【修正】ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた

「ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた」という問題に遭遇したことはありますか?この記事では、Windows 11/10のユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた場合の対処法と、デスクトップフォルダが消えた時の復元方法を説明します。

ひとみ

更新者: ひとみ / 2024年09月11日

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Windows 11/10ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた原因

通常、デスクトップフォルダはユーザープロファイルの中に存在します。ファイルエクスプローラーで見ると、一般的に「C:\Users\Default\Desktop」や「C:\Users\ユーザー名\Desktop」といったディレクトリに保存されています。

しかし、デスクトップフォルダが見当たらない場合、いくつかの原因が考えられます。よくある原因を以下に挙げました。

デスクトップフォルダが隠れている。
フォルダの場所が変更されている。
同じ名前のフォルダが他に存在し、競合しているため表示されない。
誤って削除されたか、マルウェアによって削除された可能性がある。

他にも、デスクトップアイコンがない、ユーザーアカウントが正しくない、アップデートがうまくいかない、などの状況でもデスクトップファイルが消えることがあります。

Windows 11/10ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた場合の対処法

では、Windows 11/10ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた場合の対処法をいくつかご紹介します。

解決策①フォルダ名の競合を確認

ファイルエクスプローラーでデスクトップフォルダが表示されない場合、まずは同じ名前のフォルダが存在していないか確認してください。デスクトップフォルダが名前を変更されている場合、通常の方法ではアクセスできなくなっている可能性があります。

ステップ 1. 「C:\Users\ユーザー名」に移動し、右クリック→「新規作成」→「フォルダー」→「デスクトップ」と名前をつけます。すると、「この宛先には既にデスクトップフォルダーが存在します」というメッセージが表示され、2つのフォルダーを結合するかどうか尋ねられます。

この宛先には既にデスクトップフォルダーが存在します

ステップ 2. 「フォルダーの上書きの確認」ウィンドウに、現在の「デスクトップ」フォルダの名前が表示されます。現在のデスクトップフォルダの名前が表示されます。同じ名前のフォルダが2つないか確認し、本当のデスクトップフォルダを探し、「デスクトップ」と名前を変更します。

ステップ 3. パソコンを再起動し、デスクトップフォルダが消えた問題が修正されたかどうかを確認します。

解決策②隠しファイルやフォルダを表示

デスクトップフォルダが見つからない場合、隠れているだけで削除されていない可能性があります。ファイルエクスプローラーのオプションを設定し、隠しフォルダやファイルを表示できるようにしてください。

👍【関連記事】【Windows 11】隠しファイル/フォルダを表示する方法

まず「C:\Users\ユーザー名」に移動して、「表示」タブから「オプション」を選択します。次に、「表示」タブで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れて、「適用」→「OK」をクリックします。

隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する

解決策③破損したアップデートファイルを削除

システムアップデートによって不具合が生じ、デスクトップフォルダが消えてしまうこともあります。特にアップデート後に問題が発生した場合は、破損したアップデートファイルを削除してみましょう。

ステップ 1. 「スタートメニュー」をクリック→「設定」→「更新とセキュリティ」に移動します。

ステップ 2. 「Windows Update」→「更新の履歴を表示する」をクリックします。

更新の履歴を表示する

ステップ 3. 「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。

更新プログラムをアンインストールする

ステップ 4. 最近インストールしたアップデートを見つけて、右クリックしてアンインストールします。

アンインストール

削除した・消えたデスクトップフォルダ/ファイルの復元方法

デスクトップフォルダの不在だけでなく、ファイルの消失もよくある問題です。このような場合、信頼できるデータ復元ソフトを使うことが推奨されます。

例えば、AOMEI FastRecoveryは、以下のような特徴を持つ便利なツールです。

  • ドキュメント、ZIPファイル、動画、画像など、2000種類以上のファイル形式を復元

  • HDDやSSD、USBドライブ、SDカードなどからデータを復元

  • ファイル名、形式、場所を保持して復元

  • 復元したいデータのみを選んで効率的にスキャン可能

  • Windows 11/10/8/7 SP1などと互換性あり

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ステップ 1. AOMEI FastRecoveryをインストールして実行し、メイン画面でファイルをスキャンして復元するパーティションを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします(ここでは例としてC:を取り上げます)。

復元したいパーティションを選択

ステップ 2. スキャンプロセスが開始されると、リアルタイムのスキャンの進行状況と失われたデータがインターフェイスの上部に表示されます。スキャン中にスキャンしたファイルを確認できます。

スキャンプロセス

ヒント:スキャンプロセスは、クイックスキャンとディープスキャンに分かれています。 通常、クイックスキャンには非常に短時間でかかり、プログラムは最初に削除されたファイルとごみ箱からスキャンされたファイルを一覧表示します。クイックスキャンが完了すると、プログラムは自動的にセクタごとのディープスキャンを実行し、最初のスキャンよりも長く続きます。スキャン処理中はしばらくお待ちください。

ステップ 3. 復元するファイルを表示と参照できます。また、ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

フィルター

ステップ 4. パーティション上のファイルが見つかったので、ファイルを直接ダブルクリックしてプレビューできます。復元したい場合は、ファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。

プレビューと復旧

ステップ 5. ファイルを復元するには、「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

フォルダーを選択

ステップ 6. 復元プロセスが成功すると、ファイルは選択した場所に復元されます。選択したパスにファイルが復元された後、通常、Windowsファイルエクスプローラーで表示と編集できます。

復元成功

おまけ:データを失わないためのヒント

Windowsを使用している方々は、この投稿で説明されている解決策を確認して、ユーザープロファイルにデスクトップフォルダが含まれていない問題を解決できます。

デスクトップファイルの消失を防ぐために、以下の対策を取ることをおすすめします。

▷一時的なユーザーアカウントを使う場合は、ログアウト前に変更やファイルを保存することを忘れないようにしましょう。

▷定期的にウイルススキャンを行い、セキュリティ対策を強化しましょう。

▷システムアップデート前には、必ずバックアップを取っておくことが大切です。

▷信頼性の高いデータバックアップソフトを使用することを推奨します。

まとめ

この記事では、「ユーザープロファイルからデスクトップフォルダが消えた」問題を解決する方法を紹介しました。隠しファイルの表示やデフォルト設定のリセット、フォルダ名の変更、さらにAOMEI FastRecoveryを使ったデスクトップフォルダの復元方法を説明しました。適切な対策を講じ、データの損失を防ぎましょう。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。