【SSD換装】SSDクローンとクリーンインストールの比較

この記事では、SSDクローンとクリーンインストールの二つの方法の区別を説明します。次にどちらが優れているか、およびクローンとクリーンインストールの方法を説明します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年06月14日

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SSDクローンとクリーンインストールの区別

コンピュータのパフォーマンスを向上させるためにHDDからSSDへ換装する場合があります。HDDをSSDにクローンするか、クリーンインストールを実行するかの疑問を持つ人もいるでしょ。今回は、クローンとクリーンインストールの違いを説明し、参考になれば幸いです。

クリーンインストール:✎...
クリーンインストールとは、HDDやSSD等のストレージに、パソコンを動かすための基本ソフトウェア(Operating System)であるwindowsを新しくインストールすることをいいます。
クリーンインストールにより、そのような状態が完全にリセットされた「正常な状態」にすることができます。クリーンインストール後は、購入時のような初期状態になります。
Windows 10/8/7をクリーンインストールする場合は、面倒なインストール手順を実行するだけでなく、ハードディスクを再パーティション化する必要もあります。このプロセスには多くの専門用語が含まれます。コンピュータの経験のない普通のユーザーにとっては、これらの専門用語は非常に難しいだろう。さらに重要なのは、クリーンインストール後にコンピュータ上のデータが失われます。
クローン:✎...
クローンとは、古いハードディスク上のすべてのデータを新しいハードディスクに転送することです。
すべてのデータは、再インストールせずに新しいハードディスクで直接使用できます。クリーンインストールと比較して、クローンは操作が簡単だけでなく、データを失うことなく、はるかに便利です。

この比較から見ると、現在のオペレーティングシステムやその他のソフトウェアが良好な動作状態である場合は、クローンの方がお勧めします。なぜなら、クリーンインストールを実行するときは、すべてのソフトウェアなどを再インストール及びソフトウェアと記録されたパスワードなどを再設置する必要があります。クローンは時間を大幅に節約できます。

SSDクローンの方法(OSクローンを含む)

クローンはクリーンインストールよりも優れていることがわかったので、次はSSDクローンの方法を紹介します。

最も簡単な方法は、クローンソフトウェアを使用することです。AOMEI Partition Assistantは、強力なサードパーティのクローン作成ツールです(Windows 11/10/8.1/8/7と互換性があります)。システムディスクとデータディスクの両方をクローンできます。プロセス全体が安全かつ高速であり、データが失われるリスクはありません。さらに、あるパーティションから別のパーティションに空き領域を割り当てることもできます。アプリケーションをあるパーティションから別のパーティションに移動することもできます。

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安全かつ高速
★注:
SATAケーブルを使用して、SSDをコンピュータに接続し、SSDが検出されることを確認します。
この操作により、SSD上のすべてのデータが消去されるため、SSDに重要なデータがある場合は、事前にバックアップしてください。

ディスククローン

1. AOMEI Partition Assistantを起動し、クローン先のトライブを右クリックし、「ディスクをクローン」を選択します。

ディスクをクローン

2. クローン先のディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

クローン先のディスクを選択

3. すると、クローン元のディスクとクローン先のディスクが表示されます。クローン先のディスクがSSDの場合、「4Kアライメント」にチェックを入れます。そして「設定」をクリックしディスクのレイアウトを編集します

ディスクのレイアウトを編集

4. 問題がなければ「確認」ボタンをクリックします。クローンすると、クローン先のディスク上のすべてのデータが消去されます。クローン先のディスクに重要なデータがある場合は、事前にバックアップを作成してください。

確認

5. ツールバーの「適用」をクリックし、「続行」をクリックます。

適用

OSシステムクローン

SSDにクローンする方法を紹介しましたが、それでもSSDクリーンインストールを実行したい場合は、以下の手順を参照してください。

1. 新しいSSDまたはHDDをパソコンに接続します。メインインターフェイスの上部にある「クローン」をクリックし、「OSをSSDに移行」を選択します。(ラップトップOSを新しいハードドライブに転送するには、SATA-USBアダプターが必要になる場合があります。)

OSをSSDに移行

2. ターゲットディスクとして新しいHDDを選択します。SSDにパーティションがある場合は、「ディスク2のすべてのパーティションを削除してディスクにシステムを移行する」のところにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

移行先

3. システムパーティションのサイズを編集できます。編集完了後「次へ」をクリックします。

パーティションのサイズ

4. システム起動についての注意事項をよく読んだ後、「完了」をクリックします。

注意事項

5. 最後に「適用」をクリックし、次に「続行」をクリックして、操作を実行します。

適用

SSDにWindowsをクリーンインストールする方法

SSDクローンする方法を紹介したと思いますが、それでもSSDクリーンインストールを実行する場合は、以下の手順を参照してください。

★注:
SSDが使用されていない場合は、最初にSSDのパーティションを分割してください。
SSDにデータがある場合、クリーンインストール時にすべてのデータが消去されるため、事前にバックアップしてください。
インストールメディアとして空のDVD、CD、またはUSBを準備する必要があります。

1. 別のPC(インターネットに接続されている)にメディア作成ツールをダウンロードして、このツールを実行します。「他のPC用にインストールメディアを作る」オプションを選択し、「次へ」をクリックします。

インストールメディアを作成する

2. Windows 10の言語、エディション、アーキテクチャ(64ビットまたは32ビット)を選択します。

言語、Windows エディション、アーキテクチャを選択

3. 使用するメディアを選択するように求める画面が表示されます。ここでは「USBフラッシュドライブ」を選択します。「次へ」をクリックします。

USBフラッシュドライブにチェックを入れ

4. SSDをコンピュータに挿入し、BIOSの起動順序を変更して、インストールメディアから再起動します。

 起動順序を変更

5. PCがUSBドライブから正常に起動すると、Windows 10は自動的にセットアップモードに入ります。言語とその他の設定を選択し、「次へ」>「今すぐインストール」をクリックします。

言語、時間と通貨の形式、キーボードまたは入力方法を選択

6. ライセンスキーを入力するか、「プロダクトキーがありません」をクリックしてスキップし、Windowsのインストールが完了したらアクティブにします。

プロダクトキーを入力

7. 次に、「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細)」をクリックします。「Windowsをどこにインストールしますか」画面で、SSDドライブを選択し、「次へ」をクリックしてWindows 10のインストールプロセスを開始します。

カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細)

注:エラーメッセージが表示された場合は、「Windowsをこのディスクにインストールできません。選択したディスクはGPTパーティションスタイルです」、このページを参照してください。

8. 次にPCを再起動します。F2、F12、Delete、Escキーなどを押してBIOSに入り、起動順序を変更して、SSDから起動するように設定します。

結語

この記事では、SSDクローンとクリーンインストールについて紹介しました。状況に応じて、適切な方法を選択すれば大丈夫です。

AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。また、社内の台数無制限のPC&Serverで利用可能なAOMEI Partition Assistant Unlimited版もあります。更に、AOMEI Partition Assistant Technician版を購入するIT専門家、システム管理者、技術者はクライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~ ▶AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。