「簡単」自分でポータブルHDDを復旧できる4つの方法

ポータブルHDDを復旧できますか？

外付けハードディスク（HDD）には、持ち運びに便利な「ポータブル型」と、高性能で容量が多い「据え置き型」の2種類があります。ポータブルHDDは確かな便利さを提供しています。大量のデータを持ち運ぶことや、さまざまな機器と共有すること、そして簡単にセットアップすることができます。しかし、予期しない事故に遭遇した場合、大事なデータが失われた場合どうしますか？HDDのデータを復旧できますか？

 その時、専門家に助けを求めることができます。また、自分で外付けHDDのデータを復旧することもできます。強力なデータ復元ソフトを使ってそれらを取り戻すことができます。

簡単な4つの方法でポータブルHDDを復元する

ユーザーの好みやスキルに応じて、Windowsバックアップ、便利なサードパーティソフト、コマンドプロンプト（CMD）、システムファイルチェッカー（Sfc.exe）などのオプションを試すことがおすすめです。

方法1：Windowsバックアップを使用する

Microsoft Windowsオペレーティングシステムの一部であるWindowsバックアップを使用すると、ユーザーはデータのバックアップを作成できます。通常はデフォルトで有効になっていません。Windowsバックアップから外付けHDDのデータを復元するには、事前にバックアップを作成しておく必要があります。データの損失やポータブルHDDの問題が発生した場合、これらのバックアップを使用してデータとシステムを前の状態に復元することができます。

ステップ 1. 検索バーに「コントロールパネル」と入力して「開く」をクリックし、「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元（Windows 7）」を順に選択します。削除されたファイルを回復するには、「ファイルの復元」をクリックします。

ステップ 2. 失われたデータを検索するか、「ファイルの参照」または「フォルダーの参照」を使用してそれらを見つけます。次に、「次へ」をクリックします。

「ファイルの参照」は個々の削除されたファイルを表示し、「フォルダーの参照」は削除されたファイルが含まれるフォルダーを表示します。

ステップ 3. 回復したファイルを保存する場所を選択します。元の場所またはバックアップ先の新しい場所のいずれかをクリックし、「復元」をクリックして外付けハードディスクから失われたデータを回復します。

 方法2：AOMEI FastRecoveryを使用する

バックアップがない場合やコマンドライン操作に慣れていない場合は、役立つソフトの使用を検討するのが良いでしょう。AOMEI FastRecoveryは、優れたデータ復元ソフトです。

使いやすいインターフェースと、あらゆるスキルレベルのユーザーに適した明確なガイダンスを提供しています。強力な復元機能を備えており、SSD、HDD、USBドライブ、SDカードなど、さまざまなストレージデバイスから失われたデータを取り戻すことができます。データの種類に関しては、文書、動画、オーディオ、メールなど、200以上の他のファイル形式を復旧することができます。偶然の削除やシステムクラッシュに遭遇した場合でも、失われたデータを復旧することができます。

ステップ 1. AOMEI FastRecoveryをインストールして実行し、メイン画面でファイルをスキャンして復元するパーティションを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします（ここでは例としてC:を取り上げます）。

ステップ 2. スキャンプロセスが開始されると、リアルタイムのスキャンの進行状況と失われたデータがインターフェイスの上部に表示されます。スキャン中にスキャンしたファイルを確認できます。

ヒント：スキャンプロセスは、クイックスキャンとディープスキャンに分かれています。 通常、クイックスキャンには非常に短時間でかかり、プログラムは最初に削除されたファイルとごみ箱からスキャンされたファイルを一覧表示します。クイックスキャンが完了すると、プログラムは自動的にセクタごとのディープスキャンを実行し、最初のスキャンよりも長く続きます。スキャン処理中はしばらくお待ちください。

ステップ 3. 復元するファイルを表示と参照できます。また、ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

ステップ 4. パーティション上のファイルが見つかったので、ファイルを直接ダブルクリックしてプレビューできます。復元したい場合は、ファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。

ステップ 5. ファイルを復元するには、「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ステップ 6. 復元プロセスが成功すると、ファイルは選択した場所に復元されます。選択したパスにファイルが復元された後、通常、Windowsファイルエクスプローラーで表示と編集できます。

方法3：CMDを使用する

CMDは多くのコンピュータの問題を解決するための一般的な方法です。ただし、CMDでのミスは追加のデータ損失を引き起こす可能性がありますので、コマンドラインインターフェースに慣れているユーザーに最適です。

ステップ 1. ポータブルHDDをコンピュータに接続します。管理者としてコマンドプロンプトを開きます。

ステップ 2. 「chkdsk /f C: 」と入力して「Enter」キーを押します（C:をポータブルHDDのドライブレターに置き換えてください）。

ステップ 3. 次のシステム再起動でchkdskを実行するように求められた場合は、「Y」と入力します。

ステップ 4. 「attrib -h -r -s /s /d C:*.*」と入力し、「Enter」キーを押します（C:をポータブルHDDのドライブレターに置き換えてください）。

方法4：システムファイルチェッカーを実行する

SFC（システムファイルチェッカー）は、Microsoft Windowsが提供するユーティリティです。これにより、ディスクスキャンを実行し、欠落または破損している可能性があるシステムファイルを特定して修復することができます。

Windows 11／10／8.1／8の場合：

ステップ 1. ポータブルHDDが検出されていることを確認してください。管理者としてCMDを開きます。

ステップ 2. 「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 4. 「exit」と入力し、「Enter」キーを押してウィンドウを閉じます。

Windows 7／Vistaの場合：

ステップ 1. ポータブルHDDが接続されていることを確認してください。管理者としてCMDを開きます。

ステップ 2. 「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 3. 「exit」と入力し、「Enter」キーを押してウィンドウを閉じます。

まとめ

ポータブルHDDを復旧する4つの方法は役立つものです。時間を節約し、失われたデータを簡単に復元するために、直接AOMEI FastRecoveryを選択することができます。

弊社のディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantもお勧めします。ドライブの空き容量を拡張したり、ディスクをクローンしてバックアップしたり、MBRを再構築してブートの問題を修正するためにも使用できます。Windows Serverユーザーの場合は、Server版も選択できます。