修正:仮想ディスクサービスエラー「ボリュームサイズが大きすぎます」

Diskpartを使用して32GBを超えるハードドライブをフォーマットすると、「仮想ディスクサービスエラー:ボリュームサイズが大きすぎます」というメッセージが表示される場合があります。このプロンプトが表示されるのはなぜですか?32GB以上のドライブをFAT32に正常にフォーマットするにはどうすればよいですか?ここで修正方法を見つけることができます。

投稿者 @Asher 2024年05月29日 @Asher 最後の更新 2023年05月15日

シナリオ:「ボリュームサイズが大きすぎます」エラー

▼例示1

Diskpartを利用し、HDDのファイルシステムをNTFSからFAT32形式にフォーマットしようとしましたが、「ボリュームサイズが大きすぎます」という仮想ディスクサービスエラーが発生します。

PS3には127GBの容量が必要ですし、そのファイルシステムはFAT32となる必要もあります。では、「ボリュームサイズが大きすぎます」という仮想ディスクサービスエラーに対する修正方法を教えていただければ、大変助かります。

▼例示2

USBメモリ64GBに対して、以下のコマンドを入力してUSBメモリのパーティションを切り直したいです。最後のformat quick fs=fat32を行うと、「仮想ディスクサービスエラーボリュームサイズが大きすぎます」となります。理由と解決方法をお教え下さい。

Diskpartはディスクおよびパーティションの問題を解決するためのWindowsの内蔵ツールです。「Diskpart」は非常に便利ですが、32GB以上のFAT32ファイルシステム付き大容量ドライブをフォーマットしようとすると、仮想ディスクサービスエラー「ボリュームサイズが大きすぎます」が発生するかもしれません。仮想ディスクサービスエラーを修正する前に、仮想ディスクサービスとは何なのか知りましょう~

仮想ディスクサービスとは?

仮想ディスクサービス(VDS)とは、ディスクの構成、管理を行うための、統一されたインターフェイスを提供するためのサービスです。VDSはCOMベースのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス(API))を公開していますので、アプリケーションやスクリプトはCOMインターフェイスを呼び出し、ディスクの作成やフォーマット、あるいはハードウェアRAIDアダプターを管理することができます。

例えば、Diskpartコマンド、DiskRAIDコマンドラインツール(Diskraid.exe)や「ディスクの管理」MMCスナップインは、VDS APIベースのプログラムとなります。これにより、ユーザーは、異なるベンダーのストレージデバイスを、同一のユーザーインターフェイス経由で管理することができます。

「ボリュームサイズが大きすぎます」の理由

NTFSとFAT32は、Windows、Mac、Linux搭載パソコンのユーザー、または他のゲーム機などのユーザーの間で人気のあるファイルシステムです。どちらもそれぞれ長所と短所がありますので、ユーザーは、必要に応じてパーティションタイプを変更することができます。

なぜこのエラーが発生するのですか?これは、MicrosoftがDiskpartを使用して32GBを超えるパーティションをFAT32にフォーマットすることを許可していないためです

DiskPartでハードディスクのフォーマットに失敗した場合、ディスクの管理に切り替えることができます。しかし、それはあなたを失望させることもあります。32GB以上のハードディスクをフォーマットしようとすると、ファイルシステムのドロップダウンメニューに、FAT32オプションはあります。

「ボリュームサイズが大きすぎます」の修正方法

要するに、Diskpartを利用して32GBを超えるHDDをNTFSからFAT32形式にフォーマットすることはできません。だから、仮想ディスクサービスエラーを修正できるプロなソフトウェアが必要となります。ここで第三者のパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。

このソフトウェアは、ユーザーが好きなように大きなハードドライブをFAT32にフォーマットできます。また、Windowsの組み込みツールに表示されるその他の問題を修正できます。例えば、ボリュームの拡張がグレーアウト、新しいシンプルボリュームがグレーアウト、ボリュームの縮小がグレーアウトなどです。

以下は大きなディスクをFAT32にフォーマットするための詳細な手順:

注意:フォーマットを実行すると、その上のデータがすべて消去されるので、事前にバックアップしておいたほうがいいと思います。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして実行すると、メインインターフェイスが表示されます。NTFS形式のパーティションを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。

ステップ 2. パーティションラベルを入力し、表示されるファイルシステムリストから「FAT32」を選択します。「はい」をクリックして次のウィンドウへ進みます。

ステップ 3. メインインターフェースに戻り、そこで変更されたディスクパーティションの結果を確認して、問題なければ、「適用」をクリックします。

これで、NTFSからFAT32への変換を完了します。その後、FAT32形式のパーティションを取得し、「ボリュームサイズが大きすぎます」という仮想ディスクサービスエラーが修正されました。

ヒント:「パーティションをフォーマット」機能以外、「NTFS to FAT32変換器」機能も提供します。この機能を使用すると、データを失うことなく、NTFSをFAT32に、またはFAT32をNTFSに変換できます。以下は、「NTFS to FAT32変換器」機能を使用して、NTFSをFAT32に変換する手順です。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantのインターフェースでは、上部にある「変換」> 「NTFS to FAT32変換器」を選びます。

ステップ 2. 次の画面が表示されます。次に、「NTFS to FAT32」を選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 3. NTFSパーティションを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 4. 保留中の操作を確認し、問題なければ、「続行」をクリックし、操作を実行します。

結論

ここまでWindowsで32GB以上のHDDをフォーマットする場合に起こる仮想ディスクサービスエラーエラー「ボリュームサイズが大きすぎます」を修復しました。つまり、「ボリュームはFAT32には大きすぎます」エラーが修正されました。AOMEI Partition Assistantを使用すると、数回のクリックだけで完了します。

ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。