SDカードのデータ復元!自力でできる5つの簡単な方法

SDカードのデータ復元は難しくありません!自分でできる5つの簡単な方法を使って、失ったデータを取り戻しましょう。この記事で、あなたのSDカードからファイルを安全に復元する手順を詳しく解説します。

投稿者 @カオル 2024年09月19日 @カオル 最後の更新 2024年09月19日

SDカードから消えたデータを復元できますか?

SDカードは、カメラやスマートフォンなどのデバイスでデータを保存するために使われるフラッシュメモリカードです。高速で接続でき、信頼性のあるデータ保存が可能です。SDカードには、標準SDカード、SDHCカード、SDXCカードなど、いくつかの種類があります。

しかし、使用中に問題が起こることもあります。よくあるのは、大切なデータが失われることです。SDカードからデータを復元するにはどうすればいいのでしょうか?同じ疑問を持っている方は、この投稿を読み進めて、効果的な復元方法を学んでください。

質問:SDカードのデータを失う原因はなんですか?

SDカードのデータが失われる原因はさまざまですが、以下の主要な要因が考えられます。

1.物理的損傷

SDカード自体が物理的に損傷を受けると、データにアクセスできなくなることがあります。水濡れ、落下、折れ曲がり、熱などが原因となる場合が多いです。

2.ファイルシステムの破損

SDカードのファイルシステムが破損すると、データが見えなくなったり、アクセスできなくなることがあります。突然の取り外しや不適切なフォーマット操作がこれを引き起こすことがあります。

3.ウイルスやマルウェア

SDカードがウイルスやマルウェアに感染すると、データが消失したり、隠されてしまう場合があります。特に、PCや他のデバイスに接続した際に感染することが多いです。

4.誤操作

誤ってデータを削除したり、フォーマットをしてしまうことがデータ消失の原因になります。特に、SDカードを挿入した際に、フォーマットを促すメッセージが表示されたときに誤って実行するケースがあります。

5.突然の電源オフや取り外し

SDカードを使用している最中にデバイスの電源が突然切れたり、データ転送中にカードを取り外すと、データが破損することがあります。これにより、カード全体が読み取れなくなる場合もあります。

6.書き込み/読み込みエラー

SDカードが古くなると、書き込みや読み込みのエラーが増加し、データが正常に保存されなかったり、破損したりすることがあります。

7.互換性の問題

一部のデバイスやカードリーダーが、SDカードのフォーマットや仕様に対応していない場合、データの読み取りや保存に問題が発生することがあります。

SDカードから自力でデータを復元する方法「5つ」

このセクションでは、SDカードからデータを復元する方法を5つ紹介します。自分に合った方法を選んで問題を解決しましょう。

ヒントこれらの方法を試す前に、まずウイルスをスキャンしてみてください。

専門のSDカードデータ復元ソフトウェアで復元する

SDカードのデータが失われて困っているなら、信頼できる復元ソフトを使うのが良い方法です。削除や破損されたデータも、このソフトを使えば簡単に取り戻せます。

おすすめはAOMEI FastRecoveryです。これは、Windows PCやServerのさまざまなデバイスからファイルを復旧するために作られたプロのツールです。

※AOMEI FastRecoveyをおすすめする理由: ✔ 写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。 内蔵・外付けHDD/SSDSDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。 ストレージデバイスのクイックスキャンとディープスキャンをサポートします。スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復旧が可能です。 直感的で使いやすいUIを提供しています。 Windows 7、8、10、11、およびWindows Serverのすべてのバージョンに対応しています。

AOMEI FastRecovery

プロなWindowsデータ復旧ソフト&さまざまなデータ損失状況から失われたファイルを復元する

3ステップでデータ復旧:

ステップ 1. 場所の選択

AOMEI FastRecoveryをインストールして起動します。SDカード(ここれはC:を例に)を選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ 2. スキャンの実行・ファイルの選択

「クイックスキャン」で消したデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。復元したいファイルを選択し、プレビューすることができ、「復旧」をクリックします。

ステップ 3. 保存先の選択

「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。

CHKDSKでファイルシステムをチェックする

CHKDSKを使ってSDカードからデータを復元することができる場合があります。CHKDSKはWindowsにあるコマンドラインツールで、ストレージデバイスのファイルシステムをチェックし、エラーを修正するために使われます。

ただし、この方法では完全に削除されたファイルを復元することはできません。SDカードのファイルシステムが壊れている場合にのみ、CHKDSKが役立つことがあります。

ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「cmd」と入力し、「Enter」を押します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、入力の後でEnterキーを押して操作を実行します。

chkdsk g: /f /r /x(説明:/rはドライブ上の不良セクタを発見して読み取り可能な情報を回復します。/xはプロセスが始まる前にドライブのマウントを強制的に解除します。/rで幾つかのデータを回復できないので、バックアップスケジュールを設定してデータを定期的に自動バックアップするのは大切な習慣です。chkdskについてもっと詳しい情報はこちらへ:Microsoft Learn

バックアップと復元でデータを復元する

Windowsには「バックアップと復元」という機能があり、これを使うと重要なデータを守れます。バックアップを事前に作っていれば、データを取り戻せます。もし誤ってデータを消したり、作業中にミスをした場合でも、以前のバックアップから簡単にファイルを復元できます。

ヒントこの機能では、削除されたファイルや壊れたファイルを復元できますが、事前にバックアップが必要です。定期的にバックアップを行い、大切なデータを守ることをおすすめします。

ステップ 1. 検索ボックスに「コントロールパネル」を入力し、結果から「コントロールパネル」を選択して、「開く」をクリックします。「システムとセキュリティ」に移動し、「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。

ステップ 2. 「ファイルの復元」をクリックします。

ステップ 3. ここで、「ファイルの参照」をクリックして、復元したい削除されたファイルを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 4. 保存先を選択します。「復元」をクリックします。

失ったデータを手動で復元する

上記の方法に加えて、次の方法でファイルを手動でチェックすることも可能です(条件あり)。

ごみ箱を確認する

通常、SDカードのデータをゴミ箱から復元するのはできません。これは、SDカードなどの外付けデバイスはデータを削除する時、ゴミ箱を経由しません。しかし、ファイルをローカルドライブに保存してから削除した場合、一時的にゴミ箱に残ることがあります。

ヒントもしゴミ箱に目的のファイルが見つからない場合、それは完全に削除された可能性があります。その場合は、他の方法での復元を考えてみてください。

ステップ 1. ゴミ箱に入り、検索します。

ステップ 2. データを見つけたら、右クリックして「元に戻す」をクリックします。

非表示のアイテムを表示する

SDカードのファイルが隠れていると、見つけられないことがあります。これは不適切な操作が原因です。また、ウイルスがSDカードのデータを隠すこともあります。隠れたファイルは、特定の設定や属性のために、普通の方法では見えないことがあります。

ステップ 1. タスクバーからファイルエクスプローラーを開き、「レイアウトと表示オプション」アイコンを選択します。トップメニューの右から2番目のアイコンです。

ステップ 2. 「表示」を押します。そして、「隠しアイテム」を選択します。

まとめ

SDカードは日常的に使われていますが、誤ってデータを消したり、フォーマットの問題やカードの破損などで大切なデータが失われることがあります。この記事は、自力でデータを復元する5つの方法を紹介しました。内蔵のツールから専用の復元ソフトまで、さまざまな選択肢があります。