USBメモリの書き込み禁止解除に困っていませんか?Windows 10/11ユーザー必見!5つのシンプルな方法で、問題をすぐに解決しましょう。
USBメモリでデータを書き込みたいときに、「このディスクは書き込み禁止になっています」というエラーメッセージが表示されることがよくあります。書き込み禁止とは何でしょうか?
通常、USBメモリに保存されているデータを読むことはできますが、削除したり変更したりすることはできません。書き込み禁止(読み取り専用とも呼ばれる)には、物理的なものと仮想的なものがあります。書き込み禁止されたUSBスティックは、新しいデータの書き込みや古いデータの変更を防ぐことができます。
では、Windows 10/11でUSBメモリの書き込み禁止を解除する方法はあるのでしょうか?ご心配なく、この記事はUSBメモリから書き込み禁止を解除する無料方法を提供することを目的としています。
書き込み禁止が何であるか分かっている場合、問題の原因は何でしょうか?考えられる原因をいくつか挙げてみました:
●USB書き込み禁止機能がオンになっている ●ウイルスやその他のマルウェアによる損傷 ●不良セクタなど、ハードドライブに論理的な損傷がある ●USBメモリの容量がいっぱいになっている
では、Windows 10/11でUSB書き込み禁止を解除する方法はあるのでしょうか?この記事では、USBから書き込み禁止を解除する無料の方法をいくつかご紹介します。
以下では、Windows 10/11でUSBメモリから書き込み禁止の解除方法5つを紹介します。
方法 | 効率 | 難易度 |
---|---|---|
💡書き込み禁止スイッチ | 高 - 一部のUSBメモリには物理的なスイッチがあります。ロックスイッチがロック解除位置に押し上げられていることを確認してください。 | ⭐ |
🔒Diskpart | 中 - いくつかのコマンドを入力することで、読み取り専用モードを解除できます。 | ⭐⭐⭐ |
💻Windowsレジストリキー | 中 - レジストリエディタを使用して書き込み禁止を解除することができます。 | ⭐⭐ |
📸BitLockerの無効化 | 中 - Bitlockerによって暗号化されているUSBであれば、BitLockerを無効にすると、書き込み禁止が解除されます。 | ⭐⭐ |
🚀書き込み禁止USBフォーマットツール | 高 - ファイルシステムが破損している場合、USBスティックをフォーマットして書き込み禁止を解除することができます。 | ⭐ |
一部のUSBフラッシュドライブには、書き込み禁止を有効または無効にできる物理的なスイッチがあります。USBのスイッチの位置はメーカーによって異なります。ロックされている場合、USBメモリにファイルを転送することはできませんから、スイッチがロック解除の位置に移動していることを確認してください。
USBドライブの書き込み禁止スイッチがオフになっていてもエラーメッセージが表示される場合、またはUSBドライブに物理的なスイッチがない場合は、ステップ2に進んでください。
ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押してDiskpartユーティリティを開きます。
ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、各コマンドラインの後にEnterキーを押します。
ステップ 3. 「exit」と入力してEnterキーを押して、このウィンドウを閉じます。
👍関連知識:Windows 10/11でDiskPartコマンドを使用する方法
Windowsレジストリキーの値が適切に設定されていない場合、レジストリエディタを使用して書き込み禁止を解除することが可能です。
ステップ 1. 「Windowsキー + R」を押すことで「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスが開き、「regedit」と入力します。
ステップ 2. 以下のパスに移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies
ステップ 3. WriteProtectをダブルクリックして、値を1から0に変更し、「OK」をクリックします。
「StorageDevicePolicies」フォルダがない場合は、フォルダを作成しましょう。Controlフォルダを右クリック→「新規」→「キー」をクリックしたらControlフォルダの中に「新しいキー #1」フォルダが作成されます。このフォルダの名前を「StorageDevicePolicies」に変更してフォルダ作成を完了させます。
「StorageDevicePolicies」フォルダの右側に「WriteProtect」がない場合は、「StorageDevicePolicies」フォルダを右クリック→「新規」→「QWORD(64ビット)値」をクリックします。もしお使いのパソコンが32ビットの場合は「DWORD(32ビット)値」を選択してください。「StorageDevicePolicies」フォルダ内に「新しい値 #1」が作成されます。この値の名前を「WriteProtect」に変更してEnterキーを押します。
このようにすれば、USBドライブの書き込み禁止が解除されるはずです。もし解除されない場合は、次の方法をお試しください。
USBメモリ、外付けディスク、SDカードでBitlocker暗号化を有効にすると、Microsoftはデバイスへのデータの書き込みやファイルのコピーを許可しなくなります。Bitlockerの暗号化を無効にして、「このディスクは書き込み禁止になっています」というエラーメッセージが表示されるかどうかを確認することができます。USBメモリのBitLockerを解除するには、パスワードまたは回復キーが必要です。オプションがない場合は、ドライブを再フォーマットする必要があります。
ステップ 1. 「Windowsキー + R」を押すことで「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスが開き、「control」と入力し、「Enter」キーを押して、「コントロールパネル」を開きます。
ステップ 2. 「システムとセキュリティ」⇒「BitLockerドライブ暗号化」をクリックします。
ステップ 3. 「BitLockerを無効にする」をクリックします。
📍関連記事:毎回Windows 10起動時にBitlockerの回復キーが求められる場合の対処法
上記の手順をすべて試してもUSBドライブの書き込み禁止が解除されない場合、ファイルシステムが破損している可能性があります。
📍関連記事:Windows OSにおけるファイルシステムとは何ですか?
これを解決するには、USBをフォーマットしてみてください。問題は、書き込み禁止されたUSBメモリをフォーマットする方法です。
AOMEI Partition AssistantはWindows 7/8/10/11コンピュータ用の強力なフォーマットツールとディスク管理ツールです。このフリーソフトはSSD、HDD、USBフラッシュドライブ、USBスティックなどを含むすべてのタイプのディスクをサポートしています。シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースで、読み取り専用のUSBドライブを簡単かつ迅速にフォーマットできます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールし、開きます。USBドライブのパーティションを見つけて、右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、ファイルシステムを決定します。Windows 10で認識できるFAT32、NTFSやexFATを選択してください。その後、「はい」をクリックします。
ステップ 3. メインインターフェイスで、操作を確認し、「適用」>「続行」をクリックして実行します。
これでUSBメモリの書き込み禁止が解除されました。解除作業にはそれほど時間はかからないはずです。AOMEI Partition Assistant、USBフラッシュドライブをフォーマットできるだけでなく、USBのファイルシステムを変更したり、USBドライブ文字を変更したりすることもできます。さらに、データの損失なしでMBR/GPTへの変換、フォルダやインストール済みプログラムの移動、紛失したデータの復元など、強力な機能がたくさん備えています。是非ともお試し下さい。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することができます。