Windows10で「ボリュームの拡張」がグレーで表示された問題を解決する方法

Windows10でパーティションを拡張したいですが、Windows10「ディスクの管理」の「ボリュームの拡張」オプションがグレーアウトになり、パーティションの拡張に失敗しました。なぜ「ボリュームの拡張」がグレー表示されますか?この問題の解決策は何ですか?この記事では、「ボリュームの拡張」がグレーアウトしてしまった時の原因やほかのボリューム拡張方法をご紹介します。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2023年11月27日

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なぜWindows10でパーティションを拡張したいか?

ご存知のように、ディスクを利用するには、あらかじめパーティションやボリュームを作成するフォーマット操作が必要です。いったんパーティション分割を行うと、以後は簡単にサイズを変更できません。

しかし、場合によって、Windows10で既存のパーティション(ボリューム)サイズを拡大したいことがあるでしょう。

※例えば:
パソコンを使えば使うほど、履歴やCookie、一時ファイル(キャッシュ)などのデータが溜まっていって、ハードディスクの容量が不足していきます。この問題を解決するために、パーティション(特にシステムパーティション)を拡張する必要があるかもしれません。
OSをアップグレードするとき、新しいOSのサイズが大きくなっているので、より大きなパーティション(ボリューム)サイズが要求されるかもしれません。
管理の手間を少なくするために、2つ以上のパーティションを1つにまとめ、より大きなパーティション(ボリューム)サイズを確保したいかもしれません。
ハードウェアRAIDシステム(やSAN)などを利用している場合にも、パーティション(ボリューム)サイズを拡大しなければならないことがあります。
......

◎豆知識:パーティション/ボリュームの拡張とは、未割り当て領域を追加で既存のパーティションに割り当てて、パーティションのサイズを増やすことです。つまり、それは未割り当て領域を利用して、パーティションのサイズを大きくする操作です。

Windows10「ボリュームの拡張」について

パーティションを拡張するために、Windows10に標準搭載されたパーティション管理ツール「ディスクの管理」を使用することができます。その「ボリュームの拡張」をクリックし、「ボリュームの拡張ウィザード」に従って、ボリュームを拡張することができます。

ボリュームの拡張

【補足】パーティションを拡張するには、Windowsに付属するdiskpart.exeというコマンドを利用することもできます。例:フォーカスのあるボリュームまたはパーティションを未割り当て領域に拡張して、サイズを500MB増やすには、extend size = 500を入力してください。

DiskPartでボリュームまたはパーティションを拡張する方法

注意:パーティション・サイズを変更する操作は確認なしですぐに実行されるため、十分注意する必要があります。

しかし、Windows10のパーティション(例えば、システムがインストールされているCドライブ)を「ディスクの管理」の「ボリュームの拡張」で大きくしようとしたところ、「ボリュームの拡張」ボタンがグレーアウトしてしまって、選択(実行)できない場合があります。つまり、「ボリュームの拡張」が使えないわけです。

これはなぜですか?こういう時はどうすればいいですか?このままこの文章を読み続けてください。

なぜWindows10「ボリュームの拡張」がグレー表示されるか?

上述のように、通常、人々はWindows10の「ディスクの管理」の「ボリュームの拡張」を使用してパーティションまたはボリュームを拡張しますが、時には「ボリュームの拡張」オプションがグレーで表示されることもあります。

ボリュームの拡張グレー表示

実は「ボリュームの拡張」であろうとdiskpart.exeであろうと、いずれのツールを利用する時に、ボリュームの直後に未割り当て領域がある限り、そのボリュームを拡大できます。言い換えれば、未割り当て領域と隣接している一番右の領域しか拡張できないのです。

 

「ボリュームの拡張」が行えるドライブは、右隣(直後)に未割り当て領域が存在するドライブに限ります。


右図のように、右隣に未割り当て領域が存在するGドライブでは「ボリュームの拡張」が行えますが、右隣にはGドライブがあるCドライブでは「ボリュームの拡張」が行えません。

ボリューム拡張できないCドライブ拡張できない

 

★【ポイント】「ボリュームの拡張」かdiskpart.exeを使う時に、未割り当て領域をその直前にあるボリュームに統合して、サイズを拡大することができます。「未割り当て」の領域が存在しない場合、既存のパーティションを削除する必要があります。

Windows10でパーティションを拡張するほかの手段

Windows10「ディスクの管理」の「ボリュームの拡張」でパーティションを正常に拡張できない場合には、サードパーティ製のパーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を試すことができます。Windows 11/10、8.1/8、Windows 7、Vista、XP(32ビット版&64ビット版)に対応します。未割り当て領域が直後にあるかどうかには関係なく、未割り当て領域がなくても、データを失うことなくパーティション(またはボリューム)を拡張することができます。パーティションを簡単かつ迅速に拡張するだけでなく、パーティションを効率的かつ便利に移動することもできます。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
ヒント:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

次では、未割り当て領域が存在する場合と未割り当て領域が存在しない場合、AOMEI Partition Assistant Professionalを利用してパーティション(またはボリューム)を拡張する方法・手順を見ていきましょう

未割り当て領域なしにCドライブを拡張

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Proをダウンロード、インストール、起動します。そして、ツールバーの「ツール」タブをクリックし、ドロップダウンメニューから「パーティションを拡張」を選択します。

パーティションの拡張

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「システムパーティションを拡張」を選択して「次へ」をクリックします。

システムパーティションの拡張

ステップ 3. どのパーティションから空き領域を取得するかを選択して「次へ」をクリックします。

dパーティションの選択

ステップ 4. バーを右方向に移動してシステムパーティションに追加したいサイズを決定します。その後、「次へ」をクリックします。

バーを右方向へ移動

ステップ 5. 「続行」をクリックして操作を実行します。

続行

これで、システムパーティションの拡張が完了します。

未割り当て領域でパーティションを拡張

※ご注意:
操作後にデータの保存場所が変更されるかもしれません。そのため、事前にこのチュートリアルを参考にして、データの消失を防ぐためにいくつかの点に注意してください。
操作を行う際に実行中のアプリケーションがある場合、AOMEI Partition Assistantはそれらを閉じるか、またはPreOSモードで操作を完了します。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Proを起動します。拡張したいパーティション(例えば、Cドライブ)を右クリックして「詳細処理」⇒「パーティションを結合」をクリックします。

パーティションのマージ

ステップ 2. 未割り当て領域を選択して「次へ」をクリックします。

未割り当て領域

ステップ 3. ここで操作後の結果をプレビュー・確認して、問題なければ「適用」をクリックします。

適用

ご注意:
●「システムで予約済み」パーティションを結合できません。
●システムパーティションにデータパーティションを結合できますが、データパーティションにシステムパーティションを結合できません。
●一回に2つだけのパーティションを結合できます。その2つのパーティションが隣接している必要があります。
●2つ以上の未割り当て領域を1つのパーティションに結合できます。その未割り当て領域は、パーティションに隣接しているかどうかに関係なく、拡張したいパーティションの後ろにあればよいです。

あとがき

AOMEI Partition Assistant Professionalを使用してボリュームを拡張するには、上記の方法のほかに、別のパーティションから拡張したいパーティションに空き領域を割り当てることもできます。

AOMEI Partition Assistant Professionalはディスクまたはパーティションをうまく管理するために、非常に多様で強力な機能を持っています。そのほか、Windows Server 2012(R2)、2016、2019、2022向けServer版、台数無制限のコンピュータ向けUnlimited版、および有償サービスを提供することで利益を得る技術者向けTechnician版もあります。

AOMEI Partition Assistant異なるバージョンの比較

ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。