3つの方法!Windows 10でブータブルUSBを作成する

この記事では、Windows 10でブータブルUSBを簡単かつ効果的に作成するためには、CMD、Windows USB/DVDダウンロードツール、メディア作成ツール、3つの方法を紹介します。そして、Windowsを直接使用できるのサードパーティー製ツールも紹介します。ぜひ読んでください!

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年12月19日

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Windows 10でブータブルUSBを作成する理由

Windows 10のOS(オペレーティングシステム)に異常が発生し、PCの起動速度が遅くなったり、さらに起動できないとき、みんなはどうしますか?まずネットで解決策を探すでしょう。運が良ければ、この問題を解決するための効果的な方法を見つけることができます。逆に運が悪ければDVDまたはCDからOSを再インストールすることになります。でも、もしお使いのPCにDVDまたはCDががない場合はどうしますか?

このような状況では、ブータブルUSBを利用することが最適な選択肢です。Windows 10をこの作成したUSBドライブから再インストールすることができます。また、USBメモリはポータブルで、ほぼすべてのデスクトップやラップトップコンピューターと互換性があリます。さらに、USBドライブからOSをインストールするのは、DVDやCDからインストールするよりも早いです。そのため、ブート可能なUSBを作成し、手元に置いておきたいというユーザーがますます増えています。

Windows 10をインストールためのブータブルUSBを作成する3つの方法

この部分では、オペレーティングシステムをより柔軟にインストールできるように、3つの方法を共有します。では、始めましょう。

注:どの方法を選択するにせよ、プロセス中に必要なファイルのコピーが保存されていることを確認してください。オペレーティングシステムをインストールするとき、これらのファイルは消去されるためです。ここで無料のバックアップツールAOMEI Backupperをおすすめします。

1.コマンドプロンプトを使用する

まず、コマンドプロンプトを使用してブータブルUSBを作成する方法を説明します。

事前準備:
公式サイトからWindows 10のISOファイルをダウンロードします。
USBメモリが少なくとも5GBの空き容量を持っていることを確認してください。

ステップ 1. 「Win+R」を同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。そして、「cmd」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ 2. コマンドプロンプトウィンドウが開いたら、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押してDiskPart.exeツールを起動します。次に、以下のコマンドを順に実行します。

list disk
select disk #(#はUSBのディスク番号です。)
clean
create partition primary
select partition 1
format fs=ntfs quick(UEFIブータブルUSBを作成する場合は、「format fs=fat32 quick」と入力してFAT32形式でフォーマットします。)
active

ブータブルUSBの作成

USBメモリをフォーマットし、プライマリパーティションをアクティブに設定したら、「Exit」と入力して「Diskpart.exe」を閉じます。その後、ファイルエクスプローラーを使用してWindows ISOのすべてのコンテンツをUSBメモリにコピーします。

★もしファイルのコピーが失敗した場合はどうすればいいですか?
Windows ISOファイルが4GBを超え、FAT32ファイルシステムのファイルサイズ制限を超えた場合、ファイルをUSBメモリに保存できません。その場合は以下の手順で対処してください。

1.Windows ISOファイル(sources\install.wim)以外のすべてをUSBドライブにコピーします(ドラッグ&ドロップするか、以下のコマンドを使用してください。ここでD:はマウントされたISO、F:はUSBメモリです)。

robocopy D: F: /s /max:3800000000

2.Windows ISOファイルを小さいファイルに分割し、それらをUSBメモリにコピーします。

Dism /Split-Image /ImageFile:D:\sources\install.wim /SWMFile:F:\sources\install.swm /FileSize:3800

2.Windows USB/DVDダウンロードツールを使用する

次に、Windows USB/DVDダウンロードツールを使用する方法を紹介します。このツールを使用すると、USBメモリにISOファイルのコピーして、ブータブルUSBを作成することができます。

事前準備:
公式サイトからWindows 10のISOファイルをダウンロードします。
USBメモリが少なくとも5GBの空き容量を持っていることを確認してください。

ステップ 1. Windows USB/DVDダウンロードツールをダウンロードします。

注:このツールの名称は「Windows 7 USB/DVD Download Tool」と表示されていますが、Windows 10でも正常に動作します。

ステップ 2. ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックし、「Windows 7 USB/DVDダウンロード ツール セットアップへようこそ」画面に入ったら「次へ」をクリックします。

Windows 7 USB/DVDダウンロード ツール セットアップ

ステップ 3. 次のウィンドウで「インストール」ボタンをクリックし、インストール処理を開始します。

インストール

ステップ 4. インストール処理が完了したら、「完了」をクリックして、画面を閉じます。

完了

ステップ 5. Windows 7 USB/DVDダウンロードツールを実行し、「ソースファイル」ボックスに、WindowsのISOファイルの名前とパスを入力してください。あるいは、「参照」をクリックして作成したWindowsのISOファイルを選択し、「開く」をクリックします。「次へ」をクリックします。

参照

ステップ 6. 「USBデバイス」をクリックして、USBメモリにコピーを作成します。

メディア タイプ

ステップ 7. USBドライブを選択し、「コピー開始」をクリックします。

コピー開始

完了したら、USBドライブのルートフォルダに移動して、「Setup.exe」をダブルクリックしてWindowsをインストールします。

3.メディア作成ツールを使用する

多くのユーザーはメディア作成ツールを使用しがちです。ここではこのツールを使用してWindows 10でブータブルUSBを作成する方法についても説明します。

ステップ 1. メディア作成ツールをダウンロードし、管理者として実行します。

ステップ 2. ライセンス条件の画面で「同意する」を選択します。

適用される通知とライセンス条項

ステップ 3. 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択し、「次へ」をクリックします。

次へ

ステップ 4. 言語、アーキテクチャ、エディションを選択し、「次へ」をクリックします。

  • 言語-複数の言語からひとつを選択します。
  • エディション-「Windows 10」が選択できます。
  • アーキテクチャ-「32ビット(x86)」、「64ビット(x64)」、「両方」が選択できます。

言語、アーキテクチャ、エディションの選択

ステップ 5. 「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。

USB フラッシュ ドライブ

ステップ 6. 表示されるリムーバブルドライブの一覧から、インストールメディアの作成に使用するUSBメモリーを選択して「次へ」をクリックします。

USB メモリーを選択

ステップ 7. 完了したら、ツールは最新のWindows 10のインストールファイルをデバイスにダウンロードし始めます。

完了すると、このデータがUSBメモリに書き込まれ、USBが最新のWindows 10セットアップでブータブルになります。

Windowsを直接使用できるブータブルUSBを作成する方法

上記の内容は、OSをインストールするためにブータブルUSBメモリを作成する方法について説明しました。他の古いOSのコンピューターでWindows 10 OSを実行したい場合、ブータブルUSBを使ってWindows 10を直接使用することができます。このとき、無料のパーティションマネージャーに頼ることができます。AOMEI Partition Assistant ProfessionalはWindows 11/10/8/7とWindows XP/Vistaなどと互換性があります。下記はこの無料のツールを使用して簡単にポータブルブートUSBを作成する方法を詳しい説明します。

ステップ 1. このソフトをダウンロードし、AOMEI Partition Assistant Standard Professionalをインストールして実行します。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 2. メイン画面で、「ツール」>「Windows To Go Creator」をクリックします。

Windows To Go Creator

ステップ 3. 「パーソナルコンピューター用にWindows To Goを作成」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

また、Mac上でUSBからWindowsを起動することもできます。ここの「Macデバイス用のWindows To Goを作成」選択します。

パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成

ステップ 4. 「インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成」を選択し、準備したISOファイルを選択します。「次へ」をクリックします。

お使いのコンピューターにインストールされている現在のオペレーティングシステムでブータブルUSBを作成したい場合は、ここの「現在のシステムでWindows To Goを作成」を選択します。

インストールディスク/ISOからWindows To Goを作成

ステップ 5. 準備したUSBドライブを選択し、「続行」をクリックします。

続行

完了したら、ブータブルUSBをコンピューターに挿入し、BIOSでブート順序を変更し、作成したUSBからPCを起動します。

まとめ

この記事では、Windows 10をインストールためのブータブルUSBを作成する3つの異なる方法と、他のコンピューターでWindows 10を実行するためのブータブル(ポータブル)USBドライブを作成する方法を紹介しました。場合によって選択してください。破損したMBRやディスクエラーに起こしたブート問題を修復するためにブータブルUSBを作成したい場合は、AOMEI Partition Assistant Standard Professionalも大いに役立ちます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。