最高のRufus Windows To Goの代替ソフト

最高のRufus Windows To Goの代替ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使って、マイクロソフトで認定されていないWindowsポータブルUSBドライブを作成することもできます。

投稿者 @ゆき 2024年05月07日 @ゆき 最後の更新 2024年05月07日

Windows To Goについて

Windows To Go(W2G)はWindows 8/8.1およびWindows 10に標準搭載されている機能であり、WindowsをUSBにインストールしてWindows To Go USBドライブを作成することができます。つまり、BYOD(自分のデバイスを持ち込むという意味)を可能にします。USBでWindowsを持ち歩けたら便利だと思いませんか?どこでもいつでも、どんな状況でもパソコンを起動することは可能です。

しかし、MicrosoftのW2G機能は沢山の制限があります。

例えば、Microsoft(マイクロソフト)認定USBだけを利用することができます。その価格は非常に高いし、容量は少なくとも32GBである必要があります。マイクロソフトで認定されているUSBドライブは速い速度とメーカー保証を提供しても、ユーザーは安いものほうが好きでしょ。

そのほか、一般向けのWindows 8やWindows 10(HomeやProなど)ではWindows To Go機能は利用することができません。Windows 8/8.1 EnterpriseおよびWindows 10 EnterpriseエディションだけでWindows To Go機能を利用することができるとういう制限もあります。

👍詳細解説|持ち歩けるWindows 10 To Go USBの作成&使用

Rufusについて

また、Windows 8やWindows 10のEnterprise版にて「Windows To Go」機能を使ってWindowsポータブルUSBドライブを作成する以外にも「Rufus」というフリーソフトを使用することでWindowsをUSBメモリに入れてWindowsポータブルUSBドライブを作成することも可能です。

※しかし、Windows 8かWindows 10のEnterprise版のイメージファイルが必要となります。

⭐Rufusの紹介

「Rufus」は素晴らしいツールであり、起動可能なUSBフラッシュドライブを作成したり、フォーマットしたりすることができます。「万が一PCが壊れたら、データを救出するとき」「OSが入っていないパソコンで作業をするとき」「DOS環境からBIOSアップデートユーティリティを実行するとき」Rufusはかなり役に立ちます。

「Rufus」は、起動可能なISOファイル(Windows、Linux、UEFIなど)からLinuxやWindowsのインストール用USBメモリを作成するときによく使われる定番のアプリですが、今回は「Windows To Go」もどきのUSBメモリ(ポータブルUSBドライブ)を作る機能を使いましょう。

👉RufusでWindows To Goを作成する方法

手順 1. Rufus公式サイトから無料アプリ「Rufus」をダウンロードします。ダウンロードしたファイルを開きます(実行します)。

  • 「ユーザー アカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします。

  • 「オンラインで行われるアップデートの自動確認機能を有効にしますか?」と表示された場合は、「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。

手順 2. Rufusが起動したら、WindowsをインストールするUSBメモリをPCに接続します。

※Rufusの実行後でもOKですが、認識不良がないよう先にUSBメモリを接続しておくこともできます。

手順 3. USBメモリが正常に認識されていることを確認したら、Rufusを①から順番に設定していきます。

①「デバイス」:Windowsインストール先のUSBメモリを指定します。

②「ブートの種類」:「選択」をクリックするとエクスプローラーが開くので、あらかじめダウンロードしておいたWindowsのISOファイルを指定します。

③「イメージオプション」:「イメージオプション」欄のプルダウンメニューを開き、「Windows To Go」を指定します。

④「パーティション構成」:「パーティション構成」欄には、「MBR」か「GPT」を選択します。ここはお使いの端末によって異なります。※今回は、「GPT」を指定します。

⑤「ターゲットシステム」:「ターゲットシステム」欄には、「パーティション構成」にGPTを選択した場合、必然的にUEFI(CSM無効)が選ばれます。

⑥「ファイルシステム」:「ファイルシステム」欄にNTFSを指定します。※補足:Windows以外のソフトウェアで32GBを超えるパーティションをFAT32でフォーマットしたディスクであってもWindowsでも扱うことが可能になっています。これをさして、特にLarge FAT32フォーマットと称していると考えられます。

⑦:「クラスターサイズ」:4096バイト(規定)を指定します。

手順 4. 上記①から⑦まで設定したら、「スタート」をクリックします。

手順 5. 「Windowsイメージの選択」「バージョン選択」画面が表示されるので、一覧からインストールしたいWindowsイメージまたはバージョンを選択し、「OK」をクリックします。データ消去の警告画面が表示されたら、「OK」をクリックします。

手順 6. Windows To Goの作成が開始されます。「状態」の項目のバーが左から右に進んで、進捗状況がわかります。作成が完了したら、「閉じる」をクリックし、Rufusを終了します。

  • 作成にかかる所要時間はUSBメモリやパソコンのスペックにもよりますが、20分~30分程度で完了します(※自宅の環境では、フォーマットにかなり時間がかかった感じでした)。

  • BIOSで起動順序を変更、USBメモリから起動できた場合は、Windowsのセットアップ画面が始まります。普通にWindowsのセットアップを行ってください。

🔎USBメモリからWindowsが起動できると、ファイルエクスプローラで見ると以下のようにCドライブがUSBメモリのアイコンになっています。

しかし、ここではより良いWindows To Go作成ソフトウェアAOMEI Partition Assistant Professionalをご紹介したいです。それは最高のRufusの代替ソフトです。ドライブのフォーマットおよびブート可能なUSBドライブの作成のほかに、もっと強力な機能を持っています。

最高のRufus Windows To Goの代替ソフト

AOMEI Partition Assistant Professionalはディスク&パーティションの管理に最高のソフトウェアです。それはWindowsの標準搭載ツール「ディスクの管理」の沢山の制限を打破します。Windows 8/8.1 EnterpriseおよびWindows 10 EnterpriseエディションのWindows To Go機能の制限も打破します。

🍓AOMEI Partition Assistant Professionalの紹介

WindowsポータブルUSBドライブを作成するために、AOMEI Partition Assistant Professionalは「Windows To Go Creator」機能を提供しています。ドライブのフォーマット、W2Gの作成のほかに、ディスクのクローン/消去/パーティション分割など、より多くの機能でHDDをうまく管理することができるので、確かに最高のRufus Windows to Goの代替ソフトとなります。

AOMEI Partition AssistantのWindows To Go Creator機能はWindowsのWindows To Go機能(またはRufus)よりも柔軟です。Windows 8/10 Enterpriseではない場合、それも使用可能です。また、マイクロソフト認定資格のないUSBドライブでも使用可能です。

AOMEI Partition AssistantでWindows To Goを作成する前に準備することがあります。Windows 10 To Go USBドライブの作成を例としてしましょう。

  • Windows 10 ISOまたはESDファイルを用意します。それをどこに保存するか覚えてください。

  • 3.0ポートのUSBドライブを用意します。USB 2.0ポートも大丈夫ですが、USB 3.0ポートのようにうまくいきません。USBドライブが少なくとも13GBであることが要求されます。

準備が整った後、Windows To Go USBドライブの作成を始めましょう。

🌸AOMEI PAでWindows To Goを作成する方法

Rufus Windows To Goの代替ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使って、WindowsポータブルUSBドライブを作成する手順は以下の通りです。

手順 1. USBメモリをパソコンと接続する

事前に準備した3.0ポートのUSBを挿入し、コンピューターはそれを検出できることを確保します。

手順 2. 「Windows To Go Creator」を開く

AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。ツールバーの「ツール」タブをクリックし、ドロップダウンメニューから「Windows To Go Creator」を選択します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7
安全かつ快適
デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

手順 3. 「Windows向け」か「Mac向け」か選択する

一般的に「パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成」を選びますが、MacでWindowsを使いたいと考えているなら、「Macデバイス用のWindows To Goを作成」を選んで「次へ」をクリックします。

手順 4. イメージファイルを選択する

「インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成」にチェックを入れ、事前に準備したISOまたはESDファイルを指定してから「次へ」をクリックします。

💡もし、ISOファイルがない場合、や現在動かしているPCと同じWindowsをインストールしたい場合、「現在のシステムでWindows To Goを作成」を選んで「次へ」をクリックします。

手順 5. インストール先を選択する

前に挿入したUSBメモリ(Windows 10インストール先のUSBドライブ)を選択してから「続行」をクリックします。パソコンに接続されているUSB機器が候補に出てくるので、ここから選びます。USB接続であれば、外付けHDDやSSDでも構いません。

💡「詳細処理」をクリックすると、作成したシステムの種類や起動モードなどを設定することができます。

手順 6. Windows To Goの作成を開始する

「データが完全に消去される」という警告メッセージが表示されます。USBメモリ上のデータがすべて削除されるので、事前に重要なデータをバックアップしたほうがいいです。バックアップをすでに取っている場合、「はい」をクリックして作業を開始します。

完了までさほど時間はかかりません。

作成したポータブルUSBドライブ(Windows To Go)を任意のPCに接続し⇒電源を入れ⇒BIOS設定に入り⇒起動順序を変更(USBメモリを一番最初に読み込むように設定)します。USBドライブから起動したら、同一Windows 10を使用することができます。

※ほぼすべてのWindows PCに適用できます。

Rufus Windows To Goに関するよくある質問

Q1:Rufus Windows To Goとは何ですか?
 
A1:Rufus Windows To Goは、USBフラッシュドライブを使用して、Windowsオペレーティングシステムをポータブルに実行できるツールです。これにより、USBドライブを介してWindowsを異なるコンピューターに持ち運び、実行できます。
Q2:Rufus Windows To Goを使用する利点は何ですか?
 
A2:Rufus Windows To Goを使用すると、異なるコンピューターでWindowsを実行する必要がある場合でも、自分の環境を持ち運ぶことができます。また、セキュアな作業環境を確保できるため、セキュリティ上の利点もあります。
Q3:Rufus Windows To Goを使用するためのシステム要件は何ですか?
 
A3:Rufus Windows To Goを使用するには、対応するUSBドライブ(8GB以上)とWindows 7以降のISOイメージが必要です。また、起動可能なUEFIファームウェアを搭載したコンピューターが必要です。
Q4:Rufus Windows To Goを作成する手順はどのようになりますか?
 
A4:Rufusをダウンロードして起動し、対象のUSBドライブを選択します。次に、Windows ISOイメージを指定し、適切な設定を選択します(GPT/MBR、UEFI/BIOSなど)。最後に、書き込み操作を実行して、Windows To Goドライブを作成します。
Q5:Rufus Windows To Goドライブを使用する際の注意点はありますか?
 
A5:Rufus Windows To Goドライブを使用する際は、セキュリティに注意してください。USBドライブが紛失したり盗まれたりしないように、適切な対策を講じることが重要です。また、機密情報を含むデータを扱う場合は、暗号化を行うことをお勧めします。
Q6:Rufus Windows To Goドライブをセットアップする際の問題解決方法はありますか?
 
A6:Rufus Windows To Goドライブのセットアップ中に問題が発生した場合は、まず最初に使用しているUSBドライブやISOイメージが適切かどうかを確認してください。また、Rufusの最新バージョンを使用しているかどうかも確認してください。それでも問題が解決しない場合は、Rufusの公式サポートページを参照してください。
Q7:Rufus Windows To Goドライブを削除する方法はありますか?
 
A7:Rufus Windows To Goドライブを削除するには、Windowsのディスク管理ツールを使用して、関連するパーティションを削除することができます。ただし、注意してください。誤って重要なデータを削除しないようにしてください。

結語

AOMEI Partition Assistant Professionalの「Windows To Go Creator」機能を使用してWindowsをUSBメモリにインストールしてWindowsポータブルUSBドライブを作成するほかに、「ブータブルCD/USBの作成」ウィザードに従って、起動可能なメディアを作成することもできます。Windows 11、Windows 10、Windows 8.1/8のほか、Windows 7(すべてのバージョン)にも対応します。

AOMEI Partition Assistantそのほかのエディション:Windows Server 2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なエディションを選択しましょう~

AOMEI Partition Assistant異なるエディションの比較

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、support@aomeitech.comまでご連絡ください。よろしくお願いします。