【超簡単】データを失うことなくMBRパーティションテーブルをGPTに変換!
この記事では、MBRとGPTの知識だけでなく、MBRパーティションテーブルをGPTに変換する必要がある場合と変換方法についても紹介します。
MBRとGPTについて
MBR(マスターブートレコード)は、広く使用されている古いパーティションテーブルです。MBRディスクでは、最大4つのプライマリパーティションを作成できます。そして、サポート可能な最大ディスクサイズは2TBです。4つ以上のパーティションを作成したい場合には、1つの拡張パーティション(拡張パーティションには、複数の論理ドライブを作成できる)と3つのプライマリパーティションを作成する必要があります。
GPT(GUIDパーティションテーブル)は、新しいパーティションテーブルです。これはインテルの提案しているEFI標準の一部であり、グローバル一意識別子(GUID)を使用してパーティションを定義します。GPTディスク上に個数無制限のプライマリパーティションを作成できます。
MBRディスクとGPTディスクに違いはあります。時には、ユーザーの多様な要求を満たすために、MBRとGPT間でのディスク変換が必要です。
MBRパーティションテーブルをGPTに変換する必要がある場合
場合一:Windows 8をインストールするときに「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。」というメッセージが表示されることがあります。Windows 8だけではなく、Windows 7やWindows Server 2008、2008 R2で発生する可能性もあります。
場合二:上述のようにMBRは、2TBを超えるディスクをサポートしません。無意識に4TBのHDDをMBR形式に初期化したら、そのディスクの全領域をフル活用するために、パーティションテーブルをGPTに変換する必要があります。
場合三:MBRは最大4つのプライマリパーティションをサポートするため、4つ以上のプライマリパーティションを作成したい場合、MBRディスクをGPTディスクに変換する必要があります。
場合四:一部のシステムはGPTディスクをサポートしていません。たとえば、GPT外付けHDDがXPシステムを搭載したコンピューターに接続されている場合、GPTディスク上のデータを読み取ることができず、GPTディスクはGPT保護パーティションとして表示されます。このとき、GPTをMBRに変換する必要があります。
どのようにMBRパーティションテーブルをGPTに変換するか?
ご覧のように、EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。そのため、解決策はMBR形式をGPT形式に変換するのです。しかし、変換方法が大きな問題になります。
もちろん、Windows標準ツール「ディスクの管理」を使用できますが、MBRディスク上にあるすべてのパーティションを削除しなければならないという欠点があります(※変換後、パーティションを新しく作成する必要があります。さらに悪いことには、起動ディスクを変換したあと、OSを再インストールしなければなりません)。
また、コマンドラインを使用してMBRをGPTに変換することもできますが、データ保護ではなく、すべてのユーザーがコマンドラインに精通しているわけではありません。では、この問題を解決するもっと簡単な方法はありますか?
はい、あります。この問題の簡単な解決策を見つけました。これは、すべてのパーティションを削除しなくても実現できます。AOMEI Partition Assistant ProfessionalというMBR/GPTディスクの変換器を使用してください。このソフトは、すべてのパーティションを削除したり、オペレーティングシステムを再インストールしたりすることなく、GPTに変換できます。わかりやすい画面の指示に従って、パソコン初心者でも簡単に操作できます。
Serverユーザや会社向け
◈ Windows Serverで使用可能なAOMEI Partition Assistant Server版もある。
◈ ITサービスプロバイダーや企業である場合、台数無制限のPC&サーバー向けAOMEI Partition Assistant Unlimited版とTechnician版をお勧めする。
◈ AOMEI Partition Assistant Technician版は上記の機能以外、クライアントに有償技術サービスを提供する。
● この4つ(PA)バージョンの相違
データを失うことなく、GPTにMBRを変換する詳細手順
以下はAOMEI Partition Assistant Professionalを使用してMBRパーティションテーブルをGPTに変換する詳細な手順です。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードして起動します。メインインターフェイスで変換するディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。
ステップ 2. ポップアップする2つのウィンドウで「はい」をクリックします。
ステップ 3. 保留中の操作が表示されます。「適用」⇒「続行」をクリックして、GPTディスクへの変換を実行します。
Windowsを正常に起動するには、BIOSに入ってUEFIをLegacyブートモードまたはLegacyをUEFIに変更する必要があります。
MBRパーティションテーブルをGPTに変換するよくある質問
Q1:MBRパーティションテーブルをGPTに変換するメリットは何か?
A1:MBRからGPTに変換することで、大容量のストレージを最大限に活用できます。また、GPTはセキュリティ機能やパーティションの管理が向上しているため、信頼性と柔軟性が増します。
Q2:MBRパーティションテーブルをGPTに変換する手順は何か?
A2:MBRからGPTへの変換は、専用のパーティション変換ツールを使用する必要があります。一般的に、データのバックアップ、変換ツールの実行、パーティションの再作成、ブートローダーの修正などのステップが含まれます。
Q3:MBRパーティションテーブルをGPTに変換する際、データの損失はあるか?
A3:MBRからGPTへの変換プロセス自体はデータの損失を伴いません。ただし、変換前に重要なデータのバックアップを取ることを強くおすすめします。
Q4:MBRパーティションテーブルをGPTに変換するための要件はあるか?
A4:MBRパーティションテーブルをGPTに変換するには、64ビットのオペレーティングシステム(Windows 7以降)やUEFI対応のマザーボードが必要です。
Q5:MBRパーティションテーブルをGPTに変換するときに注意すべきポイントはあるか?
A5:MBRからGPTへの変換はデリケートな手順ですので、正確な手順を守る必要があります。また、重要なデータのバックアップや十分な知識を持つことが重要です。
結論
これで、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクには、MBRパーティションテーブルがあります。EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。」というエラーを解決しました。それが最も簡単な方法だと思います。また、AOMEI Partition Assistant ProfessionalはGPT形式とMBR形式間での変換のほか、FAT/FAT32からNTFSへの変換、プライマリパーティションから論理ドライブへの変換、SSDへのOS移行、「Windows To Go Creator」などの機能も備えています。
ご参考になれば、幸いです。ここまでありがとうございました。最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!