Windows11、10、8、7でパーティションをプライマリパーティションに設定!
この投稿では、Windows11、10、8、7でDiskpart、ディスクの管理、またはサードパーティのパーティション管理ソフトを使用してパーティションをプライマリパーティションに設定する方法を説明します。
案例
Windows10でパーティションをプライマリに変換できない
私のコンピューターはWindows10を実行しています。コンピューターでデュアルブートするために、論理ドライブをプライマリパーティションに変更する予定です。しかし、論理ドライブを右クリックすると、プライマリパーティションに変更するオプションがないことがわかりました。論理ドライブをプライマリパーティションに変更するにはどうすればよいですか?ご助言ありがとうございます。
- あるユーザーからの質問
プライマリパーティションVS論理ドライブ
論理ドライブとプライマリーパーティションは、日常生活で最も見られるパーティションのタイプですが、多くのユーザーは、この2つのタイプの定義や相違点などについてよく分かっていません。
定義
「プライマリパーティション」はシステム起動が可能なパーティションで、作成すると、1つのパーティションに1つのドライブ名が割り当てられます。プライマリパーティションの場合、作成可能な数に制限があり、Windows XPでは1つのディスクの中に最大4個まで作成が可能です。プライマリパーティションを4個作成すると、そのディスクにはそれ以上パーティションを作成することができなくなります。
「論理ドライブ」は、物理ドライブを論理的に(パーティションによって)区切った仮想的なドライブのことです。論理ドライブは「拡張パーティション」の中に作成できるドライブです。しかも拡張パーティション領域では、多くの論理ドライブを作成できます。
相違点
重要性:プライマリーパーティションは論理ドライブよりもっと重要です。レガシーMBRのブートローダーはプライマリーパーティションのみから起動できる空です。MBRディスクに対して、プライマリーパーティションは不可欠なものであり、プライマリーパーティションがないと、コンピューターを起動することができません。
作成のパーティション数:MBRディスクには、最大4つのプライマリーパーティションを作成することができます。ただし、拡張パーティションを作成すると、プライマリーパーティションの最大数は3つとなります。拡張パーティションには、無数の論理パーティションが作成することができます。だから、4つ以上のパーティションを作成して各種のデータを格納したい場合は、MBRディスクに3つのプライマリパーティションと1つの拡張パーティションを作成することをお勧めします。
プライマリパーティションに設定する原因
基本MBRディスクには、4つのプライマリパーティションまたは3つのパーティションに加えて、複数の論理パーティションを保持できる拡張パーティションを含めています。Windowsオペレーティングシステムはプライマリパーティションまたは論理パーティションにインストールできますが、ブートファイルはプライマリパーティションにある必要があります。したがって、パーティションを使ってブートする場合は、それをプライマリパーティションに設定します。
または、もう一つのOSをコンピューターにインストールしようとしますが、プライマリパーティションの領域が足りない場合、論理ドライブをプライマリパーティションに変換しなければなりません。なぜなら、全てのシステムファイルとブートファイルはプライマリパーティションに保存しなければならないからです。
Windows11、10、8、7でプライマリパーティションに設定する方法
プライマリパーティションと論理パーティションが何か、およびパーティションをプライマリパーティションに変更する理由を理解した後、パーティションをプライマリパーティションに変更する三つの方法を紹介します。論理ドライブのデータを気にしない場合は、方法1または方法2を選択できます。データの損失に悩まされたくない場合は、方法3に選んでください。
方法1.ディスクの管理でプライマリパーティションに設定する[データ損失]
手順 1. デスクトップの「コンピューター」または「PC」を右クリックして「管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を選択します。あるいは、「Windows+R」キーを押し、「Diskmgmt.msc」と入力し、「はい」をクリックします。そして、論理ドライブを右クリックして、「ボリュームの削除」を選択します。
手順 2. パーティション上のすべてのデータを消去するように求められます。続行するには、「はい」をクリックします。
手順 3. 上記のように、論理パーティションは拡張パーティション上にあります。したがって、拡張パーティションを右クリックして、「ボリュームの削除」を選択します。
手順 4. 「はい」をクリック、スペースは未割り当て領域としてマークされます。
手順 5. 未割り当て領域を右クリックし、ポップアップメニューから「新しいシンプルボリューム」をクリックします。ポップアップウィンドウのウィザードに従ってプライマリパーティションを作成します。
PS:拡張パーティションに複数の論理パーティションがある場合は、すべての論理パーティションと拡張パーティションを削除し、プライマリパーティションを作成できます。
方法2.Diskpartでプライマリパーティションに設定する[データ損失]
手順 1. 「Windows+R」キーを押して、ボックスに「diskpart」と入力します。
手順 2. ポップアップウィンドウで、次のコマンドを入力し、各コマンドの後に「Enter」を押します。
list disk
select disk n(「n」は、プライマリパーティションに変換する必要のある論理パーティションを含むディスク番号です。)
list partition(すべてのパーティションの番号を一覧表示します。論理パーティション番号と、論理パーティションがある拡張パーティションの番号を覚えます。)
select partition m(「m」は変換する論理パーティション番号です。)
delete partition(すべての論理パーティションを削除します。)
select partition g(「g」は拡張パーティションの番号です。)
delete partition(拡張パーティションを削除します。)
create partition primary(プライマリパーティションを作成します。)
format fs=ntfs quick(「ntfs」はファイルシステムフォーマットで、「quick」フォーマットプロセスを高速化します。)
- ✎...ヒント:
- ファイルエクスプローラーから作成されたプライマリパーティションにアクセスするには、ドライブ文字を割り当てることができます。
- 拡張パーティションに複数の論理パーティションが含まれている場合は、最初にすべての論理パーティションを削除する必要があります。
方法3.AOMEI PA Proでプライマリパーティションに設定する[データ損失なし]
データを失うことなく論理ドライブをプライマリパーティションに変換する場合は、強力で信頼性の高いサードパーティのGUIパーティションツールであるAOMEI Partition Assistant Professionalを使用できます。Windows Serverを使用している場合は、AOMEI Partition Asssitant Serverを試してください。
Pro版をダウンロードして試してみてください。以下の手順を参照してください。
- 注意:✎...
- この変換方法でデータを破損しませんが、突然の停電やその他の人為的エラーによりデータが失われた場合があるので、事前に重要なデータをバックアップしてください。
- 変換するパーティションで他のアプリケーションが実行されている場合は、AOMEI Partition Assistantはそれらを閉じるか、操作をPre OSモードで実行するように求めています。
手順 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして起動し、変換が必要な論理ドライブを右クリックして、「詳細処理」>「プライマリパーティションに変換」を選択します。
手順 2. 「はい」をクリックして続行します。
手順 3. メインインターフェイスに戻り「適用」をクリックして操作を実行します。
- ★注意事项:
- 間違ったパーティションを選択した場合は、「キャンセル」をクリックして操作を中止できます。
- パーティションレイアウトの制限により、拡張パーティションに複数の論理パーティションがある場合、このソフトウェアでは、エッジの論理パーティションのみをプライマリ論理パーティションに変換できます。
まとめ
この記事では、パーティションをプライマリパーティションに設定する3つの異なる方法を示します。ただし、前述のように、基本のMBRディスクは最大4つのプライマリパーティションをサポートします。ディスクに多くのプライマリパーティションが必要な場合はどうなりますか?
幸い、GPTディスクは最大128のプライマリパーティションをサポートしているため、MBRディスクをGPTに変換することで問題を解決できます。パーティションを削除せずにMBRをGTPに変換するには、AOMEI Partition Assistantを使用してGPTに変換できます。MBRシステムディスクをGPTに変換する場合は、オペレーティングシステムとマザーボードがUEFIブートをサポートしていることを確認してください。
AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版があります。