データ損失なくWindows 11でディスクパーティションのサイズを変更する方法

Windows 11でディスクパーティションのサイズを変更する無料の方法をお探しですか?この記事では、Windows 11でデータを失わずにディスクパーティションのサイズを変更する方法(Windows標準ツールやサードパーティのパーティションサイズ変更フリーソフトの使用など)を説明します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年12月19日

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Windows 11でパーティションのサイズを変更する理由

ウィンドウズ11

パーティションのサイズ変更は、実際にはパーティションを拡張または縮小することを指します。通常、ユーザーは次の2つの状況でWindows 11のパーティションをリサイズする必要があります。

MicrosoftがWindows 11をリリースして以来、多くのWindowsユーザーが新しいシステムを体験するためにWindows 11にアップグレードしています。しかし、最初にWindows 11をインストールした際に、一部のユーザーはシステムパーティション(Cドライブ)のみを設定したかもしれません。このような場合、彼らはCドライブを縮小し、未割り当て領域を使用して新しいデータストレージパーティションを作成する必要があります。
もう一つの状況は、Windows 11を初めてインストールする際にシステムドライブ(Cドライブ)に十分な容量を割り当てなかった場合です。アプリをダウンロードしてインストールする度に、Cドライブの容量はますます減少し、Cドライブが「ディスク領域不足」というエラーを受け取り、Windows 11の実行速度に影響を与えます。

これらのトラブルを回避するために、Windows 11でディスクパーティションのリサイズが必要です。以下の内容を読んで、Windows 11でディスクパーティションのサイズを変更する3つの無料の方法を学びます。

Windows 11でパーティションのサイズを変更する方法(データ損失なし)

上記の内容を読んだ後、Windows 11でパーティションのサイズを変更する理由が理解できたはずです。では、ここからWindows 11でパーティションをリサイズする方法について説明します。まずは2つのWindows標準ツール、「ディスクの管理」と「Diskpart」をご紹介します。

▶方法1.「ディスクの管理」を使用する

「ディスクの管理」は、ディスクを管理するためによく使われるツールです。ユーザーはこのツールを利用してボリュームの拡張、縮小、フォーマット、削除などを行うことができます。

パーティションの拡張

ステップ 1. 「Windows+R」を押し、「diskmgmt.msc」と入力して「Enter」キーを押して「ディスクの管理」を開きます。

名前

ステップ 2. 拡張したいパーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

ボリュームを拡張

ステップ 3. すると、「ボリュームの拡張ウィザード」が表示されます。ウィザードの指示に従ってボリュームを拡張します。

拡張ウィザード

注意:「ディスクの管理」を使用してパーティションを拡張するには、拡張するパーティションに隣接している未割り当ての領域が存在する必要があります。また、ターゲットパーティションはNTFSまたはRAWである必要があります。それ以外の場合、「ボリュームの拡張」はグレー表示されます

パーティションの縮小

ステップ 1. 同様の方法で「ディスクの管理」を開きます。

ステップ 2. 拡張したい「パーティション」を右クリックし、「ボリュームの縮小」を選択します。

ボリュームを縮小

ステップ 3. 縮小したいサイズを入力し、「縮小」をクリックします。

縮小する領域のサイズ

注意:「ボリュームの縮小」は、対象のパーティションがNTFSおよびRAWではない場合や、縮小する領域がない場合には「ボリュームの縮小」はグレー表示されます。

▶方法2.「Diskpart」を使用する

コンピュータの経験を持つベテランユーザーの場合は、「DiskPart」を使用してWindows 11でディスクパーティションのサイズを変更することもできます。

注意:「Diskpart」を使用してパーティションを拡張するには、未割り当て領域が対象のパーティションの右側にあり、隣接している必要があります。また、パーティションはNTFSまたはFAT32である必要があります。

パーティションの拡張

ステップ 1. 「Windows+R」キーを押し、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押して「Diskpart」を開きます。

ステップ 2. 「list volume」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 「select volume x」と入力し、「Enter」キーを押します(「x」は対象のパーティションを示します)。

ステップ 4. 「extend size=xxxx」と入力し、「Enter」キーを押します(「xxxx」は追加するストレージ容量を指します)。

拡張ディスクパート

パーティションの縮小

ステップ 1. 「Windows+R」キーを押し、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押して「Diskpart」を開きます。

ステップ 2. 「list volume」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 「select volume x」と入力し、「Enter」キーを押します(「x」は対象のパーティションを示します)。

ステップ 4. 「shrink desired=xxxx」と入力し、「Enter」キーを押します(「xxxx」は縮小するストレージ容量を指します)。

縮小ディスクパート

Windows 11でパーティションのサイズを素早く簡単に変更する方法(推奨)

「ディスクの管理」と「Diskpart」はパーティションのサイズ変更に役立ちますが、両方には一定の制限があります。これらの問題を回避したい場合は、信頼性のあるパーティションサイズ変更フリーソフトに頼る必要があります。

AOMEI Partition Assistant Standardは、市場をリードする無料のディスクパーティション管理ソフトです。このソフトは、Windows 11、10、8、7、XP、Vistaなどでパーティションを簡単にリサイズすることができ、さらにBitLockerパーティションにも対応しています。そして、このパーティションリーサイズツールは、ボリュームを拡張・縮小する際に、「ディスクの管理」や「Diskpart」の不備を完璧に補完します。データの損失の心配はありませんので、安心してご利用いただけます。

パーティションのリサイズに加えて、このフリーソフトにはパーティションのクーロン、消去、フォーマット、削除などの機能も備わっています。Windows 11でディスクパーティションをリサイズする方法を確認するために、ぜひこのフリーソフトをダウンロードしてください。

無料ダウンロードWin 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

おすすめ:Windows Server 2022、2019、2016、2012(R2)、2008(R2)、2003でディスクパーティションをリサイズする場合は、Server版に切り替えてください。

▶ パーティションの拡張(2つの方法)

✍未割り当て領域とターゲットパーティションが隣接している場合

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。メイン画面に全てのディスクの構成情報が表示されます。この例では、Dドライブの後ろに未割り当て領域があリますので、拡張したいパーティション(ここではDドライブ)を右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

パーティションをリサイズ

ステップ 2. ポップアップウィンドウでは、パーティションの右縁にマウスポインタを置き、右方向に境界線をドラッグしてパーティションを拡張します(パーティションの前後に未割り当て領域がない場合は、境界線をドラッグすることができません)。その後、「はい」をクリックします。

パーティションを拡張

ステップ 3. そしてメイン画面に戻ります。ここでは、対象のパーティションが拡張された結果が表示されます。操作を実行するには、ツールバーの「適用」をクリックしてください。

適用

✍未割り当て領域とターゲットパーティションが隣接していない場合

ステップ 1. 拡張したいパーティションを右クリックし、「詳細」>「パーティションを結合」を選択します。

パーティションを結合

ステップ 2. 未割り当て領域にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

はい

ステップ 3. 「適用」をクリックして保留中の操作を実行します。

適用

▶パーティションの縮小

ステップ1. 縮小したいパーティションを右クリックし、「パーティションのリサイズ/移動」を選択します。

パーティションをリサイズ/移動

ステップ 2. ポップアップウィンドウでは、パーティションの右縁/左縁にマウスポインタを置き、左方向/右方向に境界線をドラッグしてパーティションを縮小します。その後、「はい」をクリックしてください。

パーティションを縮小

ステップ 3. その後、メイン画面に戻ります。仮想結果を確認し、問題なければツールバーの「適用」をクリックしてパーティションサイズ変更操作を実行します。

適用

まとめ

この記事では、「ディスクの管理」と「Diskpart」を使用してパーティションのサイズ変更する方法を示しています。さらに、強力なサードパーティーツールであるAOMEI Partition Assistant Standardについても紹介しました。

なお、ディスク上には結合やリサイズに使用できる未割り当て領域がない場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalの「空き領域を割り当てる」機能を試してみることができます。これにより、一つのドライブから他のドライブに空き領域を割り当てることが可能です。また、アプリ引越しを介してCドライブからDドライブにインストールされたプログラムを移動することもできます。まだ解除されていない多くの機能があなたを待っています。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。