【ブート可能なUSB】Windows XPをUSBメモリにクローンする方法

Windows XPをUSBメモリにクローンできますか?どこでも(どのパソコンでも)Windows XPをインストールせず直接実行・使用したい場合、ポータブルWindows XPを使用することができます。ここでは、ブート可能なWindows XPポータブルUSBドライブの作り方を紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年12月19日

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Windows XPをUSBメモリにクローンする理由

Windows XPは最近のユーザーには古いWindowsシステムです。 XPが強烈に高性能だったわけではなく、単に基幹システムがXP対応で7以降では動かないから、入れ替えられません。Windows XPを使いたい人も少なくないです。今はあまり使われていないため、コンピュータにWindows XPをインストールするのはあまりいい選択ではないようです。Windows XPシステムをUSBメモリにクローンすれば、必要な時、それを使用することがおすすめです。

Windows XPをUSBメモリにクローンする方法

この記事では、ブート可能なWindows XPポータブルUSBドライブを作成する2つの方法を紹介します。

Windowsシステムにはディスククローンのための標準搭載ツールがないため、まず便利なクローンソフトを探すことが重要です。

この場合、Windows 11/10/8/8.1/7/XP/Vista向けのディスクおよびパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。このソフトはシステムディスクをクローンし、ブートに必要なファイルを保持して、クローンしたディスクがブート可能であることを確保します。何も再インストールする必要はありません。「ディスクをクローン」機能は、クローンを迅速かつ簡単に作成することができます。

もう1つの機能である「Windows To Go Creator」は、どこでも(どのパソコンでも)Windows 11をインストールせず直接実行・使用したいポータブルWindows USBを作成するためのものです。この機能はUSB上に独立したWindows環境を作成することができます。それをコンピュータに接続してブートすると、Macを含むどのコンピュータでもWindowsを利用することができます。このシステムはコンピュータ上のメインOSに影響しません。

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注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

次に、Windows XPをUSBメモリにクローンする方法と、ブート可能なWindows XPポータブルUSBドライブを作成する方法をご紹介します。

▶方法1.Windows XPをUSBメモリにクローンする

準備したUSBメモリをコンピュータに接続したら、始めましょう。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動し、クローンしたいディスク(ここで、ディスク1を選択)を右クリックし、「ディスクをクローン」を選択します。

メイン画面

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「セクタ単位のクローン」と「ディスクの高速クローン」2つのディスククローン方法を提供しています。ここでは、「ディスクの高速クローン」を選択して「次へ」をクリックします。

ディスククローン方法

ステップ 3. 次の画面でクローン先のUSB(ここでは、ディスク0)を選択して「次へ」をクリックします。すると、ターゲットディスク上のデータがすべて削除されるメッセージ表示されます。

ターゲットディスク

ステップ 4. 「はい」をクリックすると、次の画面に入ります。そこで、3つの異なる方式でターゲットディスク上のパーティションを編集することができます。パーティションを編集してから、「次へ」をクリックします。

パーティションを編集

▶方法2.Windows XPポータブルUSBを作成する

ステップ 1. USBメモリをコンピュータに接続し、正常に検出されることを確認します。

ステップ 2. AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードして、インストールして、起動します。プログラムが自動的にUSBメモリを表示します。メイン画面で、上部にある「ツール」→「Windows To Go Creator」をクリックします。

Windows To Go Creator

ステップ 3. ポップアップウィンドウで、「パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成」を選び、「はい」をクリックして継続します。

パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成

ステップ 4. そして最初のオプション「システムディスク/ISOからWindows To Goを作成」を選択します。フォルダアイコンをクリックして、ISOを手動で選択します。その後、「次へ」をクリックして続行します。

インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成

注:Windows XPのISOファイルが入手できない場合、またはISOファイルのダウンロードや解凍をしたくない場合は、「現在のシステムでWindows To Goを作成」を選択することができます。

ステップ 5. ターゲットとしてUSBドライブを選択し、「続行」をクリックします。

続行

ステップ 6. 「USBデバイス上のデータが完全に消去されますが、続行しますか?」という警告メッセージが表示されます。そして、「はい」をクリックすると、Windows 11/10/8/8.1/7ブータブルUSBドライブの作成が開始されます。

データをバックアップする場合は、AOMEI Backup Standardなどの無料のバックアップソフトウェアをお勧めします。

Windows To Goの作成を続行する

タスクが完了したら、Windows XPのブート可能なUSBメモリを、いつでもどこでも、任意のオペレーティングシステムを搭載した任意のコンピュータに接続し、BIOSセットアップに入り、ファームウェアの起動順序をUSB優先に変更して保存します。その後、Windows XPをブータブルUSBメモリから起動します。

BIOSで起動順位を変更

まとめ

これでWindows XPをUSBメモリにクローンする手順が終わりです。ブート可能なWindows XPポータブルUSBドライブを作成するには、専門的なクローンソフトに頼ることが重要です。多くのクローンソフトがWindows XPをサポートしていません。AOMEI Partition AssistantがWindows XPに対応して、Windows XPをUSBメモリにクローンするプロセスを簡単に実行できます。「Windows To Go Creator」と「ディスクをクローン」機能のほか、AOMEI Partition Assistant Professionalは、GPTとMBR間でのディスク変換、2つのパーティション間でのアプリ移行、空き領域の割り当てなど、もっと高度な機能も備えます。

また、Windows Serverシステム向けのServer版も提供されています。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。