Windows 11/10でCドライブの容量を確保する方法「6つの方法」

Cドライブがいっぱいになった理由と、C ドライブの容量を確保する方法?この投稿を読んで、Windows 11/10/8/7でCドライブの空き容量を増やす6つの方法をを学ぶことができます。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年02月23日

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なぜ私のCドライブがいっぱいになっているのか?

コンピュータのCドライブ(システムドライブ)がいっぱいになると、Windowsの動作が遅くなる主な原因となります。コンピュータの動作を高速化するためには、Cドライブの空き容量を増やすことが効果的な解決策の一つです。Cドライブの容量を確保する方法を考える前に、その原因を知る必要があります。

以下に、Cドライブの空き容量が減る一般的な理由をいくつか挙げます。

大きなファイルやアプリ:時間の経過とともに、大きなアプリやゲームのインストール、またはビデオ、画像、音楽などの大きなファイルの蓄積は、Cドライブのかなりの容量を消費します。
システムと一時ファイル:Windowsや他のオペレーティングシステムは、システムログ、エラーレポート、キャッシュファイルなど、さまざまなシステムと一時ファイルを生成し、徐々にスペースを占有していきます。
ダウンロードフォルダー:頻繁なダウンロード、特にダウンロードフォルダーの整理やファイルの削除をしていない場合、Cドライブが埋まってしまいます。
ごみ箱:削除したファイルは、しばらくの間ごみ箱に移動され、ごみ箱が空になるまでスペースを占有し続けます。
ソフトのアップデート:Windowsやソフトのアップデートは、システムが最新の状態に保たれていない場合、かなりの容量を消費することがあります。

Windows 11/10/8/7でCドライブの容量を確保する方法

「Cドライブの空き容量がなくなっている」という問題の原因が特定できたので、Cドライブの空き容量を増やす方法について詳しく説明していきます。

方法1. ディスクのクリーンアップを実行する

ディスクのクリーンアップは、縮小表示、Windowsのアップデートファイル、配信の最適化ファイル、一時ファイルなど、さまざまなファイルを削除できるWindowsに組み込まれたツールです。以下は、Windows 11でCドライブをクリーンアップする方法です。

ステップ 1. タスクバーの検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と入力し、結果の一覧から「ディスククリーンアップ」を選択します。

ステップ 2. クリーンアップを実行したいドライブ(Cドライブなど)を選択し、「OK」を選択します。

ステップ 3. 「削除するファイル」の項目で、削除したいファイルを選択し、「OK」をクリックします。

ディスクのクリーンアップ

方法2. 使っていないソフトをアンインストールする

ソフトやアプリは、デフォルトの保存場所を変更しない限り、通常Cドライブに保存されます。したがって、使っていないソフトをアンインストールすることで、Cドライブのスペースを節約することができます。

ステップ 1. 「設定」を開き、「アプリ」→「アプリと機能」を選択します。

ステップ 2. 不要なアプリを選択し、「アンインストール」を選択します。

アプリと機能

方法3. 一時ファイルを削除する

一時ファイルはコンピュータの使用中に生成されます。定期的に一時ファイルを削除することで、常にCドライブの容量を確保することができます。

ステップ 1. 「設定」→「システム」→「記憶域」に移動します。

ステップ 2. 「一時ファイル」をクリックします。

一時ファイル

ステップ 3. 一時ファイルの一覧が表示され、クリーンアップしたい一時ファイルにチェックを入れ、「ファイルの削除」をクリックします。

Windows Updateのクリーンアップ

方法4. 重複ファイルを削除する

一時ファイル以外にも、ハードドライブ上に無視してしまうかもしれない重複ファイルがあります。これらの重複ファイルを一つ一つ見つけるのは手間がかかります。時間と労力を節約するために、AOMEI Partition Assistant Professionalのような信頼性のある重複ファイル削除ツールを使用することをおすすめします。

以下にこのツールを使用して重複ファイルを削除してCドライブの容量を確保する方法を示します。

Proのデモ版Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動し、メインタブの「空間を解放」をクリックし、「重複ファイルファインダー」を選択します。

重複ファイルファインダー

ステップ 2. ここでは、コンピュータ上のすべてのパーティションが表示されます。この画面下の「すべて」タブで除外するファイル形式を指定して、特定の拡張子のファイルをスキャンの対象から外すことができます。また「ピクチャ」「ビデオ」「オーディオ」「ドキュメント」「アーカイブ ファイル」に対して、含めるファイル形式を指定して、特定の拡張子のファイルのみをスキャンすることができます。

スキャン

🎨「詳細設定」をクリックして、スキャンルールを個別に設定することもできます。例えば、指定した「作成日時」や「更新日時」で検索したり、スキャンできる最小ファイルサイズを変更したり、スキャン時システムファイル/プログラムファイル/隠しフォルダーをスキップしたり、ファイル比較方法を選択することができます。

詳細設定

ステップ 3. 処理が完了すると、設定した条件を満たすすべての重複ファイルが表示されます。「プレビュー」ボタンをクリックすると、重複ファイルの詳細情報を確認することができます。

プレビュー

ステップ 4. 削除したい重複ファイルを選択できます。または、「スマート選択」をクリックして重複ファイルを自動的に選択します。削除したい重複ファイルを選択した後、「ゴミ箱に移動」をクリックし、重複ファイルを手動で削除します。

ゴミ箱に移動

3つの削除方法
直接削除:選択した重複ファイルはゴミ箱などへ移動せず、直接完全にパソコンから削除されます。
ゴミ箱に移動(デフォルト設定):選択した重複ファイルはコンピュータのゴミ箱に移動されます。ゴミ箱からファイルを復元することができます。
指定したフォルダに移動:選択した重複ファイルは指定した場所に移動されます。重複ファイルを保存する場所を指定・設定することができます。
個人用設定(「スマート選択」用、手動選択の場合このオプションを設定する必要はない)
最後/最初の変更:「スマート選択」をクリックすると、最後/最初に変更したファイルが選択されます(最後の変更がデフォルト設定されます)。
最後/最初の作成:「スマート選択」をクリックすると、最後/最初に作成したファイルが選択されます(最後の作成がデフォルト設定されます)。
グループ内で最も長い/短いファイル名:「スマート選択」をクリックすると、グループ内で最長/最短の名前を持つファイルが選択されます(最も長いがデフォルト設定されます)。
グループ内で最も長い/短いファイルパス:「スマート選択」をクリックすると、グループ内で最長/最短のパスのファイルが選択されます(最も長いがデフォルト設定されます)。
一致するファイル名/ファイルパス:一致させたいファイル名/ファイルパスを「一致オプション」欄に入力します。入力したファイル名/ファイルパスと一致する場合のみ、「スマート選択」で選択されます。

ステップ 5. 削除が完了したあと、詳細情報を確認することができます。

手動で削除完了

方法5. ファイルを別のドライブに移動する

十分なスペースのある別のドライブがある場合、一部のファイルやフォルダをCドライブから移動してCドライブの空き容量を増やすことができます。Cドライブから別のドライブにファイルやフォルダを一つずつ移動する「切り取り&貼り付け」機能とは異なり、AOMEIソフトウェアの「アプリ引っ越し」機能を使用すると、複数のフォルダを一度に別のドライブに移動することができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。

アプリ引っ越し

ステップ 2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。ここでは「フォルダーを移動」を選択します。

2つのオプション

ステップ 3. 「フォルダーを追加」をクリックして、移行したいフォルダを追加します。そして、移行先を選択して、「移行」をクリックします。

フォルダを追加

ステップ 4. 動作しているプログラムや開いているドキュメントを移行中に強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。

移行時の警告

方法6. Cドライブを拡張する

Cドライブには多くのアプリやファイルが保存されるため、Cドライブを拡張することも考えてみてはいかがでしょうか?「ディスクの管理」は、システムパーティションの直後に隣接する未割り当て領域がある場合にのみCドライブの拡張が可能です。未割り当ての領域がCドライブと隣接していない場合、「ボリュームの拡張」機能は利用できないことに注意してください。

AOMEIソフトウェアを使用すると、他のドライブからCドライブへの空き容量の割り当てが簡単に行えます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして開きます。割り当てるドライブを右クリックし、「空き領域を割り当てる」を選択します。

空き領域を割り当てる

ステップ 2. 新しいウィンドウで、割り当てるドライブからカットする空き領域のサイズを入力すると、この空き領域が直接に宛先パーティションに追加されます。Cドライブである場合は、リストからCドライブを選択し、「OK」をクリックします。

空き領域のサイズを入力

ステップ 3. ここでCドライブが拡張されていることが確認できます。変更内容を保存するには、「適用」をクリックします。

確認

容量の問題が続く場合は、コンピュータがサポートしている場合には、Cドライブをより大容量のSSDに交換することも検討してみてください。

まとめ

Cドライブの容量を確保する方法は?この記事では、最も可能性の高い原因を説明した後、有効な解決策を6つご紹介しました。必要に応じて、いずれかの方法を選んでください。その中で、AOMEI Partition AssistantがCドライブを解放するための効果的な機能を提供しました。Windows ServerコンピュータでCドライブの容量を確保する場合は、Server版もご利用いただけます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。