一部のユーザーは、Windows 10または 11 PCで容量の大きいファイルが見つからないと言っています。この記事では、容量の大きいファイルを探す方法を紹介します。Windows 10でサイズの大きいファイルを検索し削除して、PCのパフォーマンスを向上させましょう。
数ヶ月間コンピュータを使用すると、ハードドライブの容量が徐々に埋まり、Windowsがますます遅くなります。スペースを解放するための最も簡単な方法は、Windows 10で容量に大きいファイルを見つけ、それらを永久に削除または別のストレージ場所に移動することです。
ただし、大容量ファイルが何であるか、またその機能を理解していない限り、削除する場合は注意が必要です。そうでないと、重要なWindowsファイルが削除され、コンピュータの機能に影響を与える可能性があります。
大容量ファイルとは、ファイルサイズが大きいファイルのことです。ワードやパワーポイントなどの一般的な文書ファイルであれば2MBが目安となります。2MB以下であれば標準のサイズで、2MB以上だと大きいということです。
すべてのデータファイルから容量の大きいファイルを迅速かつ安全に探し、不要なファイルを削除する場合は、次の部分に進んでみましょう。
この部分では、Windowsコンピュータ上で容量の大きいファイルを見つけて削除するための3つの方法を紹介します。
読み取り専用、アーカイブ、非表示、システムは、一般的なファイルプロパティです。非表示またはシステムファイルに設定されたファイルは、ファイルエクスプローラーでは表示されません。そのため、「隠しファイル」にチェックを入れておき、通常のファイルに加えて巨大な隠しファイルを探します。
ステップ 1. タスクバーのアイコンをクリックして、ファイルエクスプローラーを開きます。
ステップ 2. 左の「PC」をクリックします。
ステップ 3. 「表示」タブに移動し、右側の「オプション」をクリックします。「フォルダーオプション」の「表示」タブを選択して、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェックします。そして、「適用」→「OK」をクリックします。
それでは、ファイルエクスプローラーを使用して大きなファイルを検索することができます。
ステップ 1. 左の「PC」をクリックし、検索したいドライブをダブルクリックします。
ステップ 2. 右上の検索ボックスをクリックします。
ステップ 3. 「サイズ」をクリックし、ドロップダウンメニューからサイズのオプションを選択します。サイズのオプションには次のものがあります。
空(0 KB)
かなり小さい(0–16KB)
小さい(16KB–1MB)
中程度(1–128MB)
大きい(128MB–1GB)
かなり大きい(1–4GB)
巨大(>4GB)
コマンドプロンプトも容量の大きいファイルの検索に役立ちます。ただし、コマンド初心者にとって少し複雑かもしれません。
ステップ 1. 「Windows+R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ボックスを開きます。「cmd」と入力し、「Enter」キーを押してコマンドプロンプトを開きます。
ステップ 2. 以下のコマンドを入力します:FORFILES /S /M * /C "cmd /c if @fsize GTR 1048576 echo @path
【例】例えばCドライブで容量の大きいを検索する場合、コマンド「cd C:\ 」を入力し、「Enter」を押します。次に、「C:>forfiles /S /M * /C "cmd /c if @fsize GEQ 1048576 echo @path」を入力します。
コマンド内のサイズを変更することもできます。
CMDは容量の大きいファイルを探すだけでなく、異なるコマンドラインを使用してさまざまな場所のジャンクファイルをクリーンアップすることもできます。
組み込みツールの両方は、コンピュータ上の大きなファイルを基本的に検索できます。ただし、一度ファイルを検索した場合、ファイルエクスプローラーはかなり遅くなります。すべての大きなファイルには時間がかかります。一方、CMDの場合、上記のコマンドラインは検索専用であり、削除操作は実行できません。大きなファイルを処理するために他の命令が必要になります。
手間を省くために、ここで、AOMEI Partition Assistant Professionalを紹介します。これはディスクとパーティションの管理ツールで、Windows 11/10/8/8.1/7ユーザーが効率的にデバイスを管理できます。次の3つの方法でPCをクリーンにするのに役立ちます。
Windows 10で容量の大きいファイルが見つからない場合、「大容量ファイルを削除」を使用して大きいファイルを検索・削除することができます。
ステップ 1. 「AOMEI Partition Assistant Professional」をダウンロードして開き、メイン画面の上部にある「空間を解放」をクリックしてから、「大容量ファイルを削除」をクリックします。
ステップ 2. 新しいインターフェイスでは、すべてのパーティションが一覧表示されます。ターゲットパーティションにチェックマークを付けて、「スキャン開始」をクリックする必要があります(デフォルトでは、システムディスクのみにチェックを入れているが、パーティションにチェックを入れずに「スキャンの開始」をクリックすると、「スキャンするフォルダまたはパーティションを少なくとも1つ選択してください」というプロンプトが表示されます)。
ステップ 3. ターゲットディスクにあるすべての大容量ファイルが検出され、削除したいファイルにチェックを入れ、「削除」をクリックします。赤いオプションには注意を払って処理するようにしてください。
ステップ 4. 新しいウィンドウに、すべてのターゲット大容量ファイルの情報が表示され、それらを削除するとどのくらいのスペースが得られるかを確認することができます。「今すぐ削除」をクリックすると、すべてのターゲットファイルが削除されます。
この記事では、Windows 10で容量の大きいファイルが見つからない場合の対処法を3つ紹介しました。もしファイルエクスプローラーとコマンドプロンプトが合わない場合は、AOMEI Partition Assistantを試してみてください。操作は簡単で、時間を節約します。
さらに、このツールにはパーティションの結合や、空き領域の割り当てるなど、便利なユーティリティがたくさんあります。そして、「ディスクをクローン」や「OSをSSDに移行」を使用して、再インストールせずに簡単にディスクをアップグレードすることもできます。さらに、失われたデータを復元することもできます。Windows Server ユーザー向けのServer版もあります。