティであるDiskpartには、多くの機能があります。Windows Server 2003(R2)では、これを使用してパーティションとディスクを管理できます。

まず、Windowsキー+Rキーを押し、「diskpart」と入力し、Enterキーを押してDiskpartユーティリティにアクセスします。

次に、特定の状況に応じて適切なコマンドを実行してください。

Cドライブの後ろに隣接する未割り当て領域がある場合は、以下のコマンドを順番に実行してください。

●list disks
●select disk x
●list partition
●select partition m
●extend
●exit

Cドライブの後ろに隣接する未割り当て領域がない場合は、以下のコマンドを順番に実行してください。

●list disks
●select disk x
●list partition
●select partition n
●delete
●select partition m
●extend
●exit
ヒント:✎...
xは起動ディスク(Cドライブを含むディスク)の番号であり、mはCドライブの番号です。nはCドライブの後ろに隣接しているパーティションの番号です。

方法2.サードパーティーソフトでServer 2003のCドライブ容量を増やす

Cドライブの後ろに隣接する未割り当て領域がない場合、未割り当て領域を取得するためにパーティションを削除する必要があります。これにより、データが失われます。

データの損失を回避するために、AOMEI Partition Assistant Serverというパーティションマネージャーを利用できます。強力な機能である「空き領域を割り当てる」が特徴で、スペースのある1つのパーティションから拡張するパーティションに空き領域を直接割り当てることができます。

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安全かつ高速
動作確認の目的でのみ使用される

1. AOMEI Partition Assistantを起動して、容量が多いパーティションを右クリックして「空き領域を割り当てる」をクリックします。

2. パーティションからカットする空き領域のサイズを入力して、ターゲットドライブはCドライブを選択し、「はい」をクリックします。

3. 左上の「適用」をクリックし、ポップアウトウィンドウで「続行」をクリックします。

方法3.アプリをCドライブから別のドライブに移動する

1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。上部にある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。

2. Cドライブを選択して、「次へ」をクリックします。

3. 移動したいアプリにチェックを入れ、移動先ドライブを選択して「次へ」をクリックします。

4. 移行中に実行中のアプリを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。

5. タスクを完了したら、「完了」をクリックしてください。

結語

前に説明した方法とは別に、Cドライブ上の不要なアプリケーションをアンインストールして、ディスク容量を再利用できます。ディスクが小さすぎる場合は、ディスクをより大きなディスクにクローンした方がお勧めします。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows 11、10、8.1/8、7、Vista、XPのユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Professional版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較