この記事では、再インストールせずにプログラムを移動する方法について紹介します。移動する必要があるけど、再インストールしたくないプログラムがある場合は、この記事を参考してください。
Cドライブに多くのプログラムをインストールしていて、空き領域が無くなり、PCの性能が低下してしまいました。Cドライブのプログラムを別のドライブに移動したいですけど、プログラムを再インストールしたくないです。再インストールせずにプログラムを移動する方法がありますか?
通常、インストールされているプログラムを別の場所に移動する場合は、プログラムをアンインストールしてから再インストールします。しかし、この方法は時間がかかります。プログラムの再設定も必要になります。データが無くなる可能性も十分あります。
また、レジストリエントリやシステム関連ファイルがあるため、プログラムディレクトリを別の場所にコピーして移動した後、そのプログラムは機能しないことが多く、最終的にはエラーメッセージが表示される可能性があります。
ここで再インストールせずにプログラムを安全に移動できる二つの方法(Windows内蔵ツールとAOMEI Partition Assistant)について紹介します。
1. PCディスプトップの一番左下のWindowsロゴ(スタート)をクリックし、設定をクリックしてください。
2. 「Windowsの設定」の画面に入り、「アプリ」をクリックしてください。
3. PC上のすべての「アプリ」が表示されます。移行したい「アプリ」をクリックして、表示された項目から「移動」をクリックしてください。(「移動」ボタン表示がないアプリは移動できません。)
4. このアプリの現在のインストール場所が表示され、移動先の「ドライブ」を選択して、「移動」をクリックしてください。
5. 移動が完了したら、右上の「×」をクリックして閉じてください。
この方法はMicrosoft Storeからインストールされたプログラムに限られます。しかも一度に1つのプログラムしか移動できません。また、移動しても正常に機能しない場合もあります。これは一番いい方法とは言えません。
ここではサードパーティ製ソフトウェアAOMEI Partition Assistant Professionalでアプリを移行する方法をお勧めします。このソフトは簡単かつ安全にプログラムを移動できますし、移動したプログラムも問題なく機能できます。ご安心ください。
1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして起動します。上部のウィザードバーにある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。
2. 各パーティションの移行可能なアプリの数と容量が表示されます。どのパーティション上のアプリを移行したいか選択して「次へ」をクリックします。
3. 選択したパーティション上のすべての移行可能なアプリが表示されます。移動したいアプリと移動先を選択して「移行」をクリックします。
4. 移行中に実行中のアプリを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。
完了までお待ちしてください。もし移行したアプリを元の場所に復元したい場合は、以下の手順を参照してください。
1. AOMEI Partition Assistant Professionalを起動します。上部のウィザードバーにある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。
2. 「アプリの管理/復元」をクリックし、前に移行したアプリケーションがすべて表示されます。復元したいアプリを選択して「復元」をクリックします。
3. 警告メッセージが表示されます。確認後「OK」をクリックして操作を実行します。
新しいプログラムをインストールする場合、インストールパスはデフォルトでCドライブになります。プログラムが増えるにつれて、Cドライブはスペース不足のため、当然コンピューターのパフォーマンスを低下します。
Windows 10でプログラムのデフォルトのインストールパスを変更したい場合は、インストール時に手動で変更するか、次の方法を使用してください。
1. PCディスプトップの一番左下のWindowsロゴ(スタート)を右クリックし、「システム」をクリックします。
2. 左側の「ストレージ」をクリックし、右側の「その他のストレージ設定」のところに「新しいコンテンツの保存先を変更する」をクリックします。
3. 「新しいアプリの保存先」のところに、ローカルディスクを保存したいドライブに選択してください。次に右の「適用」をクリックします。
この記事では、再インストールせずにプログラムを移動する2つの方法について説明しました。方法1はプログラムを移動するのに便利ですが、制限があります。それに対して、方法2はプログラムを移動するのに便利で制限なしだけでなく、一度に複数のプログラムを移動することもできます。
AOMEI Partition Assistant Professionalは空き領域を割り当てる/OSを移行/ファイルまたはフォルダを破壊/MBRを再構築など、多くの機能もサポートしています。
AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較