Windows「ディスクの管理」とフリーウェアは、制限やデータ損失なしでWindows 7/8/10でSSD ボリュームを簡単かつ迅速に縮小するのに役立ちます。
● SSDはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略称です。SSDとは、フラッシュメモリを用いたパソコン用の記憶装置のことである。主な用途は最もアクセス頻度の高いファイルをこの装置上に記憶させておくことで、ディスクドライブで必要とされるアクセス時間を大幅に削減することにある。
● 動作原理によれば、ハードドライブは、HDD(ハードディスクドライブ)、SSD、HHD(ハイブリッドHDD)に分けられます。その中で、SSDが今普及しています。
● ボリュームはパーティションとほぼ同じです。ただし、一つのボリュームは一つのパーティションとも呼ばれますが、一つのパーティションは必ずしも一つのボリュームではありません。
ボリュームまたはパーティションを縮小することで、未使用スペースを解放します。その解放されたスペースを利用して別のボリュームまたはパーティションのスペースを拡張することができます。ここでは、Windows 7でSSD ボリュームを縮小する2つの方法を紹介します。また、この方法はWindows 10/8にも適用されます。
「ディスクの管理」は、コンピュータにインストールされているドライブを管理するために使用されるマイクロソフト管理コンソールの拡張版です。
ステップ 1. 「コンピューター」を右クリックし、「管理」を選択します。
ステップ 2. 「ディスクの管理」をクリックして縮小するボリューム(ここではH)を選択し、右クリックします。
ステップ 3. このダイアログボックスでは、縮小する領域の値を決定できます。
ステップ 4. 「縮小」をクリックすると、Hの後ろに新しい未割り当て領域が現れました。ここまでSSD ボリュームを縮小することが終わりした。
人々は通常、別のボリュームを拡張するために1つのボリュームを縮小します。しかし、ボリュームCまたはボリュームFを今すぐ右クリックすると、「ボリュームの拡張」オプションがグレーで表示されます。どうしてですか?
実は、ここではいくつかの理由でボリュームの縮小はグレーアウトすることを起こします。
Windows「ディスクの管理」はFAT16、FAT32、exFATのファイルシステムをサポートしません。それはNTFSだけをサポートします。
ディスク断片化もボリュームを縮小できない理由です。
縮小したいパーティションは移動できないファイルが格納されている場所までも含めるので、このオプションはグレーアウトします。
パーティションにいくつかの仮想メモリがあるなら、ボリュームの縮小もダウン状態になっているかもしれません。
もし「ディスクの管理」はボリュームを縮小できないなら、次の方法を試すことができます。
1. 「ディスクの管理」はNTFSだけをサポートできるので、パーティションのファイルシステムをチェックしてください。もし、ディスクはNTFSではないなら、それをNTFSに変換します。そして、「ディスクの管理」の「ボリュームの縮小」を使用して、ボリュームを縮小できます。
2. ディスクデフラグを行います。「スタート」→「コンピューター」をクリックし、縮小したいパーティションを右クリックし、「プロパティ」を選択します。そして、「ツール」タブに切り替えて、「今すぐ最適化」をクリックします。
必要ならば、「続行」をクリックして、「今すぐ最適化」をクリックします。ディスクデフラグが完了するまでにいくつかの時間がかかります。その後、縮小機能を使用してボリュームを縮小します。
3. 必要があるなら、仮想メモリを転送する必要があるかもしれません。そのため、ボリュームを正常に縮小できます。
1)「スタート」をクリックして、「コンピューター」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
2)左側のペインで「システムの詳細設定」をクリックします。
3)「詳細設定」に切り替えて、「パフォーマンス」下の「設定」をクリックします。
4)そして、パフォーマンスオプションがポップアップし、「詳細設定」に切り替えて、「仮想メモリ」下の「変更」をクリックします。
5)「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックボックスをオフにします。
6)縮小したいドライブを選択して、「ページングファイルなし」をクリックします。「設定」をクリックして、「OK」をクリックし、操作を適用します。
7)最後、コンピューターを再起動する必要があります。そして、「ディスクの管理」でボリュームを縮小できます。
4. ボリュームを適切に縮小するのに役立つ別の方法があります。
システムの復元とハイバネーションを無効にして、ストレージフォルダをクリアします:
「スタート」をクリックし、検索バーに「sysdm.cpl」を入力して「Enter」を押します。
「システムの保護」タブを選択して、「選択されたディスクに復元ポイントを自動的に作成します」のすべての項目のチェックを外し、「OK」をクリックします。
そして、次の手順に従って、ハイバネーションを無効にします。まず、スタートの検索ボックスに「cmd」を入力して、コマンドラインプロンプトを開きます。それを管理者として実行します。
そして、プロンプトに「powercfg.exe/hibernate off」を入力して、「Enter」を押します。最後、退出して、「ディスクの管理」でボリュームを縮小します。
もしこの方法は面倒だと思うなら、次のディスクパーティション管理ソフトを使用してより効率よく問題を解決することをお勧めします。
その他に、「ディスクの管理」でボリュームを縮小する場合、もう一つエラーが表示される可能性があります。つまり、「ボリュームの縮小にアクセスが拒否されました」のようなエラーメッセージが表示されます。この時、そうしますか?
Windows 10/8/7/Vista/2008/2012でディスクの管理またはDiskpartを使用してボリュームを縮小してみる時、アクセスが拒否されましたというエラーを受けるかもしれません。なぜこのボリュームの縮小にアクセスが拒否されましたエラーが発生しますか。どのようにそれを解決しますか。
エラーメッセージのように、ログインに使用されたユーザーアカウントはこのパーティションにアクセスする許可がありません。別のWindows OSがインストールしたパーティションを縮小しようとする時、通常に選択されたパーティションにこのエラーも発生します。もしこのパーティションの最後に移動できないファイルを含むなら、ボリュームを縮小できません。
この問題を解決するために、自分の状況に基づいて次のステップの1つまたはより多くを試すことができます。
1. 管理者アカウントでログインし、UACをオフにします。
2. ドライブを右クリックし、プロパティ→セキュリティ→編集を選択して「Administrators」は「グループ名またはユーザー名」に含まれるかどうかを確認します。もし含まれないなら、「追加」オプションをクリックしてこの名前リストにAdministratorsグループを追加します。
3. Windowsのセーフモードで起動してボリュームの縮小がうまく動作するかどうかを確認します。
4. ハイバネーションおよびシステムの保護を一時的に無効にします。
5. ディスクのクリーンアップを使用して縮小したいパーティションの上に保存されたすべてのシステムファイルを削除します。
6. デフラグを実行します。
7. もしそれらを試した後、まだアクセスが拒否されましたのようなエラーを受けるなら、次のディスクパーティション管理専門ソフトを試してボリュームを縮小することをお勧めします。
AOMEI Partition Assistant標準版は、無料のパーティションマネージャソフトウェアです。このディスクパーティション管理ソフトを使用すると、Windows 7およびWindows 8/8.1/10で制限やデータ損失なしでSSDボリュームを拡張または縮小することができます。以下の操作を開始する前に、パーティションをチェックしてエラーがないことを確認してください。
ステップ 1. このボリューム(パーティション)を変更するフリーソフトをダウンロード、インストール、起動します。縮小したいパーティションを選択し(ここではH)、右クリックします。「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
ステップ 2. マウスポインタをパーティションの境界線に移動し、ドラッグします。左側か右側かどちらでもOKです。マウスが次のように表示されたら、パーティションを移動することもできます。
ステップ 3. メインインターフェイスで変更が表示されます。保留中の操作を確認してから、ツールバーの「適用」をクリックして操作を開始することを忘れないでください。
注:操作がPreOSモードで実行されます。そして、システムパーティションが縮小されたり、アプリケーションが実行されているパーティションが縮小されたりすると、コンピュータが再起動されます。
必要に応じて、「パーティションの結合」、「空き領域の割り当て」(これはAOMEI Partition Assistantプロ版の機能である)などの機能を通じて、これらの2つの未割り当て領域を使用して、新規パーティションを作成したり、他のパーティションを拡張したりできます。また、AOMEI Partition Assistant プロは、SSDパーティションのアライメントもサポートします。
あなたはこれらの高度な機能を体験してみようと思うなら、AOMEI Partition Assistant プロにアップグレードすることをお勧めします。