SanDiskのUSBメモリのフォーマットエラー発生時の解決策

USBメモリをパソコンに接続しても正しく表示されない場合や認識されない場合、またはファイルシステムを変更したい場合は、「フォーマットする必要があります」といったフォーマットエラーにあったことがありますか?本記事ではこの問題の解決策を紹介します。

投稿者 @ひとみ 2024年04月30日 @ひとみ 最後の更新 2023年09月22日

SanDisk USBをフォーマットする必要があります

 

SanDisk 16GBのUSBメモリを持っています。それをWindows 10コンピュータに接続してデータを保存しようとすると、エラーメッセージが表示されます:「ドライブF:を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」「キャンセル」をクリックしてファイルエクスプローラーでUSBメモリを開こうとしましたが、「場所が利用できません。F:¥にアクセスできません。このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません。」のエラーメッセージが表示されました。SanDiskのUSBメモリのフォーマットできないエラーをどのように解決すれば、再び使用可能になるかを知っている人はいますか?

-ユーザーからの質問

 

SanDiskのUSBメモリのフォーマットエラーの解決策

さまざまなデータストレージデバイスの使用中にこのエラーがよく起こることがあり、SanDiskのUSBメモリやSDカードも例外ではありません。このエラーは、ファイルシステムの破損、不良セクタ、ウイルス感染など、さまざまな原因で発生する可能性があります。

SanDiskのUSBメモリが「フォーマットする必要があります」エラーに遭遇した場合、まずは別のUSBポートに挿入してSanDisk USBメモリが認識されるかどうか確認してみてください。認識されない場合、フォーマットする前に以下の方法を試すことができます。

▶方法1.CHKDSKを実行する

SanDiskのUSBメモリのエラーをチェックおよび修正するために、コマンドプロンプトからCHKDSKを実行することができます。以下の手順に従ってください。

ステップ 1. 「Windows+R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに「cmd」と入力し、「Enter」キーを押して「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ 2. コマンドプロンプトウィンドウに、「chkdsk e: /f」と入力し、「Enter」キーを押します。

注意:
e:は、USBのパーティションに割り当てられたドライブ文字を示します。
プロセスが終了したら、このウィンドウを閉じてください。

▶方法2.USBドライバーを更新する

または、SanDisk USBメモリのUSBドライバーをWindowsで更新することもできます。手順は以下の通りです。

ステップ 1. 「Windows+R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに「devmgmt.msc」と入力して「Enter」キーを押して「デバイスマネージャー」を開きます。

ステップ 2. 「デバイスマネージャー」で、「ユニバーサルシリアルパスコントローラー」を見つけ、展開し、USBメモリの名前を右クリックします。

ステップ 3. 「ドライバーの更新」を選択します。

ステップ 4. 更新した後、コンピュータを再起動します。

▶方法3.パーティションテーブルを修復する

または、SanDisk USBメモリのパーティションテーブルを修復するために、サードパーティのGUIツールである「AOMEI Partition Assistant Professional」を使用して再構築することもできます。これにより、SanDiskの「フォーマットする必要があります」エラーが修正されます。Professional版は、失われたパーティションの復元、シリアル番号の変更など、より多くの機能を楽しむことができます。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. 対象のSanDiskのUSBメモリ(ここはディスク0を例に)を右クリックして「MBRを再構築」を選択します。

ステップ 2. 「MBRを再構築」ウィンドウで、お使いのOSにより、MBRのタイプを指定します。

ステップ 3. MBR再構築を実行するには、ツールバーの「適用」 をクリックします。

最終的な解決:SanDiskのUSBメモリをフォーマットする

コマンドプロンプトでUSBメモリをフォーマットする

SanDiskのUSBメモリに保存されたデータが不要な場合、以下の手順に従ってCMDを使用してフォーマットすることできます。

警告: ✍この操作はSanDiskのUSBメモリ上のすべてのデータを消去します。

管理者としてCMDを実行した後、以下のコマンドを1つずつ入力し、各コマンドの後に「Enter」キーを押してください。

diskpart
list disk(コンピュータ上のすべてのディスクを表示する)
select disk n(nはUSBメモリフラッシュドライブの番号である)
clean(ディスク上のすべてのデータを削除する)
create partition primary(パーティションプライマリを作成する)
format fs=fat32 quick(USBメモリをFAT32またはNTFSにフォーマットする)
assign letter h:(hはSanDiskのUSBメモリに割り当てられたのドライブ文字である)

SanDiskのUSBメモリが書き込み禁止になっている場合、事前に書き込み禁止を解除する必要があります。そうしないと、「このメディアは書き込み禁止になっています」というエラーメッセージが表示されます。では、どのように書き込み禁止を解除しますか?

フリーソフトで書き込み禁止を解除する

SanDiskのUSBメモリのパーティションが32GBを超える場合、FAT32ファイルシステムでフォーマットすることはできません。そのような場合、前述のサードパーティツールであるAOMEI Partition Assistant Standardを使用することができます。このツールは、32GB、64GB、128GBのパーティションを簡単にFAT32にフォーマットすることができます。

Windows10|USBメモリをFAT32へフォーマットする方法TOP4

注意: ✍フォーマットを行うと、すべてのデータが消去されます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。

ステップ 2. USBメモリまたはSDカードを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「パーティションラベル」を編集してUSBメモリまたはSDカードに名前を付けたり、ファイルシステムを変更したりできます。USBメモリはデフォルトでFAT32ファイルシステム(互換性高い)にフォーマットされます。

ステップ 4. 変更を保存するには、「適用」をクリックします。

これで、SanDiskのUSBメモリの書き込み禁止が解除されました。

注:無料のStandard版はパーティションの結合、NTFSをFAT32に変換するなどの強力な機能を備えています。

まとめ

SanDiskのUSBメモリの「フォーマットする必要があります」エラーに遭遇する場合、上記で述べた方法に従ってエラーを修正してみることができます。有料のAOMEI Partition Assistant Professionalの「MBRを再構築」機能を利用しUSBメモリのパーティションテーブルを修復することができます。また、無料のAOMEI Partition Assistant Standardの「パーティションをフォーマット」機能を利用して書き込み禁止を解除することができます。どの方法を選択するにしても、コンピュータに損害を与えないよう、注意深く指示に従ってください。

さらに、このソフトはWindows Serverシステム向けのServer版も提供されています。